前橋生活が始まって最初のサイクリング。

コース選定に迷いはなく、志賀草津高原ルート(R292)に決めた。

一昨年、去年と、2年連続で開通後すぐに行っていて、お気に入りのコースなので、天気が良い予報だったし行ってきた。
草津白根山方面(121km)

新前橋発の始発電車の大前行きに乗るため、頑張って早起きした。

長野原草津口駅到着は、午前7時33分で、出発は7時50分。
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旧六合村経由で草津に向かう。

渓谷を見下ろしながら進む。

断崖と淵。少し白濁している。
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桜の見頃も終わり。
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白根山方面かな、山が見えてきた。
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えっ、こんなとこにあるの?というところに重要伝統建造物群保存地区があった。
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養蚕の盛んな地区で、住宅が養蚕仕様になっているそうだ。

全景
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ヘリポートが見えてきたと思ったら、旧太子駅の標識が現れた。

通り過ぎて振り返ると、絵になる風景。
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よく見ると、旧太子駅の線路とホームがある。
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こんな奥地にも鉄道が来ていたんだ。

しばらく進み、振り返ると、浅間山!
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道の駅六合
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ここで防寒具をすべて脱ぎ夏の格好になる。

三角屋根の食堂
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渓谷の水は、いつしか澄んだエメラルドグリーンになっていた。
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この後、ヘアピンカーブを繰り返しながら草津温泉に上っていくこととなる。

その途中に、「男はつらいよ」のロケ地となったバス停がある。
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さっきの道の駅で知ったのだ。1980年封切りの傑作、ハイビスカスの花のエンディングで使用されたとのこと。

確かに見覚えがある。おばさん達のバス旅行に便乗するシーンだったと思う。

鯉のぼりはしなだれている。この無風状態が1日続けば良かったのに・・・。

ヘアピンが終わると白根山方面が見えてくる。
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どこに行ってもソーラー発電。

草津の温泉街の入口のセブンで補給食を買っていく。

温泉街を抜けるとしばらくは樹林帯。樹林帯を抜けたところで展望が開ける。

噴火した元白根山かな?
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殺生河原は停車禁止だが、確かに硫黄臭い。

しばらく上がったところ
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そして、見下ろす。
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遠くの山が雲の上に浮かんでる。
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割と調子よくどんどん高度を稼ぐ。

途中、最近の噴火で流れ出した火山灰を食い止める応急措置がされていた。
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浅間山が、またまた、こんにちは。
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噴火の時の風下には、結構火山灰が積もっている。
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この辺りは、筋肉疲労とエネルギー切れで結構しんどかったが、何とか白根山のレストハウスに到着。
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ここで、セブンで買ったおにぎりセットと家から持ってきた大福餅2個を食べ、アクエリアスを補給していく。

弓池は、ほとんどが結氷したまま。
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万座方面が見えてきた。懐かしい風景だ。
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万座方面に別れる三差路を過ぎると、景色がダイナミックになってくる。

静かな峠、万座峠方面。
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奥の山は、老ノ倉かな?
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山田峠。好きな山、笠ヶ岳が見える。
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ようやく、雪の回廊まできた。
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一昨年の倍、去年の半分ぐらいかな。

上からも見下ろす。雪の壁は、観光バスと同じぐらいの高さだ。
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この地点を過ぎると、国道最高地点は目と鼻の先。

到着~。
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パノラマ写真
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ここで、残りのおにぎりを平らげ、防寒具をすべて身につける。

と言っても、去年は2℃という寒さだったが、今日は15℃ぐらいと暖かい。

ダウンヒルは、寒さは全く感じず、快適そのもの。

ちょっと下って思ったのが、「あっ、そういえば渋峠まで行かなかった。失敗したかなぁ・・・。」

目的地は国道最高地点だから、まあいいか。

ふたたび、雪の回廊。
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景色を楽しみながら下っていく。
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横手山の横っ腹に切られた覆道。天気のいい日は長野からよく見たもんだ。

何という山かな?
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その後も快調に下り、草津温泉、大津と来たが、そこからは辛かった。

向かい風がやや強めで、下り基調だが漕がないと進まない。

疲労した脚には結構辛い。

中之条まで行けば電車の本数が多いと思い、とりあえず中之条まで行って輪行するかどうかを決めることにする。

郷原駅で時刻を確認したら、3分後に高崎行きが来るではないか。

これは無理。

仕方なく走る。

中之条近くまで来ると、ちょうどセブンがあったので、ここで補給と電車の発車時刻確認。
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あいにく、1時間後まで電車がないので、あきらめて家まで走ることにする。

少しでも距離を短くしようとK35を選択したが、これが裏目で、榛名山の麓を巻くように走るせいか、谷をまたぐときに下り、ふたたび上る。これの繰り返し。

向かい風が苦痛で、珍しくほとんど下ハンドル。

しかし、渋川まで来ると坂が緩やかとなり高低差も小さくなってくる。

さらに、進行方向が変わり風も弱くなった。

R17に合流し、無事帰ってくることができた。

前橋生活最初のサイクリングは充実したものになって良かった。


走行距離:120.97km、所要時間:7時間46分、AVE:19.5km/h、グロス:15.6km/h、獲得標高:2457m


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