この週末は、2日とも安定した晴れで、しかも暖かい。
昨日はソフトボール大会に出てサイクリングなどに行けなかったので、今日は短めの行動に出ることにした。
行先は、以前から気になっていた油山。
暖かい時なら軽装で行けるし、ランニングの距離を稼ぐためにも、油山にした。
走り出してみると、やはり疲れがある。
まずは野芥駅まで淡々と走り、駅前のセブンでこれからの道のりと、この先のコンビニの場所を確認する。
昼食とドリンクを背負って走る距離を少しでも減らす考えだが、この先にセブンがあることがわかったので、そこまで行くことにした。
行ってみたはいいものの、勘違いで、このコンビニは、下山ルートに近いコンビニだった。
リカバリールートを調べるが、結局少し戻ることとなる。
無駄な上りはあまりなかったので良しとしよう。
しばらく上っていくと、林道起点にゲートがあった。
看板を見ると、車はダメだが、歩行者はOKとのこと。
坂の勾配はちょうどよく、いつも愛宕神社に上っている北側の道と同じぐらい。
高度を上げていくと、少しだけ切り開かれた箇所があった。
海岸線沿いの生の松原が見える。
どんどん上っていくと景色のいいところに出た。
さっきと同じ方向だ。
油山の北側の尾根も見える。ちらほらと紅葉もある。
少し進むと、福岡タワーが見えたし、自分の住んでいる辺りも確認できる。
山に上っていて自分の住んでいるところが見えるのは嬉しい。
油山北側の稜線まで上ると道は下りとなり、最終的に行き止まりとなる。
折り返す形で歩道を下っていく。
初めの方は岩盤に土が乗っているような悪い道で、徐々にましになっていく。
急に駐車場が見えた。
行ってみると、ここは最高の展望台。
博多湾から若杉山方面
さらに南側、朝倉市方面まで。
この駐車場からはしばらく下り坂で、油山観音で右折し、再び上りとなる。
所々紅葉を楽しみながら進む。
きれいなモミジ。
斜面に黄葉したカラマツらしきものが見える。
カラマツは福岡にもあるのか?
行ってみると、幹の肌が違った。メタセコイアかな?
公園の駐車場を過ぎ、歩行者専用の道路になる。
またもやモミジ。
途中、ぎんなん展望所というのがあったが、先客がいたので通過すると、すぐに展望の効く場所があった。
福岡市内は、意外と小さな森が多い。
紅葉谷付近
遠目だときれいに見えるが、見頃は過ぎているようだ。
舗装路の終点まで来た。
ここからは登山となるので、歩いて頂上を目指す。
葉っぱの形がイタヤカエデに似ているが、イタヤは黄葉なんだけどなぁ。違ったかな。
登山道は急坂は擬木の階段が整備され、そうでないところもすごく歩きやすい。
主稜線に出た。
国見岩
岩の上に立って景色を楽しむ。
頂上に到着。早良区や西区方面だけ切り開かれている。
自分の住んでいる辺りも見えるが、建物の確認には至らない。
海の中道や志賀島も見える。
景色を見ながら緑茶とおにぎり2個を平らげると下山のため西側の稜線を下って行く。
あらかじめRWGで引いたルートを下って行くと、分岐点に出た。
そのまままっすぐ山道が付いていたので、これが正解かと思ったが、道しるべがない。
ここで、スマホ片手に地理院地図を見たりいろいろ確認したが、荒平山に向かうと下山路に出るかと思い急坂を下って行くと、荒平山手前の鞍部に出た。
よくよく確認すると、予定ルートから外れているではないか。
ガーン。
あの急坂を上り返したくないし、また荒平山にも上りたくない。
周辺を確認したら、下山路を発見!
この鞍部から谷筋の山道を下って行くと、予定した谷筋に下って行くルートにも合流できそう。
目印の赤のビニールテープが10~20m間隔で木の幹に巻かれているので、見落とさないよう確認しながら下って行く。
さっきの案内図に表示されていた難所は、えぐれた谷になっていたが、無事通過する。
通過後、当初予定したルートに合流する。画像左上がそのルート。
この地点からは砂防ダム建設用の作業道があり、安全に下っていける。
突然、老人ホーム?に出る。
こういった施設は住宅地より奥まったところに設置されていることが多い。
ここからは、再びランニングに切り替える。
途中、衝立のようなマンション群が見えた。
国道263号に出ると、右ひざの外側が少し痛みだす。
腸脛靭帯炎かな。
今回は、野芥駅がゴール。
野芥駅前のダイソーで雑貨を買った後、路線バスで家の近所まで帰ることができた。
今週末も充実していた。
走行距離:20.9km(キロ6分4秒)、徒歩距離:4.0km、ラン+登山経過時間:3時間37分44秒