遡ること約4年。
4年近く前の4月、長野から前橋に転勤に伴い引越しし、前橋での練習初日に右脚のふくらはぎ付近を痛めた。
おそらくこれがきっかけだったと思う。
5月の中旬になって、毎回、走り出し3分ぐらいで右脚ふくらはぎが攣るようになった。左脚は全く異常なし。
治療のため初めは整体で診てもらいストレッチの方法を教わったが、あまり効果がなかった。
次にスポーツ整形外科があるクリニックで診てもらったら、X線撮影の結果、脊柱管狭窄症の疑いと診断された。
MRIも勧められたが理学療法士さんによる治療を選択した。
ここでも、様々な性的ストレッチや動的ストレッチ、ストレッチポールを使った措置など、いろいろと教わった。
しかし治ることはなく、理学療法士さんもお手上げとなった。
ただその頃、走る前にふくらはぎの攣る箇所を指圧してから走り出すと症状が軽くなることや、攣り始めた時点で患部をストレッチすると症状がなくなることも発見した。
それ以降、走り出し3~5分でふくらはぎを伸ばすのがルーチーンになっていた。
それは約2年前に福岡に引っ越して来てからも相変わらずだったが、ある時、走る前にヒザ裏をしっかり伸ばすと攣りにくいことを発見する。
それからは、段差を使ってふくらはぎをストレッチするときに、左脚を使い右脚のヒザの上から押さえつけてヒザ裏を強力に伸ばしてやると、攣らなくなることを発見する。
4年近くかけて、脚攣りから解放されることができた。
前橋での2年間は、しょっちゅう脚を故障していたが、福岡に来てからはだいぶ回数が減ったし回復までの期間が短縮した。
フォームを見直した効果もあると思う。
今回の故障も今日の練習で痛みが出なくなったし、1週間後にはスピード練習を再開できると思う。
この2年間のフォームの試行錯誤にもようやく終止符を打つことができると思う。
身体の真下へのフォアフット着地と大殿筋とハムストリングスを使ったキック。
これがポイントだと思う。