いよいよ、組み立て作業が始まった。
今日の天気は、1日雨の予報。ちょうどいい。
組み立てにあたり、久しぶりにパーツ磨きをする。
まずはクランク。
サンツアー・スプリント。右側のチェンリングが付いていない方が磨いた後。
耐水ペーパーの1000番で水研ぎした後、通常はピカールで磨く。
残念ながらピカールは自宅に置いたあったようで、ピカールを飛ばして銅磨きクロスで磨いた。
ピカールなんてそんな高いものでないので買ってもいいが、磨いても、どうせ直ぐくすむので、まあいいだろう。
鏡面とは言えないが、結構見栄えが良くなった。
シートポスも、見える部分だけ磨く。
明らかにきれいになった。
組み立て作業で手こずったのが、泥除け。
これまでついていたタイヤの規格が20×1.5だったが、今回買ったタイヤはコスト重視で
20×1.75なので、5cm幅まで対応の泥除けではクリアランスが厳しくなる。
20×1.75なので、5cm幅まで対応の泥除けではクリアランスが厳しくなる。
なかでも、前輪はフォーククラウンとの間隔が比較的狭くてクリアランスが小さくなりがちで、フォーククラウンの下面の前側をヤスリで削り少し改善した。
また、後輪のチェーンステーのブリッジ部分のクリアランスを適正にすると後輪が通らなくなるので、スペーサーをM6のナットにし薄くした。
あともう少しで完成だが、ブレーキレバーが現在輸送中なので、作業は中断となった。
到着は、早くて明日の夕方だろう。
あとは、ワイヤーを張って、とりあえずの完成となる。
我ながら、いい出来栄えだと思う。
フレームの色はかなり迷い、黒の泥除けを考慮し茶色にしたが、これは正解だったと思う。
問題はサドル。
革サドルにすれば統一感が出るが、そこまで投資したくない。
おんぼろのリーガルにするか、現在のままにするか、今後考えよう。
最後にこだわりのパーツ。
八王子に引っ越した時にハンドルバーとブレーキレバーを処分してしまったが、このグリップだけは捨てることができなかった。
確か、30年以上前に、大阪の寺田町のトモダさんで買ったものだと思う。
よく見たら、すごく小さい文字でアルファベットが書かれている。
拡大鏡で確認したら、どうも英語ではなさそう。
PLASTICHE CASSANO とある。
検索したら、一発でヒットした。
イタリアのグリップを作るメーカーで、レーシングチームもあるようだ。
ヒットしたページ(翻訳版)にはグリップの画像があり、自分のとは色違いのものがある。
オールドファッションとのことだが、30年以上も同じものを作っているということか。
息が長い製品だ。捨てなくてよかった。
再び使うことができてうれしい。
ただ、はめ込むのが力作業で、結構手こずると思う。
これを外すときもマイナスドライバーをバーとの間に差し込んで水を流し込み何とか外したから。
22.2mmのバーだと多分スカスカで使えなかったと思うので、バーのサイズが23.8mmだったのも結果オーライだ。
ブレーキレバーが届くのが楽しみだ。