8月末の北海道マラソンに向けての練習開始。
6月初めの千歳JAL国際マラソンの疲れも抜けただろうから、長い距離を走ろう。
ということで、真駒内方面に行くことにした。
天気予報は1日曇りで気温が低めだし、千歳JAL国際マラソンではスタミナ切れがほぼなかったから、2時間ぐらい走っても大丈夫だろう。
豊平川の河川敷に出て、上流に向けて淡々と走る。
藻南公園公園まで来ると、先日のヒグマの出没によりロープで閉鎖されていたが、構わず公園に入る。
懸垂ができる遊具を見つけたので写真を撮る。
対岸に渡り公園に入ると、そこはかつての石切り場だった。
説明板が設置されてあった。
石を運搬するトロッコかな?
石で作られた構造物がいっぱい。
遠い昔、支笏カルデラが噴火して発生した火砕流が札幌市まで押し寄せたそうで、この辺りで採掘されたのは、火砕流が固まったできた凝灰岩だそうだ。
軟石と呼ばれる堆積岩で、説明板ではクサビやツルで切断するとされているが、職場の先輩の話では、ノコギリのような器具で切断することもできるらしい。
なかなか興味深い。
上の方には、切り出していたことがわかる痕跡があった。
ボルトを打つことができれば、人工登攀の練習場になりそうだ。
石の切り出しがされなくなってだいぶ経つので、木が生い茂っている。
環境保全に敏感な世の中なので伐採は難しいかもしれないが、産業遺産とも言えるものなので、整備してほしいところだ。
大きな葉っぱのミズナラ。
走りを再開して少し行くと、「軟石」とは反対の「硬石」が採れる硬石山が見えた。
上の写真では土っぽく見えるが、先週この近くで見た崖は、いかにも硬そうな岩だった。
平岸通りに出て折り返すと下りになるが、急に脚が重くなってきた。
豊平川に出るとさらに重くなり、大きくペースダウンする。
予定では中島公園に寄って帰るつもりだったが、無理なのでミュンヘン大橋から帰ることにする。
なんとか、走って帰ることができたが、帰ってから確認すると前半がキロ6分13秒だったのに対し、後半はキロ6分45秒。
今日は朝食前の練習だが、そもそも、ここ3週間はろくに練習していなかったので、脂肪燃焼能力が落ちたのかもしれない。
これから朝練を増やしていこう。