今回のサイクリングの目的は、福岡県境のトレースを完成させること。
最後まで残っていたのが、大牟田、久留米間。
この区間だけ走っても楽しめないので、九千部山を追加した。
出発前にタイヤに空気を入れようとしたら、なんと前輪がパンク。
今回の往路は輪行でなくてよかった。
前輪のパンクはピンホールだったが、タイヤへの残留物はなかった。
原因となった物が見つからなく不安だったが、しっかり確認したので大丈夫。
前回のサイクリングの終りの方で針状の物を踏んだのだろう。
20分ぐらいで作業を終え、7時20分に出発。
前回と同じ外環状線を通って、那珂川市方面に向かう。
天気はいいが、日差しが強く、九千部山は少し霞んでいる。
九千部山には一度行っているので、分岐点もすんなり通過。
那珂川鳥栖線に入ると静かになり本格的な上りが始まる。
太陽を背にすると、景色はクリアー。
水・木のランニングで脚に疲れがあるかと思ったが、結構調子よく上れる。
頑張りすぎたためか、佐賀県境に出る手前辺りから、左腰が痛くなってくる。
その頃、下ってくるサイクリスト2人とすれ違う。
立ち漕ぎを織り交ぜながら、無事頂上に到着。
三角点の前で。
頂上は切り開かれていて、鳥栖市や佐賀市を見渡せる。
残念ながら、九重山、阿蘇山、雲仙普賢岳は見えない。
標柱のある場所で。
展望台にも上る。
背振山
福岡市方面
東側奥の手前には、前回九千部山の後に行った基山が見える。
頂上近くの草スキー場を確認できる。
さて、ダウンヒル。
気温が低いので、Tシャツを2枚重ねにする。
暖かいところまで下りてきた。コスモス畑が見える。
すごく鮮やか
河内ダムまで下りてきた。
鳥栖市に下りてからは、県道17号で久留米に向かうが、結構交通量が多く、しかも路側帯が狭い。
佐賀市に向かう道が分かれてからは走りやすくなる。
筑後川を渡る。
河川敷は結構賑やか。
トレースをつなぐため、西鉄久留米駅前の交差点まで行ってから、再び筑後川に向かう。
左岸を走っていると、カヌーの練習場所だろうか。何人もカヌーをしている人がいる。
その後、川を間近に見れる右岸に出て河口に向け下って行く。
筑後大堰
画像の左上に何か繊維状のものが写っている。
途中でレンズをコンビニのお手拭きで拭いたときに付いたのかなぁ。
その前のカヌーの画像で、すでに写っている。
大堰の下流側
黄金色の田んぼ。
車道のない堤防上は気持ちいい。
筑後川は大河だ。
だいぶ下ってきた。中州を経由して左岸にわたるポイント。
中州の下流側に行くと、鉄道橋と思われる橋があり、人影も見える。
跳ね上げ橋だろうか?
これは行ってみる価値がある。
予定にはなかったが行ってみる。
やはり鉄道橋だった。
往時の風景
船舶を通すために橋梁が上がるようで、昇開橋と呼ぶ。
中央部まで行ってみる。
誰もいないので乗って少し走ったら中央部にいた係の人に注意され、すぐに降りる。
中央部に着き見上げる。
引き上げ始めると、ゲートが閉ざされ、物々しい雰囲気になってきた。
あっ、橋が上がった!
橋も楽しんだし、あとは大牟田に向けひたすら走るだけ。
広大な田畑の中を行く。
大豆畑
黄色く色づいた田んぼ。
遠くに見えていた巨大な橋の近くまで来た。
橋の頂上に着くと有明海だ。
振り返ると、あちこちで煙が上がりけぶっている。
みやま市を過ぎると、次は大牟田。
大牟田に着いた後、三池港の展望台に行こうと思っていたが、暑いし、この状況では景色も期待できないので、三池港はパスし大牟田駅に向かう。
大牟田駅にはコンビニがあったので、昼食を買って冷房の効いた車内で食事をしたい。
その欲望には勝てなかった。
駅に到着。
20分後に特急が出るので、急いで身支度をする。
無事車内の人となった。
冷房の効いた車内は快適。
ただ、14時25分発という早い時間帯だったので、結構乗客がいたのは誤算だったが、席はちゃんとキープできた。
驚いたのが、自転車をそのまま車両に持ち込んでいるサイクリストがいたこと。
改札口で手続きをしていたので、そういう仕組みなのだろう。
暑かったのでガリガリ君。美味しかったのは言うまでもない。