折角の晴天なので、あまり疲れを残さないよう短いサイクリングに出かけた。

若杉山と志賀之島を組み合わせる計画もしたが、間をつなぐコースが気に入らず躊躇していた。

しかし、たまたま東原林道の存在を知りコースを組んだ。


出発は9時20分。

福岡都市高速の下の福岡外環状道路をアプローチに使う。

道幅が広く信号ストップも少ないので、途中までは快適だった。

しかし、西鉄と交差する部分が覆道になっていて、自転車は進入禁止。

側道から外回り側に行き踏切を通過。

すぐに、JR鹿児島本線と交差し、ここも本線は覆道。

ここは歩道橋を上らされた。

この2か所は予想外だったが、トータルでは快適だったと思う。

東原林道の入り口まで、道に間違えずスムーズに来ることができた。

林道入り口の手前に大きな神社があった。
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宝満神宮寺。

神社なのか、お寺なのか、お参りする人も困ると思うが、どうなんだろう。

林道入り口
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散歩している歩行者は自由に出入りしているので、自転車もいいだろうと解釈する。

歩いている人を結構見かけるが、みんな挨拶してくれる。

途中までは整備された舗装路だったが、下りに転じる辺りから、台風などで落ちた枝がかなり散乱していて注意して下る。

篠栗町から上がってくる道にぶつかると、一転して路面はきれいになった。

上り始めてしばらくすると、明王院というのがあったので、寄っていく。
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お清めの水があったので、ボトルに汲んでいく。
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走行中この水を飲んだが、米ノ山の頂上に着いてから地図を確認したら、ちょっと微妙。

上流を地図で辿ると、水源付近にお寺があった。

飲んで4時間以上経って異常はないので大丈夫だろう。

結構奥まった位置に本堂があった。
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その理由が分かった。滝行ができる滝があるからだ。
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ここも篠栗新四国八十八か所の一部を構成している。

弘法大師が修行をした地なので、滝行ができる場所にお寺を作ったのだろうか。

お参りしたおかげで脚の疲れが少し抜けた。

上りを再開すると、杉の大木が多い区間に入った。
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ここは国有林で、九州森林管理局の保護林に指定されている区域だ。

孤立木はかなり伸びがある。
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米ノ山に到着。
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晴れが続いたからか、かなり霞がかかっている。空気中の塵だろうか。

残念ながら、福岡市の方向は霞が強く、普段は見える福岡タワーなどは確認できない。

眼下は、篠栗町の中心部。
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一休みしたら下り始める。

同じルートを下っても面白くないので、依然迷いながら上ってきた林道を下ることにする。

ダートだが、草が生えている部分など荒れていない部分をつなぎながらゆっくり下って行けば、ロードでも問題なく下れた。

前回見落とした夫婦杉を探しながら下る。

あった。入り口には石標があった。

ほんの少し山道を下る。
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かなり迫力がある。ここは民有林。

林道は急勾配部分が舗装になっているが、基本は未舗装。

荒田高原に着いた。
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ここからは、快適な舗装路。

下り始めるとすぐ、フィールドアスレチックのようなのがあった。
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さらに下ると、モミジのトンネルの区間があったり、
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金木犀が咲いていたり。
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滝が現れた。
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ここも滝行ができるようになっていたし、近くにお寺があった。

下り切ると国道201号。

すぐに、うどんMAPで紹介されているうどん屋が2軒ある。

どっちも車がいっぱい止まっていたので、パス。

箱崎近くに昔からあるうどん屋さんがあるので、そっちに決めた。

帰りも福岡都市高速の下の幹線道路を行くが、こちらも快適。

箱崎までは道を間違えず行くことができたが、お店の近くまで来て1本筋違いであることに気づく。

しかし、地図の距離感を見誤り、かなり通り過ぎる。

でも、無事お店に到着。
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お店の名前を何と読むのかわからなかったが、出前受けの電話で女将さんが「さんしょう」と言っていた。

お店は狭く、テーブルが6つだったかな。

結構な繁盛店で、色紙が何枚も掲げられていた。

注文したのはえび天うどんにごぼう天をトッピング。
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ここの天ぷらは、円盤状に揚げたもの。

エビは小エビで、ゴボウはかなり細く切ったもの。

福岡のごぼう天は、厚めの短冊状のものが多いが、ここのように細いのは初めてかもしれない。

でも自分としては、食べ応えのある短冊状のゴボウはあまり味わいがなく、こっちの方がいい。

だしは少ししょっぱめだったが、天ぷらの衣が多かったこともあり完食した。

かけうどんが380円、えび天うどんが440円、ごぼう天うどんが440円なので、合計500円のような気もするが、530円だった。

非常にコストパフォーマンスの高いうどんだった。

店を後にすると、あとは道を間違えることなく帰宅。


走行距離:65.00km、経過時間:4時間59分、AVE:19.26km/h、グロス:13.0km/h、獲得標高:839m