前橋の夏は初めてだが、今年は恐ろしく暑い!
長いサイクリングに行く気にはなれないので、トレーニングの一環で榛名山方面に行くことにした。
出発は、もう結構暑くなった10時半頃。気象庁のアメダスでは約34℃と、うだるような暑さ。
ロードバイクだと、3階から降ろしたり、帰ってからのバイクのメンテなど、色々と面倒なことがあるので、今日もシティサイクル。
大渡橋。榛名山は、湿った空気のせいで、かなり霞んでいる。
今日、榛名山方面にしたのは、榛名山側で坂道を使ったインターバルトレーニングができないかと、その下調べの意味もある。
ランニングのインターバル走をするには、安全を考えると、歩道を走りたい。
広い歩道のある上り坂はなかなかなく、地図で調べたところK25が候補地となった。
スタート地点に設定したのが「やすらぎの湯」に向かう道との交差点にあるセーブオン。
少し緩いかな、と思って走り始めたが、すぐに下り坂に転じたりとか、問題が多いので、このコースは候補から外した。
ゲートボール場の緑地で十分追い込めることが昨日の練習でわかったので、坂道はとりあえず棚上げとしておこう。
K25から左折し、榛東村役場方面に上っていく。
汗がボタボタと落ちる。やはりシティサイクルにして良かった。
スマホを確認せず勘を頼りに進むが、結局、予定よりも一段下の、前回下ってきた道を進んでいる。
途中、上っていく広い道を見つけたので左折すると、上りごたえのある上り坂となり、予定の道に合流する。
一段下の道と違い、ずっと上り坂が続き、水沢観音に向かうK15に突き当たる。
すぐに「水沢うどん街」に入り、水沢観音に到着。
セーブオンから51分。
駐車場には野菜や果物を売っているテントがあり、しばし物色の上、トマトを買っていく。
その後は、今までパスしていた水沢観音にお参りしていく。
境内に入ると、お清めの湧き水があったので、ドリンクも切れていたので汲んでからゴクゴク飲んでいく。
正真正銘の湧き水らしく、無茶苦茶冷たい。
やっぱ、夏は湧き水に限るね!
本堂と六角堂
まずは六角堂にお参りする。
お堂が中心軸で回る仕組みになっていて、手で押して3周回る。
願い事もしたし、御利益があるかなぁ。
本堂にもお参りする。
本堂前には立派な杉の木があり、根元には池がある。
水沢観音と言うだけあって、水がふんだんにある。
ひととおりお参りしたので、帰ることにする。
駐車場前のあじさい。下界よりも涼しいせいか、まだ見頃。
下っていくと、水沢観音の真?の入口がある。
お清めの水もある。
上の湧き水と同様、やはり冷たい。
振り返ると水沢うどん街。
うどん街を抜けてすぐ、船尾滝に向かう道に右折する。来るとき来た道。
脚に余裕があるので、せっかくだから船尾滝に寄っていくことにする。
分岐点の起点からはきつめな直登が続く。
木陰に入ったところが船尾滝との分岐点になっている。
しかし、土砂崩れがあったらしく通行止めになっている。
くそ暑い中、苦労して上ってきたので、ここで引き返すのはもったいない。かまわず進む。
土砂崩れがあってからだいぶ経っているのか、危険な箇所はない。
途中、船尾滝が遠望できる箇所があった。想像よりも、はるかな立派な滝。
滝への歩道の入口手前には、土砂崩れの箇所があったが、土砂は除去されていた。
この先が、船尾滝への入口になっている。
少し歩くと河原に出て、船尾滝が遠望できた。
華厳の滝や那智の滝みたいに垂直に落ちる滝で、水量の多いときは迫力があるのだろう。
説明板によれば、落差は72mだそうだ。
後は下るだけ。
適当に下っていくと、なぜか自衛隊の敷地に出た。
門らしきものがあって写真に撮ろうとしたら遠慮するように言われてしまった。
まあいいか。
突き当たったところが門になっていた。
来た道を振り返る。
ここからは、道が良く分からなかったが、勘で下っていく。
「やすらぎの湯」の標識があったので、慌てて左折する。
少し行き過ぎたようだ。
途中、水田の青い稲で癒された。
その後も、細い路地に入ったりしたが、勘で下っていくと見たことのある場所に出て、無事帰ることができた。
かなり暑かったが、観光もできて楽しめた。
走行距離:38km、所要時間:約3時間、上り区間のAVE:12.9km/h、獲得標高:719m