九州に来て初めての輪行なので、少々心配していた。

関東のJRに乗った時は、中央線や湘南新宿ラインなどの新しい車両では先頭か最後尾の車両に乗り、運転台裏のバーに輪行袋を固定すればいいので安心だった。

しかし、九州では車両が全く違う。

関東のJRの古い車両でドア横の席がふさがっている時のように、輪行袋の置き場に困ってしまうようなことは避けたい。

博多始発の快速電車が入線してきて、心配は安堵に変わる。

これは輪行天国だ。
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自転車の置き場に全く困らないし、バーがあるので輪行袋の巾着紐を結べば倒れない。

乗客は少なく、乗換駅の久留米までゆったりと車中の時間を楽しむ。

久留米からは久大本線の普通うきは行きに乗り換える。

うきは行きの前に、博多発の特急ゆふ1号別府行きが来るので待ち構える。

その前に、普通熊本行きが出発する。
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これは旧式の車両で、混んでると輪行袋の置き場に困る車両だ。

ゆふ号が入線してきた。
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やはりディーゼル特急はいいなぁ。

この貫通型の車両といい、真っ赤な車体といい、すごく気に入った。

子供の頃、白浜駅で毎日のように見ていた特急くろしお号が懐かしく感じられる。

そのうち、日田方面をサイクリングするときに利用するので、それまでの楽しみとして取っておこう。

ゆふ号が出発し、普通列車を追い越していく。
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普通列車も、さっき乗った快速と同様、輪行袋の置き場には困らない。
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これは、本当に楽ちん、かつ、安心。

予定したコースをサイクリングし、帰りは甘木鉄道を利用する。
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なぜか、国鉄色に似た車両。

駅に停車していた車両やすれ違った車両は違う配色だったので、どうもこの車両だけみたいだ。

車内の様子
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西鉄との乗換駅である小郡駅を過ぎた後なので、自分を含め2人しか乗客がいなくなった。

乗換駅の基山駅からは4分の連絡でJRの快速に乗車。

帰りもガラガラだったが、普通電車を追い抜く駅で乗り換え客が多数乗ってきた。

JRと西鉄は運賃差がたいしてないので、今後はJRを利用する機会が多くなりそうだ。