1ヶ月半振りのサイクリング。
仕事が忙しかったり、自宅に帰ったりで、サイクリングには全然行けなかった。
仕事が一山越えたものの、来週も重要な仕事が待っている。
そこで、週末は天気が良さそうだし、気分転換も兼ねてサイクリングに行ってきた。
メインは嬬恋パノラマラインで、サブが長野単身赴任時代に行けなかった湯の丸高原(地蔵峠)。
群馬総社駅から始発電車に乗って、群馬大津駅へ。
隣の長野原草津口駅はパスモが使えたが、この駅は無人駅で、タッチする機器もない。
出発は7時50分。
この辺りは標高も高く、氷点下になったらしく、車には霜が降りていた。
身体が暖まるまでの間は、とりあえず防寒具を完全防備し進む。
良く地図を見ないで出発したので、道を間違えてしまい、北軽井沢方面に進んでしまう。
その標識が出てきたところで間違いに気付き、来た道を戻る。
戻る途中、吾妻川を渡る。なぜ、この橋で間違いに気付かなかったのか?
途中から小沢沿いにR292方面に上がる道があったので、結構急坂だったがこちらを選択。
ほどなくR292の大津交差点に到着し、セブンで補給食を買い込み、小腹が減ったので肉まんを食べていく。
R292は、強めの勾配で、結構堪える。
ようやく、K59との分岐点。
ここからは、基本コンター沿いの道で、ようやく脚も楽になる。
嬬恋パノラマラインのスタート地点。ちょうど今日から通行規制。
地元の車が普通に走っているので、かまわず入る。
嬬恋パノラマライン北ルート
アップダウンを繰り返し、見晴らしのいい場所に出た。ちょうど太陽が雲の中から顔を出した。
浅間山もバッチリ。
さらに行くと、ビューポイント。木が落葉しているので、昨年夏とは違う雰囲気。
気温は低いが日差しが暖かいので、気持ち良く下っていける。
険しい谷を渡る。
昨年感動した場所に到着。
三角形の山は、高間山かな?
浅間山に向かって下っていく道。スピードも出ず、気持ちのいい道。
一旦、干俣まで下り、ここから上りが再開する。
上りが続き結構しんどくなってきたので、一旦腰を下ろし休憩がてら、おにぎりを2個食べる。
走りを再開すると、まもなく通行規制の看板。
ここからは、勾配も穏やかになり、景色を楽しみながら走れるようになる。
パノラマ写真
愛妻の丘にだいぶ近づいてきたが、雲行きが怪しい。
愛妻の丘に到着。
展望台で景色を楽しむ。
これから進む方向。鹿沢スキー場が見える。
四阿山は雲の中。
来た方向を振り返る。
鹿沢温泉まで来ると、もうヘトヘトで、湯の丸高原に行かないで帰りたい気分。
脚も攣りそうな感じがするし、睡眠不足で睡魔が襲ってくるし、とにかく頑張りすぎないようにジワジワ上っていく。
スキー場との分岐点で最後の補給食ジャムパンを食べて、最後の上りに備える。
何度か立ち止まりながら進むが、睡魔がどうしょうも無くなってきたので、チェーン装着スペースで横になる。
メットもかぶったまま仰向けになってみたら、メット後部の出っ張りがちょうど枕の働きをして、結構楽ちん。
BELLのメットには、こんな長所があったんだ。
しばし目を閉じて寒い風に吹かれていると、ようやく睡魔が立ち去った。
走りを再開すると、脚がかなり回復して、休まず上っていけるようになる。
国指定天然記念物のレンゲツツジ。榛名山のような感じかな?
さらに上ってから、レンゲツツジの群落を振り返る。
湯の丸高原に到着。スキー場がもうオープンしていた。
地蔵峠
ここからのダウンヒルは長いので、防寒具を全て身につけて下っていく。
長野県側は、道幅が狭いところや路面の悪いところが所々あり、注意しながら下っていく。
ようやく、日差しのあるところに出た。太陽が燦々と差していて快適。
高速道路の手前で左折し、R18に平行する浅間山山麓の浅間サンラインで軽井沢に向かう。
軽井沢まで20km上り基調だが、今日はついていて追い風のアシストを受け、割と快調。
セブンで、最近定番のおにぎりと唐揚げ棒で補給する。
この組み合わせ、結構自分に合っていて、疲労が回復しやすい。
浅間山が迫ってきた。上の方には雪が着いている。
しばらくアップダウンで揉まれたが、浅間山の裾野に入ると走りやすくなった。
さらに浅間山。
この辺りからは淡々と走り、R18に合流してからは、さらに調子が上がる。
当初は中軽井沢から碓氷バイパスに向かう予定だったが、入山峠まで少し上りがあるのでパスし、軽井沢駅方面に向かう。
駅前を過ぎると、最後の短い緩い上りがあり、碓氷峠に到着。
今年4月に下って以来だが、今日も下る車はほとんど無い。
時折、高崎方面の街を望みながら下っていく。
以前は路面が悪かったので今回碓氷バイパスを通る計画を立てたが、旧道も路面の改修がされたみたいで、気持ち良く下って行けた。
最後の見所、めがね橋。
だいぶ冷えてきたので途中でウィンドブレーカを着込んで下る。
無事、横川駅に到着。
前橋まで40km近くあるし、かなり疲れているし、途中で日が暮れるので、ここから輪行で帰る。
15時58分発の高崎行きは、水上行きとの接続も良く、朝の乗車地点の群馬総社駅まで行って下車。
暗くなったが無事帰宅することができた。
走力の衰えを感じたし、寒い思いをしたが、初冬のサイクリングを楽しむことができて良かった。
来週末も晴れればサイクリングに行こう。
走行距離:97.55km、所要時間:7時間31分、AVE:16.6km/h、グロス:13.0km/h、獲得標高:2241m
2,3年前のことですが、鹿沢から湯ノ丸までは途中に自販機すらなく、補給に困った記憶です。
浅間サンラインは、走りやすい道なのですが、トラックが多かったという記憶です。
帰りは、僕なら、メンドくさいから、軽井沢から新幹線に乗ってしまうかも…(^^)
吾妻線の始発は、輪行サイクリングではよく使いますね。