前橋から福岡に引っ越して来て、はや10か月。
前橋を離れる前に、近所にあった長水路の敷島公園プールに行っておきたかったが、新型コロナの影響で営業休止となってしまい、最後に行ったのが2月24日となった。
福岡に来てからの現在の居住地からは、2~3キロのところに短水路の市民プールが2か所あるが、プールが予約制になったこともあり、行く気が起らなかった。
今年に入ってから、プールに行きたい気持ちがじわじわと盛り上がってきて、2月に入り平日のマラソン練習の日数を減らして時間に余裕ができたので、来週から行こうと決めていた。
とりあえず今日は問い合わせだけのつもりでプールに電話したら、10月から予約制がなくなり先着順40名までというルールになったが、これまで定員オーバーになったことがないとのことで、急遽行くことを決める。
プールについてみると、3名程度で1コースを共用している感じで余裕がある。
長距離を泳ぐには好都合だが、今日は課題がある。
前橋にいた時から、バタ足の進みが悪いのが気になっていたのだ。
そこで、バタ足に重点を置いて練習するため、フリー的なエリアで壁キックをやったり、息継ぎをしながら25m泳いだり。
ポイントは、ブックマークに登録している「スーパーキックへの道」で紹介されていたケツを回す意識。
まずは、この意識を前提に膝と足首の力を抜くよう取り組むが、頑張っている割に進みが悪く、やたらと息が上がる。
そこで、ケツを回すことはそのままにして蹴り幅を小さくしてみたら、息継ぎをしながらも、なんとか25m泳ぐことができた。
さらに、サイドキックもやってみたら、しんどいけど、それなりに進む。
ただ、右向きの時の進みが悪い。
泳ぎながら何が違うのか左右泳ぎ比べて考えると、姿勢が悪いことに気づく。
右向きの時は腹落ち姿勢になっていたのだ。
悪い箇所がわかれば対策も打てる。
腹落ちを阻止するには、ケツを持ち上げることにし下腹部にゴルフボールを挟むような意識を持つといいことがわかった。
ケツを突き出すような印象があるが、結果として進みが良くなったので、今までよりも身体が伸びて軸が通ったのかもしれない。
気を良くして、6ビートでストロークも加えながら泳ぐと、なかなかいい手ごたえだ。
仕上げとして、2ビートに切り替え、下腹部への意識とケツを回す意識をキープして泳ぐと、これもまたいい手ごたえで、下気味に進んでいく印象だ。
下腹部への意識を持つことで息継ぎのしにくさにつながらないか若干の不安があるが、収穫は大きい。
11か月ぶりで、しかも1時間程度の練習だったが、こんなにすぐ成果が出るとは、嬉しい限りだ。
これからは、週1ぐらいで水泳も練習することにしよう。