今週末も移動性高気圧に覆われた晴れ!
一度行ってみたかった御荷鉾林道に行くことにした。
距離はそこそこなので、輪行道具も準備し、午前8時25分に出発する。
大渡橋。今日の空気はさわやかだが、空気は澄んでいない。
御荷鉾林道方面も。
安中経由の県道10号は道が狭く気を遣って疲れるので、今日は高崎経由。
少しルートをミスしたが、富岡までは、ほとんどの区間が片側2車線で交通量もほどほどだし、弱い追い風なので、結構気持ち良く走っていける。
利根川を渡る城南大橋は、上信電鉄も交わるので、すごく複雑な立体交差だった。
吉井付近。小麦畑が収穫間近。
富岡のセブンで小用を足し、ドリンクと菓子パンを買う。
そしてしばらく走った後、何時間走ったかなぁと思ってハンドルに着けた古いストップウォッチを見ようとしたら、ない!
ショック大!!
マラソン用に20年あまり前に始めて買った本格的なストップウォッチだったのに・・・。
コンビニで盗られたのか?と思ったが、ボロボロでとても高価な時計には見えないので、おそらく振動か何かでバンドが時計本体から外れたのだろう。
まあ、いいか。
しばらく走ると下仁田に着いた。
ここでは昼食を買う。
そして、下仁田駅に寄っていく。
景色もどんどん良くなっていく。
駅近くの橋で。
道沿いの製材工場には、表にパレットが積まれていた。天日乾燥かな。
スギのパレットは始めて見た。
南牧村のはずれで佐久方面に向かうK93と別れ、上野村に向かう。
橋の上から振り返る。川の水も澄んでいる。
湯ノ沢トンネルとの分岐が近づくにつれ、勾配も強くなる。
湯ノ沢トンネルに向かう道が谷を跨いで右に向かっている。
こちら、塩ノ沢峠に向かう道は、静かなたたずまい。
さらに高度を上げた。
車には全く会わず、しずかな道を淡々と上がる。
石垣を組んで建てられた家。大変だったろうな。
そろそろ昼食にしたいが、日陰で安全な箇所が無く、さらに進むと、ちょうど良いところに出た。
ここで昼食にする。
この弁当を買った下仁田のセブンのお姉さん、すごく明るく親切で、気を遣ってスプーンを着けてくれた。
これがナイスで、鶏そぼろ弁当なので、すごく食べやすかった。
ただ、全然食べ足りなかったので、後で食べようと思っていたおにぎり2個も食べていく。
走りを再開すると、勾配がぐっと落ちた。
結構回しながら進んでいける。
展望の効くところに出た。
妙義山方面も、クリアーではないが見える。
塩ノ沢峠方面
多分、正面のVのところだと思う。
結構距離がありそうだなぁ、と思ったが、勾配が強くないので、大して苦しまず塩ノ沢隧道に到着。
この直後、見えている尾根付近を通ることになる。
トンネルを出ると、すぐに左折。
御荷鉾スーパー林道に突入。
ところどころ、伐開地があったおかげで、天気はイマイチながらも景色が良い。
八倉峠に到着。ここは道が途切れているところ。
峠に戻る。
さて、これから向かう道はどっちだ?
右の舗装路かと思ったが、案内板によると、神流川方面に向かう林道七久保橋倉線だった。
正解は、左のダートだ。
仕方ない、この迂回部分だけだろう。
勾配は強くないので、乗ったまま進む。
舗装路に変わって一安心。
さらに進むと、下仁田方面に下る舗装路との分岐点に出た。
しかし、ここで問題が発生。この分岐点から先がダートになっていた。
このダート、さっきよりも荒れていて、ロードには手強そう。
ちょうどその時、オフロードバイクのグループが下ってきたが、このグループでもトラブル発生。
会話を聞いていると、リヤブレーキのオイル?空気?が漏れているらしい。
行きつけのバイクショップに修理を要請しているみたいで、解決できそうな雰囲気。
この方々に聞いてみた。
「ここからどれぐらいダートが続きますか?」
「10kmぐらい続きますよ」
はっきり言って無理。
ここはおとなしく、ルートを変更することにした。
下仁田に下るか、神流川に下るか。
下仁田から来た道と同じ道を帰るのも滅入るので、距離は長くなるが神流川を選択する。
八倉峠に戻り、林道七久保橋倉線を下る。
割と新しい舗装で、勾配は急だが気持ち良く下っていける。
しかし、途中の段差を越えるときだったと思うが、衝撃でリヤバックに着けていた点滅ライトがぶっ飛んだ。
部品と電池を回収し、家でスイッチを入れ見たら無事点いた。
今日は、モノをよく落とす日だ。
R462に向かう分岐点に出た。
R462には向かわず、小豆の滝を見て神流川に下ることにしよう。
小豆の滝の入口に到着。
山道を350m(10分)で滝に着くはずが、全然着かない。
挙げ句に危険を感じる草付きが現れ、踏み跡らしきものをさらに進むが限界。
身の危険を感じたので引き返す。
さっきの踏み跡は、おそらく獣道だろう。
戻る途中で、とりあえず滝らしきものを写真に収めていく。
家でネットで検索してみたら、さらに奥に滝があったみたいだが、高巻きする道があったのかなぁ・・・。
気を取り直して下りを再開する。
ずっと下りだと思っていたら、意外と長い上り返しがあり、ちょっと戸惑う。
50~100mぐらいの標高差があったと思う。
そこを過ぎると、後はずっと下り。
険しい岩峰
神流川沿いの集落が見えるところまで来た。
神流川まで下りてくると、ここからは長い道のりとなる。
弱い向かい風なので、下ハンドルを握った走りとなる。
ところどころ、休憩がてら写真を撮っていく。
鮎の解禁日かな?釣り師が結構いた。
ようやく、神流湖まで来た。
湖に浮かぶ岩の島
下久保ダムの堤体が見えてきた。堤体自体は日本一の長さだそうだ。
ダムの堤体上には行かず、トンネルを抜けたところでダムが見えた。
堤体の長さの割に、高さはショボイ。
ダム下にある三波石峡と言う渓谷があるので、山肌に張り付く集落の中の道を下っていく。
覚悟はしていたが、かなりの急坂。富士アザミラインのいちばん急なところよりも急で、少し恐怖を感じた。
ダム下に無事到着。
すぐに三波石峡があり、吊り橋まで歩道を下ってみた。
峡谷には間違いないが、迫力がない。
ここは、名付けられた岩がいっぱいあるのが売りのようだ。ちょっと期待はずれ。
下流側
上流側
ここで、輪行のため、八高線の時刻表を確認する。
すでに17時近くで、17時21分を逃すと次は18時46分発。
これで輪行はあきらめた。
谷筋を離れ平野部に出ると風向きが弱い追い風に変わり、快調に進む。
途中、道の駅が2箇所あったが、早く帰りたいので野菜を買うために立ち寄らず、とにかく進む。
前橋が近づいてきた。ここでも麦畑。
結構疲れたが、結局、17時21分発の輪行で帰った場合に比べ10分程度遅い18時25分に帰ってくることができた。
ああ、疲れた。150km近くも走ったのは久し振りだ。
走行距離:148.27km、所要時間:約10時間、AVE:21.0km/h、グロス:14.8km/h、獲得標高:1838m