正月に自宅に帰ったときに、練習で脚を傷めた。

それ以降、速歩のトレーニングが増えたが、2月も脚の具合は一進一退。

3月に入り脚の具合が良くなってきたので、本格的に練習を再開し、月間で192kmも走った。

これが良くなかった。

左脚を傷め、振り出しに戻る。

4月の走行距離は速歩も含め約50kmで、逆にこれが疲労回復になり、良かったのかもしれない。

左脚の後脛骨筋は、1週間前は押さえると痛みがあったが、昨日の段階では、押さえても痛みが無くなっていた。

でも、再発はあり得るので、上り基調の前半はキロ5分50秒ぐらいで行き、中間点で余裕があればペースアップすることにした。

以下、走行時の感想など


●スタート前
  • スタート地点は現住所から自転車で15分程度なので、5時半起床で会場には7時20分に到着。
  • 家で2回排便したのに催してきたので、まずトイレに並ぶ。
  • トイレの後荷物を預けスタート地点に戻ってくると、ちょうどスタートの整列だったので、4時間台の列に並ぶ。
●スタート~5km(27分20秒、キロ5分28秒)
  • 参加者が4000人弱なので、スタートラインは40秒で通過できた。
  • 脚は軽い。集団のペースに合わせることとして、足首をできるだけ使わないように走る。
  • 右脚の攣りの症状は、ほんの少しにとどまった。ほとんど影響なし。
  • スタート以降ずっと上りだったのに、このペースは速かったな。
●5km~10km(25分06秒、キロ5分1秒)
  • 前半唯一の下り区間。セーブしたつもりだったが、結構速かった。
  • 体感上は、かなり余裕があったので、この後への影響はなかったと思う。
●10km~15km(27分32秒、キロ5分30秒)
  • 渋川まではずっと上り。ペースを抑えるため、走行フォームが軽く走り慣れてそうな女性を見つけたので、間隔を空けてペースメーカーとさせていただいた。
  • それでもペースが速かったようだ。
●15km~20km(27分34秒、キロ5分31秒)
  • ずっと上り。
  • スタートからずっと小用がしたかったので、途中のトイレで用を足し、1分ぐらいのロスがあったと思う。
  • さっきの女性から離れ自分のペース感覚を頼りに走ることとなったが、気持ちのいいペースで走ったため、結果としてペースを上げてしまった。
  • 20kmの地点でも余裕はあったが、この後の展開に影響したと思う。
●20km~27km(39分35秒、キロ5分39秒)
  • 一旦下りに転じるところで、さっきの女性に追いつき、この下り区間ではペースを抑えることができた。
  • 渋川駅方面に上っていき、その後下りに転じると思っていたら、伊香保温泉の方向にどんどん上っていくではないか。
  • 周りの方のペースと同じかやや遅いぐらいで上っていくが、これだけ上っているのにサブフォーペースは、明らかに飛ばしすぎたと思う。
  • 25kmのポイントは見逃してしまい、下り途中の27kmでラップタイムを取った。
●27km~30km(16分04秒、キロ5分21秒)
  • 急な上りが続いたので、脚が結構消耗してしまった。
  • 下りで脚がほぐれるよう努めたが、時既に遅かったようだ。
  • 背中の軸を意識したり、脚の振り出しで臀部を伸ばすような意識したりしていたが、28km辺りでガクンとペースが落ちた。まさに30kmの壁だ。
●30km~35km(30分17秒、キロ6分3秒)
  • ここからは辛かった。
  • だましだまし走ってきたが、フルマラソンでしばしば出る、頭から血が引く感じが33km付近で出てしまい、当然脚も動かなくなった。
  • 脳貧血だと思う。給水地点で提供される食べ物を欲張って食べ過ぎたので、腹に血が行ったのかもしれない。
  • 立ち止まって前屈をしたり、歩いたり、臀部を叩いたり。
  • 歩いたのは2分ぐらいだったと思うが、急に脚が動くようになった。
●35km~40km(33分36秒、キロ6分43秒)
  • 調子が上がり、流れに乗るどころか追い越しながら走れるまで回復した。
  • しかし、それも37kmぐらいまでしか続かなかった。
  • 4kmぐらい気持ち良く走れたが、またパタッと走れなくなった。
  • そこからは走ったり歩いたり。
  • 前半に貯金をしたので、キロ6分のペースで走り続けることができればサブフォーは行けると思ったが、なかなか身体が言うことを聞かない。
●40km~ゴール(11分24秒、キロ5分11秒)
  • 40km地点が中央大橋に下っていく上りの頂上だったので、いちかばちか、サブフォーねらいでラストスパートをしてみることにした。
  • 下りでは、股関節が攣りそうで振り出しがぎこちなく、橋に上がる急坂は何とか耐えたが、橋に入ると脚が良い感じで回転するようになってきた。
  • やはり、気持ちが大事ということか。
  • 41kmは意外と近く感じ、橋を渡るとほぼ下り。
  • 42km地点で、あと1分ぐらいあったので、確信した。
  • ペースを緩めずゴール。
  • 3時間59分14秒

最後の2キロは、すごく気持ち良く走れ、何とか身体と脚がもってくれて良かった。

サブフォーは、平成27年11月の富士山マラソン以来だが、その時もラスト1キロでスパートして3時間59分16秒のギリギリだった。

ゴール後は、まず預けた荷物を受け取りにいったが、ここで悲劇に襲われる。

荷物を受け取るときに少し身体をかがめたら、左脚が強い痙攣に襲われ、その場で座り込む。

足指の先を持って必死で脚を伸ばそうとするが、脚が伸びず、痙攣が全然治まらない。

そのうち右脚もピクピクし出すが、近くにいた係の方が脚を伸ばしてくれ、その間スポーツドリンクで塩分を補給し、何とか収まった。

御礼を言ってそろりそろりと出口に向かい、外の出たところでグリーンドーム正面の階段で腰を下ろす。

服を着替えているとき、また痙攣が来たが、さっきほどの強烈なヤツではなかったので、脚を伸ばしながら残りのスポーツドリンクを飲んだりすると、ようやく収まった。

走り込みが少なかった割に、最後のラストスパートで頑張りすぎたのが原因だろう。

でも、終わり良ければ全て良しで、今回はいい大会となった。