トレーニングバイクであるフジ号は、シングルの6速仕様にしているが、下り坂でシフトアップすると、かなりの確率でチェーンがアウト側に落ちてしまう。

結構、イラッとしていた。

チェーンが落ちないよう、できるだけトルクをかけた状態でシフトアップするが、それでも落ちる。

原因は、チェーンラインが合っていないことだろう。

クランクが戴きもののサンツアー・スプリント、BBがカンパのベローチェ111mmを装着しているからだろう。

サンツアーのシュパーブ規格とカンパはテーパー角が同じだが、それだけではダメなのだろう。

多分、シャフトを115mmにすれば、クランクがやや外側に移動するので大丈夫だと思う。

しかし、BBの交換は面倒だし、交換したところでチェーンが落ちなくなる保証はないので、フロントをダブル化することにした。

ギアは、Wレバーが、ダイアコンペのラチェットタイプ。これは、学生時代に使用していたサンツアー・スプリントと全く同じ。
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フロントディレイラーが、子供のMTB用に買ったが使わなかった、サンツアーのMTB用?のX-1。
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しかし、一筋縄ではいかなかった。

フロントディレイラーの羽の外側がチェーンリングと平行になるようにセッティングし、ワイヤーを張って調整したが、一定のリズムで何か擦れる音が発生。

原因は、羽とクランクが干渉していることだった。
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やはり、MTB用が災いしたか。

羽を少し内側に回転させ、何とか終了。

これで、チェーン落ちのストレスから解放される。