台風一過で空気が澄んでいるのではないかと期待し、猛暑の中、サイクリングに行ってきた。
朝は犬の散歩などがあるので、7時を過ぎてから出発。
横浜線の片倉駅で電車に乗り、町田で小田急に乗り換え、新松田駅に降り立つ。
南口で自転車を組み立てていると、電車通過のアナウンスが聞こえてきた。
カメラを取り出すが、なかなか準備ができない。
来た、と思ったら、珍しいオレンジの車体だった。
撮れてるかどうか自信がなかったが、何とか写っていた。
9時15分に新松田駅を出発。
今日の予定は、足柄峠を越えた後、途中、仕事の下見の下見をした後、籠坂峠を越えて大月まで走る予定。
この猛暑の中、今の脚力では無謀だったかもしれない。
足柄峠に向けて県道78号に入ると、まず酒匂川を渡る。
富士山がしっかり顔を出している。
静岡県側に出ている雲が気になるが、足柄峠での景色が期待できる。
県道を西に進むが、背中に日が当たり、おそろしく熱く、まるで湯たんぽでも背負っているかのようだ。
さらに全般的に急勾配で結構脚に来るし、汗をどんどんかくので、ドリングが減るペースも速い。
のどかな風景
足柄峠には何度か来ている。
富士山を見るのが目的で、秋や冬が多かった。
お彼岸に来た時は、この辺りでは彼岸花がきれいだったことを覚えている。
周辺の田んぼでは畔の草刈りがされていた。
とにかく暑いし、急坂も多いので、汗が噴き出す。
ケヤキの大木の日陰で休憩する。
矢倉沢との分岐を過ぎると、民家も少なくなり、日陰が所々出てくる。
箱根金太郎ロードという標識が現れた。
前回来たのは10年ぐらい前で、当時は名称もなかったし、そんなに整備されていなかったように思う。
これを書くときに調べたら、林道を格上げ改修し4年前に開通したようだ。
分岐点近くの温度表示は31℃。
カメラを構えた時は、確か30℃だったが、シャッターを切った瞬間に1℃上がったようだ。
しかし、31℃にしては暑い。
その向こうには、見覚えのあるモミジの木
ブログはmixiで始めたが、最初に書いた記事が足柄峠へのサイクリングで、このモミジが紅葉した写真を掲載した。
そういった意味でも懐かしいモミジだ。
急坂がずっと続くので、時々止まって息を整えないといけない。
こんなにきつかったっけ?
日陰に来たので少々休憩。左端に足柄古道の標識が出ている。
向こうに見えている坂を過ぎると、また休憩。
足柄古道が横切っている地点だ。
こんなことを何度も繰り返すうち、1.2リットル用意したドリンクが尽きてしまう。
ようやく峠近くの展望台に到着すると、当然、休憩。
国府津方面の景色だろうか?
ここまで来ると峠は近いので、元気が出てくる。
県境なので、ここが峠だろう。
峠からは眺望が効かないが、足柄城址に上れば富士山を拝むことができるので、もうワクワクしている。
城址下に到着。
自転車を持って階段を上る。
上は草原。
シカの糞がいっぱいあったので、シカが刈払いしているのだろう。
石標の下では幸運にも少し頭が見えている!
石標に上る。
うーん、満足。真夏にこれだけ見えれば上出来だ。
金時山方面
さて県道に戻ると、下りながらチラチラと富士山が見えるのが嬉しい。
途中草が刈りはらわれている箇所があった。
富士山の麓に広がる裾野が美しい。
さらに行くと、よく整備された展望台があった。
10年前はこんなに整備されていなかった。
ここで絶景を堪能する。
インスタにアップするためiPhoneで撮った写真
iPhone16eは、さすがに性能がいい。
展望台を過ぎると急坂の下りとなり慎重に小山町まで下る。
国道沿いにセブンがあったのを覚えていたので、そこでドリンクと昼食を調達しようと思っていたが、その手間にマックスバリューがあったので方針転換。
2リットルのアクエリアスと、500ccのお茶とおにぎり3個を買う。
お茶は一気飲みし、アクエリアスはボトル2本に入れ、お茶が空になったペットボトルにも入れ、残りは飲み干す。
これで当分水分補給は大丈夫だろう。
気を良くして次の目的地に向かうが、記憶にある風景が出てこないので地図を確認すると、須走に向かう道ではなく御殿場に向かう道に入っていた。
坂を下って引き返し、上り直す。
振り返ると開通前の新東名高速道路の橋脚が見えた。
この区間は出来上がっているようだ。
ここからは結構上った。
汗が噴き出すので、足柄峠と同様、日陰が出てくると休憩する。
途中からは上りの勾配が緩くなり、景色も楽しめるようになる。
綺麗な水田だ。
富士スピードウェイの前を通る。
なんかイベントをやっているみたいで、スポーツタイプの車が時々入っていった。
富士霊園。富士山が見える霊園とは、なかなかいいなぁ。
この辺りまで来ると、走っていて立ち止まったりすると、汗でビショビショノ自分のTシャツから臭いにおいを発するようになってくる。
この後、2カ所あるうちの2カ所目の仕事の下見の下見を終え走り出すと、右脚の内腿が攣り始めた。
これはまずい。
しばらく止まって様子を見る。
叩いたりゆすったりして、何とか収まった。
下見を終えて1個だけ食べたおにぎりの効果かもしれない。
しかし、この脚の状態だと、籠坂峠越えは厳しいかもしれない。
ここから御殿場に下ることも考えたが、また小田急と横浜線で輪行すると考えると憂鬱になる。
一方、須走まで行くと道の駅があり、そこでシャツを洗って臭いにおいを解消できる。
脚も回るようになってきたので、服を洗うことを最優先に道の駅を目指す。
やっと着いた。
富士山の湧水でシャツを洗って絞り、再び着ると冷たくて気持ちいい。
臭いがしないのもグッド。
ついでに鉢巻、ハンドタオルも洗い、レーパンに水を掛けて汗を流す。
あー、さっぱりした。
では、どこから帰るか?
籠坂峠までは、標高差が300m弱なので、多分越えられると思う。
疲れ具合や家に着く時間を見ながら、富士吉田までにするか、大月まで行くかを判断すればいい。
一方、御殿場に下るとすると、40分後に出る国府津行きは厳しいと思う。
その後だと、1時間以上間隔があくので、それならば新松田駅まで行けば、そっちの方が早いと思う。
ただ、気象レーダーを確認すると、富士吉田ではまさに夕立が来ているようだ。
現に、雷の音が遠くでしているし。
このまま籠坂峠を越えると全身ずぶぬれになり、自転車も相当汚れるのは避けられない。
そう考えると方針は決まった。
新松田駅を目指そう。
道の駅から出る時に証拠写真を撮っておく。
富士山の方向
籠坂峠の方向
下りは快調で、まずは県道150号。水田がきれいだ。
さらに、246号、394号とつないで、小山町に入る。
その後は、また246号を行った後、途中から旧道の県道76号に入り酒匂川沿いに下って行く。
最後は、酒匂川の堤防上の気持ちのいい道を通った後、新松田駅に16時45分に到着。
トイレで用を足しシャツを着替えたいので、北口に回る。
自転車をたたんだ後は急いで用を足し、まずはホームに上がる。
最後尾まで行ってから、ホームの端でシャツを着替える。
入線してきたのは、往きと同じ新型車両、快速急行新宿行き。
運転席裏にバーがあるので、ここに輪行袋を括り付けることができる。
最後尾の車両なので、空いた席はあり、夕方にもかかわらず混むことはなかった。
町田で横浜戦に乗り換え、家には18時45分ごろに到着。
すごく暑かったが、いいサイクリングだった。
これで富士山が見えなかったとしたら、こんな満足感はなかっただろう。
それにしても、真夏のサイクリングは、しばらくは止めておこう。
やるとしても、せいぜい輪行なしの50kmぐらいかな。




























