今日は大腸内視鏡検査に行ってきた。
今回は、複数の再検査項目があったので総合病院を選んだが、その病院は、内視鏡検査の準備から実施に至るまで、素人からすると、次のような厳格なルールが設定されている。
- 検査前日は、ハウス食品が製造している、内視鏡検査専用のレトルト食品しか食べてはいけない。
- 便にカスが全く含まれなくなるのを目視してから検査を実行する。
- 検査中にポリープが見つかってもすぐには取らず、日を改めて切除する。
この検査食、朝食はおかゆと具がほとんどない味噌汁、昼食はおかゆと具がほとんどない澄まし汁、間食はカロリーメイトのチョコ味のようなもの1袋相当分とリンゴジュース2杯、夕食はコーンポタージュのみ。
普段食べている量よりも明らかに少ない。
前日に備えて前々日には腹いっぱい食べて食い溜めしておいたので、我慢できるだろうと高をくくっていたが、無謀にも夕方に10kmのランニングをしてしまった。
ランニング中は腹が減って調子が悪かったし、帰宅してからも思考力が停止したような状態となった。
早めに床について睡眠時間は長くとれたが、逆に疲れが増していて、翌朝目が覚めても辛くてすぐに起き上がれなかった。
病院に行ってからは、下剤を飲むことで糖質が補給されたようで、空腹感などはまぎれたが、終了後に買い物などをしているうちに思考停止状態となり、コンビニでおにぎりと唐揚げ棒を買って食べた。
すると空腹感は収まったが、思考力が全く回復しない。
夕方に職場に寄り雑用をこなしたが、その最中もやる気は出ないし、物事を考えることも辛いし、なんかふらつく感じもした。
これは糖分補給ができていないからだろうと、帰宅してカルピスを飲むと、みるみるうちに思考力が回復するでないか。
こんなことなら、検査終了後にすぐスポーツドリンクを飲むんだった。
来年の検査に向けて、いい勉強になった。
また、この病院の優れている点も発見できた。内視鏡の挿入技術は優れていて、前回(前橋)、前々回(長野)よりもスムーズに挿入してもらえた。
検査の結果、2mm程度のポリープが見つかり今回は切除せず経過観察となったが、逆にホッとした。
この病院は、ポリープが見つかってもその場で取ってくれないので、また振り出しに戻って苦しい思いをしなければならないからだ。
経験上、このポリープは線種なので、悪さはしない。来年でも大丈夫だろう。
来年ポリープを取るときは、前日はランニングを自粛するとともに、検査終了後に糖分を取ること。これらを肝に銘じよう。