八王子の自宅に帰る交通手段は、最も安いのがLCCピーチで成田空港まで行き鉄道で戻ってくる方法だ。
しかし、ピーチの座席は前後が狭く、かつスマホでネットを閲覧できないので、すごく居心地が悪い。
加えて、乗り継ぎが多く落ち着かないこともデメリット。
いろいろと調べるうちに、新幹線の早得を利用すると結構安くなるし、時間的にも1時間ぐらいしか変わらないので、飛び石連休の前後に休暇を取って新幹線で八王子の自宅を往復した。
往復とも、天気のいい日に当たって良かった。
往路は、博多駅9時15分発の、のぞみ号に乗る。
乗るなりビール。結局プリッツは食べなかった。
朝のビールは効くのでウトウトしてしまったが、ハッと我に返った時、ディーゼル車が目に留まったので写真に撮る。新山口駅だったようだ。
後で見てみたら、転車台なのか、放射状に車両が並んでいた。現役なら珍しい。
京都でちょうどお昼になり、ちょうど車内販売が来たので、ビールを購入する。
なんと、プレモルの香るエールがあったので、即決だ。
弁当は、博多駅で人気の高い、「かしわめし」の復刻版。
折箱が、崎陽軒の弁当と同様、すべて木で作られていて、これが美味しさの要因の一つだろう。
朝のビールを開けるのに1時間ぐらいかかったが、2本目のビールは身体の準備が調っていて、あっという間になくなってしまった。
米原付近では伊吹山の存在感が大きい。
岐阜付近では、木曽の御岳山がうっすらと見えた。
楽しみにしていた富士山は、残念ながら雲の中。
終盤が残念だったが、景色を楽しめた。
そして、復路。
新横浜駅にのぞみ号が入線。
行きと同様、乗ると同時にコンビニで買ったビールを飲み始める。
今回、新幹線を利用して発見したのが、JR九州やJR西日本の区間では駅のホームや構内にセブンやファミマなどの大手コンビニが入っているが、JR東海ではコンビニが入っていないことだ。
JR東日本ではNEWDAYSがあって便利だが、JR東海にはないのかな。知らないだけかもしれないが。
小田原付近では、富士山と丹沢山系が一望できた。富士山は雲の中。
三島あたりでも富士山の頂上は雲の中。
諦めていた頃、田子の浦あたりでは見る向きが変わったので頂上が何とか見えた。
名古屋駅近くの特徴的なビル。
岐阜辺りから雲が多くなり、御岳山は見えなかった。
新大阪駅を過ぎると、あらかじめ予約していた弁当、ひっぱりだこ飯が運ばれてきた。
このサービスはネットを調べていて発見した。
しかしワゴンサービスが来ずウトウトしてしまい、目が覚めたのは岡山付近だった。
福山でようやくビールを買うことができ、遅めの昼食。
容器のタコの部分が後ろ側になってしまった。
タコつぼを模した容器は何かに使えそうなので、持ち帰った。
昼食後はネットで調べ物をしていたら、LCCのスカイマークはシートピッチがJALなどと同じであることと、「いま得」という早割があることを知る。
羽田空港から八王子は乗り換えが少ないので、今度はスカイマークを使ってみよう。
新幹線の旅は、時間がかかるが拘束されないのがいいところ。
いい旅だった。