先日の浜益方面へのサイクリングでスポークが1本切れた。

抜き方がわからないので、そのまま走って帰ってくることになる。

スポークが1本ないまま80km走ったが無事でよかった。

ZONDAのホイールは、インパクトのあるエアロスポークが気に入っているので、何とか修理したい。

振れ取り台もテンションメーターも持っているので大丈夫だろう、と簡単に考えた。

しかし、そうは問屋が卸さない。

まずは、スペアスポークの調達。

WEBを検索しまくって、何とかスペアスポークの在庫がありそうな通販サイトを見つけた。

自分の持っているZONDAはリム幅が2cm幅時代のものなので、「WH-016ZOC / 15C 20.5mm幅 / 前4本」を選択し配達を待つ。

その後配達されたスペアスポークを見て唖然とすることになる。

買ったスペアスポーク
P8040025

封を切らずに箱の小窓から覗いてみると、え~、自分のZONDAより細い!?
P1070221

あ~、しまったー。

3,000円ちょっとしたのに・・・。

さらに調べて分かったのが、自分が買うべきは、2006~2009年のモデルで、WH-105ZOCという品番のものだったことが判明する。

すぐに買ったお店に問い合わせたら、お店にもカンパ本社にも在庫がないとのこと。

しかし、フロント2本、リヤ左右各2本がセットになったKIT-400ZOという品番のミニキットならカンパ本社に1セットだけ在庫があるって。

うぉ~、薄氷を踏む思いだ。

5,000円以上するが、早速注文した。

これで一安心と思ったら、また、行く手を阻まれた。

時間ができたので切れたスポークを抜こうとしたが、これが全然抜けない。

カンパのほかのモデルだと、ハブシャフトを抜けば玉受けの辺りからスポークを差し込める構造のようだが、ZONDAはそんな構造ではない。

スポークの頭は見えない。
P8040005

説明書を取り出してよく見たら、解決策がようやくわかった。

日本語の説明書がなく英語なので、それだけで、おぇっとなってしまう。

該当箇所
P8040022

老眼で細かいものが見えないので、この図の意味するところがよく分からなかったが、英文を読み答えが出た。

説明文
P8040023

tweezersという単語が分からない。

調べると、ピンセットのようなもの。

図と照らし合わせると、ピンセットでスポークの頭にある何かを外すらしい。

先の細いピンセットは八王子の自宅にしかないので、近所のホームセンターに買いに行こうかと思ったが、試しに千枚通しを使ってみることにする。

ちょっと手こずったが、無事外れた。
P8040018

スポークの頭にあったのはゴム製の短いチューブ。拡大すると、
P8040015

ついでに説明書も拡大すると、
P8040022-2

なんだ、拡大したらすぐに分かったのに・・・。

でも、良かったー。

これで、次の作業に進める。

9月入荷ということなので、その間はマビック・キシリウムエリートの出番だ。

クロモリのフレームにはシルバーの方が似合うかも。
P8040020