昨日は、鼠径部周辺でバネを生み出す走りを思い出した。

これも大腿の内旋性を高めた効果だと思う。

「この感覚を忘れないようにしなければ」と思いながら、ふと目に着いたのが「大転子ランニング」の本。

付箋をつけたところを読み返してみたら、ストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC)が紹介されていた。

「ああ、この本でも紹介されてたんだ。」

SSCをはじめて知ったのは、筑波大の研究者の方が書いた本。

SSCは、ランニングエコノミーを向上させるために必要なテクニックとされている。

「鼠径部のバネは多分これだ。」

SSCってアキレス腱で生み出す動作と思っていたが、「大転子ランニング」の本ではSSCには踵を着地させたケンケンがおすすめとされていて閃いた。

ってことは、SSCは、鼠径部のバネが関係しているのか?

そのあたりを確かめたくて、3日連続で同じコースで走ってみた。

走り出して思い出したのが、脚の切り返し。

これも大転子ランニングでおすすめの方法だが、櫛部静二さんの本でも紹介されていた。

そこで、股関節のバネに加えて脚の切り返しを意識して走ったら、結構いい感じ。

ただ、切り返しを意識すると腹筋というか腸腰筋というか、下腹部に結構負荷がかかり、後半は疲れを感じた。

なんか、腹筋の重要性を再認識した。

この走りの刷り込みをするうちに、腹筋はそれなりに強化されるだろう。

それにしても、水泳練習ができないのは困る。

東京都内では公営のプールは営業しているのに、福岡県内は県の要請で全面休止。

普段の利用状況を考えると、感染拡大にはつながらないと思うので納得いかないが仕方がない。

ランニングに精を出そう。