水曜日に脚を痛めてしまったのでランニングができず、土曜日にサイクリングに出かけるつもりだったが、黄砂で景色が良くないので、日曜日に振り替えた。

今回のコース


博多駅まで自走して、改札口に着いたのが9時前。

ホットコーヒーを買って、改札口の案内表示を見たら、「或る列車」が団体列車として表示されていた。

ホームに上がると、出発2分前ぐらい。

普通列車の改造車だが、思った以上にキラキラで、高級感がある。
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これから乗るのは快速電車。博多駅始発なので余裕で着席。

福間駅で下車。
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海岸線を目指すが、風が強く意外と寒く感じる。

宮地浜に到着。

来た方向には、立花山や脊振山系が見える。
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津屋崎方面
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ふと浜の入口を見ると、フットパスの起点だった。
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この標識が張られたコンクリートは、日時計の台座。
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沖ノ島の表示はないので、やはりこの場所からは見えないということか。

海岸沿いに進み津屋崎漁港を過ぎた後は、一度行ったことのある恋の浦海岸に寄っていく。

到着。思った以上に海が青い。
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波が強く、白く砕けるのも写真としてはいい感じ。
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舗装道路の終点まで行き、引き返す。

前回来たときは未舗装の道を進んだらひどい目にあったのでパス。

勝浦浜
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少し進み振り返る。
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神湊港に出たところで進行方向を折り返す。

これから行くさつき松原や、先日登った湯川山が見える。
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「道の駅むなかた」に寄ってトイレを借りていくが、観光客や買い物客がすごく多かった。

これだけ天気が良いと、みんな出かけるのだろう。

さつき松原は、松林の中を県道が通っているので、気持ちがいい。
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ここは、前回来た時に、世界遺産の神宿る島沖ノ島が見えたポイント。

残念ながら、今日は見えなかった。
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さつき松原の後、鐘崎漁港を通過すると、いよいよ波津の青い海。

上り坂を過ぎ、進行方向が東に変わったところで、絶景が待っている。
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北西の季節風の影響で波が強い。

おかげで、いつもよりダイナミック。

砕ける波
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絶景を堪能しながらゆっくり流す。
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進行方向が南に変わると、穏やかな感じになる。

駐車場が近いポイントには、サーファーがいっぱい。

たまたま波が写っていない。
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次は、三里松原。

海岸線沿いのサイクリングロードを行く。

松くい虫被害で全滅した跡地に植えられた、若い松の造林地。
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白い波が多い。
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汐入川の河口でサイクリングロードを離脱し、今日の一番の目的地であるジビエ料理のお店に向かう。

岡垣町役場の方に教えていただいたお店で、ご主人は猟友会の会員で、有害鳥獣の捕獲のプロ。

捕獲したイノシシなどをいい状態で料理として提供するため、罠にかかった獲物に馬乗りになって生け捕りにし、おとなしくしてから止め刺しして解体するそうだ。

お店は湯川山の登山口近くで、ゆうれい坂のすぐそば。

お店が見えるとワクワクしたが、残念ながら、今日は団体貸し切り。
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お店のご主人には一度会っているので、挨拶をして引き上げる。

土日はランチ営業をしているので、そのうちサイクリングのコースに組み込んで、また来よう。

次の目的地は宮地嶽神社。

ジビエ料理の後に食べる予定だった梅が枝餅を堪能することとしよう。

垂水峠を越えてしばらく行ったところ。
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山のスギの木は葉が茶色。花粉をため込んでそうだ。

この後は、道の駅むなかた付近に合流する脇道を進む。

緩い下り坂を下っていた最中でよく覚えていないが、ギャップを越えたはずみで右手がハンドルから外れバランスを崩してハンドルを切ったみたいで、つんのめる形で転倒!

身体の左側にダメージがあり、左脚の付け根付近と左脚のひざの部分で、ウェアと肌がこすれて擦り傷になっていた。

あと帰ってから気づいたが、左の首筋にも痛みがある。結構強く頭も打ったからなあ。

さらに、右脚ふくらはぎにも軽い筋膜炎のような痛みがある。サイクリングで腱を痛めたことはあるが筋肉は記憶がない。

自転車の方は、右のブラケットがちょっと内向いたぐらいだったが、朝から調子の悪かったフリーのラチェットがさらに調子悪くなった。

空回りした後や走り出すときにラチェットが噛みづらくなり、チェーンが外れた時みたいになってしまう。

その後、ゆっくり回すと噛んでくれる。

トルクさえかかっていればラチェットは噛んだままで外れることはないので、だましだまし進む。

菜の花畑。かかしが微笑ましい。
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宮地嶽神社の参道に到着。

鳥居のすぐ前の小松屋さんの梅が枝餅がお気に入り。
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ここは昔ながらの手焼き式。ほかの店のも試しに食べたことがあるが、電熱器で焼いたものは香ばしさがなくイマイチだった。

ちょうど焼き立て。
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ヨモギの香りや焼けた香りが最高。

ここで焼きたてを2個食べると、とりあえず満足。

帰りの電車の中でも冷めたのを食べたが、ビニールでくるまれているためか、焼けた香りがなくなってしまっていた。

冷めた場合は、フライパンか何かで焼いて食べたほうがいいだろう。

ここまでくると、福間駅は近い。

無事でもないが、戻ってくることができた。
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15時前の快速電車に乗り、博多駅からは走り、16時過ぎには帰ってくることができた。

景色は最高だったが、転倒や機材のトラブル、ランニングに影響するような痛みの発生などがあり、ちょっと残念なサイクリングとなった。

擦り傷は、いつものようにラップ療法をしたら、1時間ぐらいで痛みがなくなった。

1週間もすれば治るだろう。


走行距離:62.59km、経過時間:4時間49分、AVE:20.25km/h、グロス:13.0km/h、獲得標高:496m