きっかけは、NHKの「ためしてガッテン」。
たまたま見ていた回で、もも裏伸ばしが紹介されていた。
歳を取ると飲み込む力が弱くなるそうだが、それを改善するのが「もも裏伸ばし」。
もも裏と舌が大きく関係してとのこと。
もも裏の筋肉が縮んでしまうと骨盤が後傾し、それがもとで舌が引っ込み気味になるそうだ。
実際に、飲み込む力が弱くなった人がもも裏のストレッチを少ししただけで改善されたというのだから、本当に不思議だ。
飲み込む力のことは忘れていたが、もも裏伸ばしだけが、ずっと頭の隅っこに引っかかっていた。
金曜日の夜中に腰痛に襲われ、土曜日は走る前、走っている時、本当に不調だった。
かつて、腰痛を患ったとき、いろいろ調べてわかったのが、腰痛の原因は腰だけでなく、股関節や太ももの筋肉が原因になっている場合があること。
ためしてガッテンの内容と、この腰痛原因のことが意識の中でつながった。
「もしかして、もも裏が縮んで腰の筋肉に負荷がかかったことが原因で腰痛が出たのではないか?」
ハムストリングスは練習後に少しだけストレッチしていたので大丈夫だと思っていたが、土曜日の夜は、寝る前にハムストリングスをしっかり伸ばしておいた。
その効果かどうかはわからないが、夜中の腰痛はなく、よく眠れた。
今日走る前も、シューズをはく時に、ヒザをしっかり伸ばしてハムストリングスのストレッチをした。
すると、走り出すと、脚が軽いではないか。
この脚の振り出しやすさには、少し驚いた。
昨日はLSDに徹した効果もあると思うが、ハムストリングスのストレッチの効果も大きいと思う。
というのは、ここ3年悩まされている、走り出し3~4分後に発生する右脚ふくらはぎの攣りそうな状況が改善されたからだ。
ハムストリングスとふくらはぎは隣り合わせなので、走る前にハムストリングスのストレッチしたのが脚攣りの予防に効果があったのだと思う。
脚を前に出しやすくなる効果と、ふくらはぎの攣りを防止する効果。
これは嬉しい。
今後は、寝る前と走る前のハムストリングスのストレッチが欠かせなくなった。