福岡に引っ越して来てから、シュパーブプロのリヤディレイラーのジャンク品を入手した。
今まで入手したことのない第2世代のもの。
確かエアロブームの頃に開発されたもので、ネットの情報では動作がイマイチとのこと。
パンタグラフのプレートが特徴的で一度使ってみたいと思っていたので、何とか再生できないものか。
ジャンクの理由はプーリーゲージが固定できないことと、ワイヤー固定ボルトも交換されていること。
7月に自宅に帰り、手持ちの第3世代のシュパーブプロを持って帰ってきたので、再生を試みることにした。
新旧シュパーブプロ
プーリーはシールドベアリングなので、これを入手できただけでも大きな収穫。
プーリーゲージが固定できない問題はボルトのネジ山がつぶれていることだったので、第3世代のボルトを移植したら無事固定できた。
あとは、ワイヤーの固定ボルト。
パンタグラフのプレートのメスネジのネジ山がつぶれたため、表からM4のボルトを通し裏から薄いナットで固定されている。
構造上、隙間には薄いものしか入らないので、苦肉の策だったようだ。
いじっているうちに接着剤で止めてあったナットが外れてしまったし、M4のネジでは心もとないので、対策することにした。
M5のボルトで頭の薄いものがあれば、裏からボルトを通して表からナットで止めればいいので、ホームセンターに探しに行くとちょうどいいのがあった。
超極低頭小ねじ
パンタグラフのリターンスプリングが強力なので少し手こずったが、つぶれたネジ山部分も無事ボルトを通すことができた。
作業完了。
ちなみに、シールドベアリングプーリーはストックに回し、普及品にした。
これで、明日自転車に組み付けるが、アキュシフトの7速にうまくシンクロするかどうか。
以前、初代シュパーブプロのRDを7速でうまくシンクロしたので、大丈夫じゃないかな。
アジャスターがないので、作業が手こずるかもしれない。