最近はまっている身体への意識。

Tarzanの猫背の特集で紹介されていた丹田。

それ以前に意識していたのが、ランニングするときに腰背部に壁を作り壁を土台にして脚を振り出すこと。

これはこれで効果はあったので、千歳JAL国際マラソン大会でこの動作を徹底しようと思っていた。

ところが、大会前日に、丹田が重要だと知ってしまった。

腰背部の壁も丹田も似たようなものかと思い、大会では丹田を意識し、丹田をその真後ろの腰椎(反っている部分)に押し付けるようにして走った。

中間点付近では大臀筋の横側に疲労が出て終盤は辛かったが、歩くことなく完走でき、ゴールタイムが去年よりも1分ぐらい速かった。

意外だったのが、以前はフルマラソンでゴールに着くと、いつも腰の反った部分がカチカチになっていて最初に座り込むときに痛かったが、今回はそうした症状はなし。

そこで、水泳にもこの意識を取り入れてみた。

先週の練習では効果を感じたが活かし切れてなかった。

そんな中、今日の練習では、以下のような怒涛の気づきとなった。
  • 丹田を意識して腰椎を水面に押し上げる意識でキックのドリルをしている時、右呼吸の息継ぎでは腰椎が落ちてしまう。左呼吸では意識しなくても落ちないのに。
  • 左と右を比較したら、左呼吸の時の右手の掻き出しでは右の腰背部が伸びている。
  • それで、右呼吸で左手の掻き出しの時に左手で伸び上がる意識で腰背部の左を伸ばしてみたら腰椎が落ちなくなった。
  • しかも、腰背部を伸ばしている間に息継ぎをすると、空気を深く吸い込むことができた。
  • この動作をサイドキックにも生かし下側の腰背部を常に伸ばす意識を持つと、進みが悪かった右向きも改善した。
  • 今度は6ビートにも取り入れてみたら、これもビンゴ。グライドで、その側の腰背部を伸ばすと下半身に浮力が生じる感覚で、水に乗っている感じ。
  • 浮力が生じているからか、今までよりも楽に泳げるようになった。ピッチを落としても大丈夫。
  • 次いで2ビートにも取り入れたら、すごくスムーズになった。下半身に浮力を感じるのが発展して、肩甲骨の下あたりに水が流れるのを感じるようになった。
  • ただ、ローリングを深くすると水の流れは感じなくなるので、できるだけフラットに泳ぐ必要がある。
  • 最後の500mのメニューでは序盤はフラットに泳げたが、疲れてくるとプルの推進力が落ちるためか、ローリングを深くしないと深い呼吸ができなくなった。
  • グライドする側の腰背部を伸ばす=グライド側の背中で軸を作る意識でいくと、ローリングが深くなってもいいようだ。
水泳では、このように良い結果を生んでいるし、実は自転車のペダリングでも効果を感じている。

丹田を意識して腰椎を後ろに押し付けつつ前に踏み出すと、ペダリング中にトルクが途切れず巡航スピードが上がる。

これは先日、手稲山のTTでタイムが短縮し実証された。

もう日常的に丹田と腰背部を意識している感じ。

どんなスポーツでも、上手な人の型をまねても上手くいかないのは、型が同じでも、どの筋肉、どの部位を意識しているかが違うからだと思う。

この意識は続けたい。

画像がないブログは寂しいので、今日のミニバラの画像を乗せておこう。

グリーンアイス
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レンゲローズ
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