天気予報では、数日前から、「月曜日は移動性高気圧に覆われて晴れ」と言っていたので、サイクリングに行くことを決めていた。

当初、紺碧の海をまた見に行こうかとも思ったが、この連休がお彼岸であることを思い出し、閃いた。

そうだ、棚田に彼岸花を見に行こう!


5時半に起床し、以前、東峰村の竹棚田に行くときに乗った列車でうきは駅まで向かう。

9時半過ぎに、うきは駅を出発。
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駅近くのコンビニで補給食を買うことにしていたが、少し道に迷う。

ローソンでドリンクとパン2個を買い、いざスタート。

青空の下、空気も乾燥してさわやかで、本当に気持ちがいい。

沿道の田んぼは収穫間近。
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ほどなく、合所ダムに到着。
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ダム上の湖面は、映える青。
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谷間に入ったと思ったら、小さな棚田が出始めた。

ちょうど収穫しているようだ。彼岸花も咲いている。
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石垣を積んで作った敷地に風情のある住宅が続くと思ったら、結構歴史のある集落だった。

源頼朝の幕臣の城跡があるそうだ。
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石垣と彼岸花
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茅葺の住宅
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眼下に流れる川の水は澄んでいて、青みがかかってきれいだ。
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古い橋を渡る。どんどん雰囲気が良くなる。
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白と赤の彼岸花。白は珍しい。
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青空にも映える。
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彼岸花とピンク色の花がランデブー。
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一瞬、ハギの花かと思ったが、全然違う。
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狭い谷間を抜けると、つづら棚田の入り口だ。
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つづら棚田と彼岸花を見に来た人が結構多い。みな考えることは同じだ。

ここからは感動的な景色が続き、言葉にならない。
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折り返しになっている日陰の場所で、地元の方がテーブルを出して、お米とおにぎりを売っていた。

棚田のお米で作ったおにぎりとのことなので、迷わずゲット。300円なり。
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少し行ったところがちょうど展望台になっていたので、誰もいないことをいいことに独り占め。

素晴らしい景色を見ながら棚田米のおにぎりを食べる。

なんと、ぜいたくなことか。
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すごく美味しいおにぎりで、感動!
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展望台を過ぎるとすぐ林の中に入り、棚田地域よりも緩い坂を淡々と上る。

三叉路に出た。直進すると、うきは市に戻ってしまうので、左折して林道に入る。
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ここからは、旧星野村に向かって、さらに上る。
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八女市(旧星野村)との境まで来たが、林道なので標識はない。
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下りきったところが星野川の支流の龍川内渓谷というところで、この渓谷が素晴らしかった。

切り立った崖があったり、急流があったり、淵があったり、いい渓谷だ。
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途中、支流から水路が引かれていた。
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本流に出た。本流の方が水量が少ない気がする。
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しばらく下り、途中の分岐点で右に進む。
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山腹を緩く巻き上がって行く。
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道が下りに転じると、この沢筋の集落も風情がある。

田んぼ、茶畑、木の畑。
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気持ちのいい景色が続く。
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低い尾根を越えると、そこは広内・上原地区の石積みの棚田。
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ここも、先日言った東峰村の竹地区の棚田、さっき行ったうきは市のつづら棚田と同様、棚田百選に選ばれている棚田。

できれば棚田の中を上がって行きたいが、ここは残念ながら少し下ったところから上がることになる。

まず、さらに進んで折り返し、展望台下の道に出る。
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さらに下って対岸に渡り、しばらく上ると、さっきの棚田の上部に出た。
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棚田の上から見下ろす。
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ズームアップすると、さっき見上げた展望所が見える。
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この上は、田んぼが終わり茶畑になる。
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と思ったら、また田んぼが復活。
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ここで景色を見ながら、メンチカツパンを食べる。

上に石垣とガードレールが見えていたので、まだ上りは続く。

道が右にカーブするところで、見晴らしが期待できそうな雰囲気が現れたので、横道にそれて行ってみる。
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おっ、茶畑が広がってる!
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八女市と言えば、八女茶だからなぁ。
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しかし、八女市で有名な八女中央大茶園周辺がお茶の産地だと思っていたが、こんな山の上に広大な茶園があるとはびっくりした。

さらに進むと県道に合流し、ほどなく合瀬耳納峠に到着。
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ここからのルードは、このちょっと手前から始まる耳納山スカイライン。

尾根沿いを進む道なので、景色に対する期待が高まる。

基本、八女市側を進み、初めのうちは結構展望が効く。
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ここまでも茶畑は、ところどころあったが、この先で度肝を抜かれた。

大茶畑地帯に突入!
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茶畑の頂上まで行くと、圧巻の風景。見渡す限り茶畑だ。
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写真で見た八女中央大茶園と、大して変わらない規模だ。

お茶の花が咲いていた。
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八女中央大茶園もコースに組み込むことを当初検討していて、今回は見送ることにしたが、これなら行く必要もなかっただろう。

茶畑地帯を過ぎると単調な道に変わる。

軽自動車がすれ違う時、なぜか止まって運転していた方が話しかけてきた。

この先でアスファルトが割れていて通行できず、引き返してきたそうだ。

自転車なら行けるかも、とのこと。

行ってみたら、道が陥没していた。
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30cmぐらいの段差になっていたので、車は無理。オフロードバイクなら行けるかも?

ほどなく左側の景色が開けたと思ったら、分岐点に出た。

右折すると鷹取山と表示されていた。予定になかったが、行ってみないと。

道路は頂上直下まで行っていて、あとは自転車を押し上げる。

頂上まで1~2分といったところ。

頂上は、すごい展望だった。
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はじめてうきは市側の景色を見ることができた。

石標の上に乗ってみると、さらに見晴らしがいい。
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もっとすごいのが、後ろ側。
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大牟田市や有明海が見える。

さらに、雲仙普賢岳も。
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近くにいたおじさんが教えてくれた。普賢岳が見えることは、そうないとのこと。

来てよかった。

さらに左に振ると、山、山、山。
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たぶん、阿蘇山も見えているのだろう。

景色も楽しんだし、先に進む。

尾根上の道に戻ると、あいかわらず北側の景色がヒノキの木にさえぎられていて見えないが、ようやく展望が開けた。

景色を見ながら菓子パンを食べる。
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ふたたび、林の中の道に変わる。

木間越しに大きなアーチ橋が見えた。どこの橋だろう?
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何度も上り返しながら下り基調で進んでいくと、公園に出た。

久留米森林つつじ公園
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ここからは、ようやく上り返しがなくなり、急なヘアピンカーブを織り交ぜながら、悪い路面を下っていく。

走りながら、久留米に下りてからのことを考える。

当初は、自走で帰る計画を立てていたが、あちこちでゆっくりし過ぎたし、結構体力も使ったので、電車で帰る気分になっていた。

町に下りてから電車の時刻を確認したら、ちょうどいい時間に西鉄の特急があるのに気づいたので、迷いがなくなった。

西鉄久留米駅に到着。
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西鉄は初めてで、輪行の使い勝手が気になっていたのでちょうどいい。

16時23分発の電車に乗ることができた。

なんと、クロスシートだ。
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最後尾は、自転車を置くスペースと、巾着紐を縛ることのできるバーがあり、これで一安心。
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西鉄特急は速く、天神までの所要時間が35分なので、立って行ったが苦にならなかった。

JR博多駅に着くよりも家には近いので、これも利点だ。

距離は短いが今回も120点満点のサイクリングで、福岡に来てからは、怖いぐらいついている。


走行距離:62.15km、経過時間:6時間24分、AVE:15.35km/h、グロス:9.7km/h、獲得標高:1637m
Bryton