先週末のサイクリングでは、田川後藤寺までJRを利用した。

博多から新飯塚までは、6時56分発の福北ゆたか線に乗り、新飯塚では5分連絡の後藤寺線の快速に乗り継ぐ。

なんと、この快速は1日に1本だけという設定で、田川後藤寺駅では、15分の接続で添田行きにも乗り継ぐことができる。

無駄が少ないし、しっかり座っていけるので、輪行サイクリストには、うってつけだと思う。

田川後藤寺駅に着くと、ホームの両側にキハ40系という状況。

左側が乗ってきた2両編成の車両。
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ウィキで調べてみると、乗ってきた車両が両開きドアなので40形、右側の停車車両が片開きドアなので47形とのこと。

確か、隣のホームには小倉行きの40系が止まっていたので、「いつの時代だ」と突っ込みたくなるような懐かしい光景だ。

ディーゼル車と言えば、自宅から前の勤務地である前橋を行き来するときに八高線で何度も利用したが、それに比べるとキハ40系は懐かしい感じがする。

ボックス席に座っていると、子供の頃、関西本線の奈良~大河原でよく利用した、キハ58系の急行型車両に、座った感じとかエンジン音とかが似ていると感じるからだ。

ボーっと景色を見ながら、ずっと乗っていたい気分だったが、田川後藤寺駅に着くと我に返りサイクリングに気分を切り替える。

英彦山と求菩提山の周辺を走った後は、日豊本線の宇島駅から特急ソニック号で帰る。
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つばめ型の車両を期待していたが、その後継車のようだ。

各車両の博多寄りには大きな荷物を置くスペースがあると駅員さんが言っていたが、いざ乗ってみると、2段になっていて、縦型の輪行袋ではそのまま置けず、横にしてギリギリ入った。

シートは、なんと革張り。
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頭の部分がフワフワで気持ち良かった。

床やテーブルが木製で、森林率が高い九州らしくて嬉しい。
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車窓から見る犬ヶ岳や英彦山の山並みや平尾台の山並みもきれいだった。
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ソニック号はスピードが速く、小倉に30分で着いたのにはびっくりした。

小倉で進行方向が変わるので、シートを転回させる。

こうした行為も楽しいものだ。

特急乗車中の折り返しは、約10年前に、特急オホーツク号の遠軽駅で経験したなぁ。

博多駅について驚いたのは、乗車していた6号車(宇島では先頭、博多では最後尾)の入り口に、ホームの家族連れなどがスマホ片手に集まってきたこと。

怪訝に思い降車して謎が解けた。

今話題の「鬼滅の刃」とのコラボ車両だったようで、ドア横の壁一面に描かれていた。

宇島で乗車するときは、「絵が描いてあるなぁ」ぐらいの意識だったが、なるほどね。

車両の前に子供たちを立たせて写真を撮るのに夢中で、なかなか通してくれなかったのには参った。

まあ、いろいろと体験することができて、楽しかった。