キャノンボール試走と自信満々で実行に移したが、散々な結果に終わってしまった。

キャノンボールは甘くない。

今回のコース
東京日本橋→島田(224.1km)

出発は、朝の4時40分。まん丸い満月がお見送りしてくれた。
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日本橋で、まず記念撮影。
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センターライン上の道路原標も。
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まずは、R1の日比谷通りに行くつもりが1本通り越して内堀通りに行ってしまう。

間違いに全然気づかず、東京プリンスホテルにぶち当たって間違いに気づく。

すぐに軌道修正してR15に入る。

R15に入るまでは早朝にもかかわらず信号ストップが多く、閉口する。

R15に入ってからは快調と言いたいところであるが、だんだん汗が冷えてきて何か体調がおかしい。

それでも、30km/hチョイの巡航速度で進んでいく。

多摩川を渡る。上り線は車道が走れなかったが、下り線はなぜか車道を走れた。
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今回は、バリエーションということで、箱根峠を避け、長後街道経由でR246で沼津入りする。
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しかし、地図を持っていたにもかかわらず、この辺の地名に疎いこと、県道43号と県道22号の分岐で22号の表示が出ていなかったことから、43号で北上してしまうという大きなミスコースをしてしまう。

何かおかしいなと思い、サークルKで地図を確認したら、全然違う方向に進んでいる。

6~7km余計に走ってしまっただろうか。

R246の善波トンネルの上りは意外と長く結構脚を使ってしまった。

それまでの30キロ巡航にダメ押しする感じで、相当疲れた状態になっている。

トンネルを抜けるとご褒美の富士山。
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山北でR246を避け県道を行くが、足は攣りそうで上りで全然力が入らないし眠さがピークに達したので、日向の歩道で少し横になりウトウトすると、だいぶ楽になった。

その直後、谷峨駅の手前だと思うが、御殿場線が掘り割りになっている区間を見下ろせて、そこに満開の桜の木が覆い被さっているか所があったが、写真を撮らなかったのは本当に後悔される。

駿河小山から道の駅ふじおやままでの上りにも苦しんだ。フラットペダルのロードに軽く抜かされ、あっという間に見えなくなるし、この上り、こんなに長かったっけ?

なんとかR246にたどり着くが、県境までは緩い上りが続き、へこたれる。

箱根裏街道との交差点付近のすき家で昼食にする。

前回も牛丼を食べて脚が回復したので、今回もそれを期待する。

ここまでで、新しいサドル、コンコールアローヘッドが尻に合わず、痛みも限界になり、若干上向きにすると少しマシになる。

ここからは下り区間だが、向かい風でそれほどスピードは上がらないのが残念。

R246は途中から自転車通行禁止になるので、深良上原からは県道を行く。

下士狩で県道22号に右折し、沼津バイパスへショートカットする。

沼津バイパスの片浜辺りは、ずうっと、桜並木が続き、しかも満開で凄く見応えがある。
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県道136号ではタイミング良く踏みきりでつかまる。
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この辺りから脚がだいぶ回復し、県道をつなぎ快調に30キロ巡航する。田子の浦の先でR1に復帰。

由比まで来たところで、またもや尻が限界。

さらに上向きにする。座骨がベースに当たると良くないみたい。

寺尾交差点前で、伊豆半島がくっきり。
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中腹の桜も見事。
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寺尾交差点は待ち時間が長いと聞いていたが、幸運にも待ち時間ゼロで通過した。

その後は淡々と進み、清水手前で疲れと空腹感が出たが、ちょうどCoCo壱番屋があったので腹ごしらえする。

カツカレー大盛りで満たされたが、さすがに腹にもたれる。

静岡駅手前では日本一周中の若者が走っていたので、頑張れと声をかけて先を急ぐ。

静岡駅まできたものの、疲れは全然回復せず、重くなる一方。

静岡駅から帰りたかったが、微妙に200kmを切っているので、次の新幹線の駅である掛川まで行くことにする。

宇津ノ谷トンネルまでの上りは警戒していたが、トンネル手前の道の駅で標高60mしかなく、拍子抜けする。
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しかし、藤枝市内に入ってからは、向かい風となり、おまけに風が冷たい。

疲れと風邪と寒さで全然進まなくなり、島田の手前5kmぐらいで先に進むのを断念し、島田から帰ることにした。
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ここまで疲れたサイクリングも久しぶり。名古屋→東京のキャノンボール初級編よりも辛い。

原因は練習不足にもかかわらず、オーバーペースだったことに尽きると思う。

走行距離:224.32km、アベレージ:23.9km/h、獲得標高:1,075m