先週のサイクリングでフリー調子が朝から悪く、信号ストップ後のスタートで、たまにフリーの爪が噛まずスカッと空回りする症状が始まった。

その前のサイクリングでは全く異常がなかったのに。

寒い部屋に置きっぱなしだったのでグリスが一時的に固まってしまったのだろうか?

博多駅から福間駅まで輪行して福間駅から走り出してからも、時々症状が出る。

三里松原を出て垂見峠を過ぎる辺りから症状がひどくなり、峠の緩い下りで落車してからは、さらに輪をかけた。

リスタートするときは、ゆっくりクランクを回すと爪がなんとか噛んでくれたので、だましだまし帰ることができた。

走っている時は、「多分、爪を跳ね上げるスプリングに不具合が発生したのだろう。」と軽く考えていた。

帰宅してからは時間がないので、フリーの分解は翌週に先延ばし。

その後、カンパのフリーの不具合についてネットで調べてみたら、フリー本体を交換しなければならない場合があることがわかり、少々焦る。

慌てて通販サイトを検索して回り、フリー本体はBikeInnというスペインのサイトが最安であることがわかった。

製品番号は、Campagnolo FH-BUU015。

注文するのは、分解して調べてからにしよう。

さて本日、ランニング練習をした後、ベランダで作業開始。
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スプロケットはコテコテ状態。
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この作業は、さすがに部屋の中ではできない。

スプロケットを外した後、フリー本体を固定しているロックナットを外そうとしてびっくりした。

「ここは逆ネジだから」と考えながら、アーレンキーとモンキーをセットしている最中、なんとナットが手で緩んでしまったのだ。

「あー、これが原因かもしれない。」

フリー本体を抜くと、内部もコテコテ。
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外した本体
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爪の周囲もコテコテで、爪がちゃんと戻らない状態だった。
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「ははーん。原因はこれで間違いないだろう。オーバーホールすれば大丈夫だろう。これで余計な出費は抑えられるだろう。」

そうとわかれば、まずはスモールパーツの汚れ落とし作業だ。

手こずったのが、ハブの部分の防水シールを外す作業。

溝にはまっているので手では外れず、手元にあったはさみの先を使って外すことができたが、内側がほんの少し欠けてしまった。

もう歳だし過酷な環境で乗ることはないので、多分問題ないだろう。

パーツクリーナーを吹きまくって汚れを落とし、日中の作業は終わりにした。
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夕食、晩酌、後片付け、洗濯を終え、コーヒーを落として一杯飲んでから、作業再開。
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作業には専門知識と手順が不可欠で、そんな時に非常に参考になるのが、Kinoさんのブログ。

メンテ関係で検索すると、大抵上位にヒットする。

ボーラの分解、組み立ての手順が解説付きで写真で紹介されているので、大変ありがたい。

ハブの部分はグリスアップして玉当たり調整して終了。
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フリー本体を落とし込む作業が手こずった。

まず、本体が入って行かないのだ。

落ち着いて根気よく作業を続けると、なんとか収まった。

しかし、今度は、爪を落とし込むところで難航した。

一つ一つマイナスドライバーで押さえながら落として何とか収まり、ロックナットを加締める。
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スプロケットも装着し、作業完了。
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手でフリーを回すと、しっかりと爪がかかる。

ホイールを自転車に装着してクランクを回してみたが、手で回す限りは大丈夫だった。

やはり、フリー本体が緩んだの原因だったのだろう。

本体とハブに隙間ができ、ほこりなどが入ってグリスが固まり、それが原因で爪が上がらなくなったのだろう。

振り返って考えると10年ぐらいオーバーホールをしていないかもしれない。

ロックナットを締め忘れたと思えないので、毎回の輪行時の振動の積み重ねで緩んでしまったのかもしれない。

これからは、定期的に確認した方が良さそうだ。

多分、忘れてしまうけど。