9月に職場が指定した検査機関で健康診断を受けてきたが、最近、ようやく診断結果が送付された。
ちょうど3か月を要したことになる。
診断結果で一番気になっていたのが、貧血にかかわる数値。
8月下旬、不調で貧血を疑っていた頃に行った成分献血の結果では、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが基準値外となっていた。
その直後から市販の鉄剤エミネトンを飲み始め、今回の診断結果9月17日の時点では、赤血球とヘモグロビンは以前として基準値外だが、明らかに改善している。
これはホッとした。
貧血は、各種数値が正常値になっても3か月ぐらいは鉄剤を飲み続けて、血清鉄やフェリチンを十分引き上げる必要があるとのことで、少なくとも年内は飲み続けるつもりだ。
貧血の次は、便潜血検査。これも良く引っかかる。
昨年も2回のうち1回で引っかかり、大腸内視鏡検査を受けたが、ポリープは見つからなかった。
しかし今回は2回とも陽性が出てしまった。
これまでの経験上、ポリープがあった時は、排便時にヌルっとした感じがするので、今回は当確のような気がする。
まあ、大腸内視鏡検査は辛いけど慣れているので、しょうがないという感じ。
一息ついたところで、そのほかの項目に目を通すと、今年から検査項目に入った腫瘍マーカー2つが両方とも基準値外となっていて再検査指示が出ているではないか。
これは、ショック。
前立腺のPSAと、大腸がんなど臓器がんのCEAのマーカーだ。
PSAが4以下の基準値に対し4.36、CEAが5以下の基準値に対し6.1。
そこで金曜日、総合病院に再検査に行ってきた。
泌尿器科と消化器内科の2科で受診するので、結構時間がかかった。
まず泌尿器科。
血液検査、尿が溜まった状態での腹部のエコー、検尿、排尿後のエコーと来て、最後に、直腸に指を突っ込まれて前立腺の触診。
1回目のエコーでは、検査をしてくれたのが医師なのか検査技師なのか変わらないが、きれいな女性だったので一瞬嬉しくなったが、ゼリーを塗りながらきわどい部分までエコーを攻めてくる。
これには困った。
変な気分になりそうだったので、目を閉じてひたすら平常心をキープするよう心掛けた。
2回目のエコーは、別の女性の看護師さんで、攻め方が控えめだったので平常心を失うことはなかった。
最後に受けた直腸からの触診は、医師からいきなり下半身もろ出しにして体を丸めるよう指示され、触診は2~3秒で終わった。
触診を終えると放心状態となり、呆然としていたら看護師さんにもろ出し状態を見られてしまった。
これは心の準備が欲しかった。
血液検査の結果が出ると同時に医師の診察が行われ、改めて測定したPSAの数値が基準値内の3.483に低下していたので、ガクッと来た。
何のために、直腸に指を突っ込まれたのか?
エコーの診断は膀胱と腎臓を診ていたとのことだが、これも異常なし。
ただ、前立腺は1.5倍に肥大しているとのことで、この症状とは死ぬまで付き合わないといけないな。
次に消化器内科。
ここでは大腸内視鏡検査の同意書へのサインであったり、検査の説明であったり、検査日の予約であったり、事務的に進行した。
ただ驚いたのが、内視鏡検査ではポリープを見つけるのに専念して、ポリープが見つかった時は後日摘出するとのこと。
今回はポリープ当確だと思うので、下剤を飲んで2回も大腸を掃除すると思うと憂鬱だ。
気がかりと言えば、CEAが基準値外だが、ポリープの時も数値が上がるのだろうか?
大腸がんだったらどうしよう。その可能性は低いと思うけど・・・。