当初は昨日サイクリングに出かけるつもりだったが、朝起きるとどんよりと曇っている。

西毛の山並みも霞んでいるし。

日差しがなく、景色も期待できないとなれば、楽しめない。

天気予報では日曜日の午前中が良さそうだったので、今日行くこととなった。

行先は八州高原。榛名山の地図を見ていて発見したのだ。

ある方のブログによると、結構な激坂っぽい。・・・血が騒ぐ。
八州高原(60km)

朝起きると、西毛の山並みは昨日と同じ。こういう時は、赤城南面道路で深山までかなぁ・・・。

しかし、台所に行って念のため上越国境の山並みを見てみたら、雲はかかっているものの、クッキリ!

青空は期待できないが上越国境の山は見えるだろうといことで、激坂に向かうことにした。

出発は9時過ぎ。

近くの大渡橋からは、榛名山や上越方面の山並みが見える。小野子山の右には仙ノ倉も。
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正面には浅間山。
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しばらくは、住宅街の中の緩い坂を上っていく。

榛東村役場が近づくと、交差点を右折したり左折したり、スマホを確認しながら進む。

役場前の道はT字路で突き当たり、左折し、まもなく右折すると、しばらく直登となる。

右斜めに進んで橋を渡ると急坂となり、今日のクライマックスが始まる。

緩傾斜の区間をはさみながら、立漕ぎが必要な坂が続く。

キャンプ場のある個所で、林道の概要図があった。
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なかなか、インパクトのある林道名だ。

この看板から少し行くと展望が開けた。前橋方面だ。
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ここからも立漕ぎが続き、ようやく富士見峠に到着。
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写真を撮り終える頃、すごいスピードでヒルクライマーが上がってきた。

でもそこがゴール地点だったようで、その証拠にその後は抜かれることがなかった。

富士見峠から先は、見た目には勾配が落ちたかと思っていたが結構きつく、結局立漕ぎでないと進めない。

八州高原(上野平)まで上がるとダラダラ坂となる。

ようやく上り坂が終わり下り始めると、展望が開けた。
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後ろの山は浅間山(水沢山)かな?
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ここで防寒具を身に着け、さらに下っていくと、広い道と合流した。

伊香保に下る道だと思い、地図を確認せず、伊香保方面と思われる方向に右折する。

しばらく緩い坂を下っていくが、どうも交通量が少ないし、前に通ったことがあるにもかかわらず思い出せない。

おかしいなぁと思いながら進んでいると、突如スケートリンクが現れ、道が行き止まりとなった。
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伊香保リンクだった。

地図を確認すると、伊香保にはロープウェイでしか下れないことがわかり、引き返すこととなる。

それほど下っていなかったのが幸いで、間違った地点にはすぐ戻ってくることができた。
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八州高原から下ってきた道は、林道上野原線とのこと。
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ここから上りは勾配が緩く、ほどなく、今度こそ県道33号に出た。

下り始めると高根展望台は目と鼻の先。
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右の方には、さっき間違って寄った伊香保リンクも見える。

真ん中あたりが谷川岳で、左の方に仙ノ倉も写っている。
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ここからの下りはコーナーリングを楽しめたが、日差しがないため、すごく寒い。

伊香保温泉からは、まっすぐの下りで、最高時速が62.6km/h。

真冬のこの速度は、さすがに極寒だ。

渋川の町に下りると道を確認する。上州村の駅に寄っていくためだ。

お目当ては、「さちあん」のよもぎ大福。
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大福は3個で330円。隣の炭酸まんじゅうは5個で550円。単価は同じだ。

写真を撮っていると、炭酸まんじゅうを両手に抱えるぐらい3~4パック大人買いしていく人がいて、やはり、ここのあんこに魅せられたのだろう。

あと、パン窯を備えたパン屋も入っているので、バターロールを買い外で食べていく。
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1個65円で2個買ったが、バターの風味豊かで絶品だった。

家に帰ってからは、お楽しみのよもぎ大福。
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小豆のつなぎが柔らかくて、粒の触感をしっかり楽しめる。

濃い目のぜんざいを食べているみたいで、甘さも程よく、ほんとに癖になる味だ。

やはり冬のサイクリングは、最後はよもぎ大福で〆だな。


走行距離:58.83km、所要時間:3時間50分、AVE:19.4km/h、グロス:15.3km/h、獲得標高:1,162m