今年になって、一昨年に植えた、つるバラ「ニュードーン」が大変なことになって、つるの処理に高所作業を強いられるなど、切羽詰まった状態に陥っていた。
来年は、さらに猛威を振るうと思うので、植える場所をフェンス際から内側に移し、オベリスクに這わすことにした。
そのため、夏頃からネットを検索し、オベリスクの価格や大きさ、固定方法の研究を重ねた。
半サイズのコンクリートブロックを埋め込んでモルタルで固定する方法が一般的らしい。
モルタルの固化には時間がかかるし、砂利を入れたり後で場所を変更したりしようとすると面倒なので、パイプを埋め込んでオベリスクを差し込む方法にした。
まずは、適当な径と長さのパイプ探し。
スーパーバリューに行って探すと、丁度いいものを発見した。
農業用ビニールハウスの部品だと思う。
長さが70cmぐらいで、1本158円。オベリスクを差し込むだけだと浮き上がる恐れがあるので、先端に針金で固定するための穴を開けることにする。
センタポンチで凹みを付け、電動ドリルで穴を開ける。
オベリスクの足もちょうど入るサイズ。
パイプは土に打ち込むので、打ち込みやすく、パイプ内に土が入らないよう、先端部を金槌でつぶすことにする。尖らせようと試みたが上手くいかず時間もかかるため、最終的には平たくつぶすだけにした。
現在のつるバラの株の状態。かなり太くなっていた。
誘引する作業スペースを確保できる場所にオベリスクに立てることにし、株を掘り取って移植した上で、オベリスクを仮置きしてパイプを打ち込む場所に跡を付ける。
パイプは難なく打ち込めたが、障害物があるのか少し斜めに入ってしまう。
パイプが斜めになってはいるが、オベリスクの素材はガッチリしたものではないので、しなりながら差し込めた。
水準器で水平を取ったが、厳密さは求めない。
ほかの3本のパイプに開けた穴は無駄になったが、たいしたことではない。
最後に、つるバラのつるを這わせて作業完了。
つるの間に結構隙間があるが、初めてにしては上出来だろう。
春が楽しみだ。
おまけ
家の日陰の部分の紅葉しているモミジ。どこからか種が飛んできて育ったのだろう。