半年ほど前にBluetoothイヤホンを買った。
HARMANのTUNE115BTという、コード付きのもの。
それまで使っていたイヤホンは、iPhoneで使っていたが、音には満足していた。
その前に持っていたものよりも音が良かったから。
なので音に不満はなかったが、新幹線に乗ってiPhoneで音楽を聴いていてトイレに行くとき、音楽を聴きながらだと、胸にポケットがない服ではコードが長くなり邪魔になるのが気になっていた。
そこで、ネットで調べたら安いのがあったので買ってみた。
手元に届いて使ってみたら、当時使っていたイヤホンよりも、さらに音が良くてびっくりした。
自宅に帰るときに使ってみたら、買物とかしているときに首の後ろ側にイヤホンが落ちてしまったり不都合が生じた。
何かいい方法がないかと調べたが、納得できるのが見つからない。
となると、自分で作るしかない。
まず考えたのが、女性が使う円状の髪留め。
これを首にかけることにして、コードを這わせる。
しかし、100均で現物を見ると、首に干渉しそうなサイズなので諦めた。
それで、形状を記憶する線状の素材がないかと思い、ホームセンターに行ってみた。
いいのを見つけた。
アルミの針金。
確か3mぐらいで300円強。
そんな長いのは要らないので100均に行ってみたら、太さが2mmと3mmのものがあったので、両方買ってきた。
これをそのまま使うと繰り返し曲げ伸ばしすることで、いずれ折れてしまうのではないかと思い、ロードバイクのアウターケーブルと組み合わせて使うことにした。
まずは試作。
はじめに、2mmの方をアウターケーブルに差し込んでみる。
途中までは入ったが、プライヤーで挟んで押し込んでみても入らない。
また、形状を記憶するには強度が足りず、ケーブルが真直ぐになろうとする力に負けてしまう。
2mmの方はあきらめた。
ただ、3mmの方は、テープで固定するぐらしか方法が思いつかない。
放置していても、曲がりは変わらない。
首にかけてみたら、ちょうどいい長さで、イヤホンが引っ張られて耳から落ちることもないし、重量も気にならない。
ただ、白のケーブルじゃない方がいいんじゃないかと思う。
オレンジのものもあるので、あとで交換しよう。
テープも目立たないようにして。
機能的には満足な出来。
今度自宅に帰るときが楽しみだ。