先週の作業で壁にぶち当たって中断していた泥除けの装着、今日再開した。
再開にあたってなくてはならない工具、ケーブルカッター。
鎖を切ったりすることができる大きなものはよく目にするが、こんな20cmぐらいのサイズのものがあるとは知らなかった。
ヤフオクで安く手に入れることができて良かった。
作業を再開するにあたり、少し低いと感じていたサドルを少し上げることにする。
シートポストは、フレームにまたがって力一杯左右にひねりながらでないと抜けない。
やっと抜けたと思ったら結構長い。
サンドペーパーでシートポストとシートチューブの内側を滑らかにしてグリスを塗ったら、スムーズに上げ下げできるようになった。
1~2cmサドルを上げた。
さて次は、ハブのオーバーホールをすることにする。
連休中にフレームの塗装やホイールの組み直しを予定しているので、ハブの整備を先に片づけておくことにしたのだ。
前輪は、前に一度外した時に軸を回してみたらゴリゴリしていたので玉の当たりを調整してあったが、虫食いの状態になっているのでないかと気になっていた。
ばらしてみたら、グリスは残っていたし、玉受けと玉押しは正常で、ホッとした。
次は後輪。
後輪は面倒だ。フリーを外さないといけないが、フリーがサビサビなので固着している心配がある。
フリー抜きは、サンツアーもシマノも自宅に置いてあってこっちには持ってきていないが、連休中にホイールの組み直しをするには必要なので、ヤフオクで安く入手した。
意外とすんなり外れてくれた。
ハブを分解したら、後輪の方がベアリングのボールが大きかった。
反フリー側はきれいなものだが、フリー側はサビのせいでグリスが赤く染まっている。
玉受けはきれいだが、玉押しは虫食いではないものの結構削れている。
普通に見えるが、裏側は溝が細い。
フリーのサビが水と一緒に玉受けに入り、サビの粒子に削られたのだろう。
グリスを盛ってボールを入れる。
ハブはジョイテック。
ネットで検索すると、あまりいいことが書かれていないが、この状態ならば許せる。
交換を考える必要はないだろう。
前回後輪を外してびっくりしたのが、エンド幅が、130mmもあったこと。
完成車の状態で測ったら126mmだったが、ボルトで無理やり固定してあったのだ。
今度自宅に帰った時にスペーサーを持ってきてハブを130mm幅にしよう。
ハブのオーバーホールも終え、ようやく本題の泥除けの装着に移る。
比較的容易な前輪から作業を開始する。
入手したケーブルカッターはネットで調べると、スチールだと4mmまで切れるとのことだが、ステーは4mmぐらいなので少々心配していた。
片手では無理だが、両手で握るとバチンといって切れてホッとする。
そして、いざステーをフレームにネジ止めしようとすると、ダボのネジ山がきつくてプラスドライバーでは入っていかない。
タップでネジ山を立てたいが持ってきてないので、アーレンキーを使用できるボトルゲージのネジをタップ代わりにしてネジ山を立てると何とか入っていった。
しかし右側は途中までしか入っていかない。
前輪はあきらめて後輪に移る。
すると、後輪でも問題が発生した。
エンドのダボのネジの規格が、フロントはM5なのに、リヤはなぜかM6。
ガーン。
こんな時、自宅ならばカインズで何種類も買ったストックがあるので何とかなるが、こっちにはスペアーのネジなんて持ってきてない。
仕方ないので、作業を中断してホームセンターに買いに行く。
アーレンキーを使えるキャップボルトにするつもりだったが、六角ボルトの方が作業性がいいような気がして六角ボルトのM5とM6の2種類を買う。
作業は順調に進み、最後はチェーンステーのブリッジに泥除けを固定する作業。
ブリッジに固定しないとタイヤと泥除けに間隔が開いてしまうし、ブリッジにはちょうど泥除け用のダボがあるので、スペーサーをかませて固定することにする。
枕頭ボルトを使う方法を思いついた。
やすりで削ってはまるようにしたのに、いざ固定しようとしたら、またもやネジの規格が合わない。
M5のネジを枕頭ボルトに通すこともできるが、いかんせんボトルゲージのネジでは長さが足りない。
自宅に帰ればあるんだけどなぁ・・・。
ちょっと見た目が良くないが、フレンチバルブのキャップをスペーサーにした。
これで解決。
今日の作業はこれで終了。
泥除けをつけたことで、見た目がかなり良くなった。
後輪、ジャストサイズ。
前輪もジャストサイズ。
楽しい1日だった。