今週末は、土曜日が晴天の予報。

日曜日も晴天だが、南から暖かい空気が入ってくるので、澄んだ空気は土曜日限りと考え、またもやナイトランでサイクリングに行ってきた。
陣馬形山、分杭峠、杖突峠(155km)

前々回のサイクリングでパンクしたときにタイヤがすり減って危険な状態になっていることが判明した。

前回のサイクリングではヒヤヒヤものだったが、無事パンクすることなく帰ってくることができた。

先日、新しいタイヤ、ベロフレックス・マスター23が届いたので、出発前に交換する。

予定どおり松本行き最終電車に乗ると、クロスシート主体の編成でちょっと戸惑ったが、車両の端のロングシートのドア横をキープできてホッとする。

篠ノ井からロングシートで横になって仮眠を取る。

松本駅からの出発は0時35分。
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伊那松島駅4時58分発豊橋行きの始発電車に乗る予定なので、時間はたっぷり4時間ある。ゆっくり行こう。

伊那方面に行くには、旧中央本線沿いの小さな峠を越える必要がある。峠前後にはコンビニがないだろうから、塩尻を過ぎる辺りで休憩することにして、20~25km/hぐらいで淡々と走る。

R19が別れる交差点を過ぎ、日ノ出町のセブンで休憩する。
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菓子パンとホットコーヒーで補給を取っていると、意表を突くように、雪がちらつき始めた。

出発時は月が出ていて、雲はあまり見当たらなかったはずだが・・・。

前々回のサイクリングの序盤で小雨に見舞われたことが頭をよぎり少し不安になったが、雲は薄いようだ。
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見たところ路面は濡れていないので、少し舞っているだけで、本降りになることはないだろう。

走り出し手間もなく現れた道路標示では、気温はマイナス1℃。
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しかし、風がないし、防寒具も着込んでいるので、あまり寒さは感じない。

緩い上り坂は長く続かず、善知鳥峠に到着。なんと読むのだろう?
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峠からの下りはさすがに寒い。

カーブはあまりなく勾配自体が緩いので高速は出ないが、時速30km/hを超えると縮み上がる感じ。

辰野町まではコンビニがないと思っていたが、峠直下を含め何軒もあった。

辰野町に入る。標高が814mとされているので、マイナスの気温は当たり前だな。
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この頃には、雲がすっかり晴れていて、オリオン座とさそり座を時々見ながら進む。
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前々回のサイクリング、松本市奈川では感動するような星空だったが、今回は下界の明かりのせいか、それとも月明かりのせいか、前回ほど星の数は多くない。

それでも、山の輪郭や星空を見上げながらのサイクリングはおつなものだ。

快調に走っていると、伊那松島駅手前にあるローソンに到着する。
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時刻を確認すると、午前3時ちょうど。松本駅から2時間25分で来てしまった。

イートインコーナーは設置されておらず、ここでは時間をつぶせないことがわかり、補給後しばらく進み伊那北駅近くの24時間営業のすき家まで行ってみることにした。

すき家に着いてみると店内は空いていたが、眠気がないのに1時間半近く時間をつぶすのには少し抵抗がある。

当初は伊那松島~飯島を輪行し車内で仮眠する予定だったが、思い切って輪行は取り止めることにした。

下り基調、無風という好条件なので、脚に負担を掛けないよう心がければ大丈夫だろう。

駒ヶ根辺りのコンビニで休憩することにして、走りを再開する。

駒ヶ根の手前、宮田村に差し掛かると、小便がしたくなってきた。

休憩のたびに温かい飲み物を飲むので仕方ない。

コンビニを探しながら進むと、小さなイートインコーナーがあるセブンがちょうど現れた。

これ幸いと思い、トイレを借りた後、あんパンとホットドリンクを買ってイートインコーナーで休んでいると、あくびが出だした。

ちょうどいい。ここで仮眠を取っていこう。

座ったまま目を閉じていると、少しウトウトできスッキリした。

走りを再開すると、気温表示。今度はマイナス3℃。
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昨夜の天気予報では、伊那市の最低気温がプラス1℃だったはずだが・・・。

と考えていると、表示はマイナス4℃になった・・・。

飯島町に入る。標高は616mということで、辰野町から200mも標高を下げた。やはり、下り基調は楽でいい。
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駒ヶ根を過ぎ、前回のサイクリングのスタート地点である道の駅田切の里を過ぎると、ほどなく、補給食を買う予定にしていたファミマに到着。時刻は午前5時40分。
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宮田村のコンビニで調べたところ、この飯島町のファミマにはイートインコーナーが設置されていることがわかったので、夜明けまでここで休憩する作戦。

イートインコーナーは電気が消されていたが、店員さんに食事することを伝えたら、快く電気をつけてくれた。

暖かいカップ麺とおにぎりを補給し、この先の補給食を買って休んでいると、ほどなく山並みがはっきりしてきたので、出発を決める。
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中央アルプスは、前回と同様クッキリ。
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バイパスを少し南下するが、ここからの風景は、本当に素晴らしい。
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ほどなく天竜川を渡り、左岸沿いの道を進む。

ここからの風景もいいなあ~。
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県道の幅員は狭いが、天竜川見下ろしながらの、雰囲気のいい道だ。
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川沿いの道を離れ始める頃、中央アルプスの山々に日が差し始めた。
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いや~、これは感動的。ナイトランをやったからこそ、見ることのできる光景だ。

川沿いの道から一段上がると集落があり、ここには陣馬形山に上がる道への分岐点がある。
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事前に調査ではアンフォルメル美術館の方向表示に従えばいいとのことなので、安心して進む。

陣馬形山に上っていく道は序盤は走りやすい道で、中央アルプスを左に眺めながら、ゆっくり上がっていく。

手前に棚田、奥には中央アルプス、中間には天竜川、素晴らしい風景。
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ルンルン気分で上っていると、案内板があったので、立ち止まる。
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予習しておいた道を確認して走りを再開する。

予定していた、登山者用駐車場がある分岐点まできた。
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カーブミラーには中央アルプスが写り込んでいる。

道なりだと左に進むが、標識に「車・バイク」とあるので直進する。

これは事前に確認したとおり。

ここで防寒具を脱いだり身支度を整えていると、駐車場に止めた人がランニング姿で陣馬形山方面に走り始めた。これにはびっくり。

結局この人には追いつくことなく、頂上近くまで行った時に下りてくるのとすれ違うこととなった。

また分岐点が現れた。直進が細い道で左が太い道で、直進の道は工事中。

文面を良く読まずに左に進んだが、道が下り始めたので心配になってスマホでルートラボを確認する。

あらかじめ作成しておいたルートを開くとGPS機能で現在地が表示されることに、コンビニでの休憩中に気付いたので、早速活用することができた。

やはりコースを外れていたので、工事中の箇所まで戻ることにする。

文面を読めば陣馬形山方面には迂回路があるとのこと。
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ちゃんと読んでおけば無駄に上ることはなかったのに。反省・・・。

迂回路を経由し元の道に戻ると、勾配が強くなり始める。
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ここからがきつい。

広域基幹林道陣馬形山線に合流する地点である風三郎神社までは、おそらく10%を上回る急坂で、細い道であるにもかかわらず、久し振りに蛇行走行で切り抜ける。

やっと、基幹林道との合流点に到着。
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とりあえず一安心。

勾配は少し落ちたが、頂上は遠い。

林道黒牛折草線に進む。
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このあたりは、アカマツの立派な林で壮観。
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尾根の右側に出ると日差しが当たるようになり暑くなってきたので、服を少し脱ぐため休憩する。
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高度が上がるにつれ景色も良くなってきて、電波塔のピークを過ぎると頂上は近い。

頂上につくと、景色に圧倒される。
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中央アルプス、与田切川・中田切川・太田切川の渓畔林、天竜川。すごい見応えのある風景だ。

頂上には一度車で来ているので、おおよその風景は覚えていたが、再びここに来ると、やはり度肝を抜かれる。

目の前に遮るものはなく、中央アルプスの端から端まで見ることができる。
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頂上のキャンプ場には、テントが2張り張られていたが、夜景も楽しんだんだろうなぁ。

南アルプスも一望できる。仙丈ヶ岳、北岳、中白根山、間ノ岳。
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塩見岳など(以南の山はよくわからない)
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景色を十分楽しんだ後、折草峠に向かう。

しばらくは、展望を楽しみながらのダウンヒル。
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仙丈ヶ岳の左には鋸山らしきものも見える。
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折草峠までは道幅は狭いが路面はきれいで走りやすい。

折草峠に到着。
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ハンターの方から話しかけられ、松本から走ってきたと言ったら、驚いていた。

これは普通の反応だと思う。

ここからは路面が悪くなり、路面の湿った部分が凍結しているおそれもあり、結構神経を使う。
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基本、谷間で展望の効かない道だが、集落近くまで来ると、時々視界が開けるようになる。
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新宮川沿いの集落まで来ると、すごい風景が待っていた。
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近くの民家の方の話によると、昨日まで曇って山が見えなかったので、今朝は見とれていたそうだ。

ここからの上り返しは、しんどかった。

陣馬形山の上りで脚が相当消耗していたので、中盤からは立ち漕ぎを織り交ぜながら、何とか進む。

峠方面がようやく見えるようになってきた。
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そこからも結構長く、ようやくR152に合流する中沢峠に到着。
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ここまでくると、分杭峠までもう一息。

ここからは思っていたよりも勾配は強くなかったので、シッティングで上っていける。

峠が待ち遠しくなってくる頃、林の中に建物が見え始め、分杭峠に到着。
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振り返ると、そこには、これまたすごい景色。
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分杭峠からの景色は期待していなかったので、これは嬉しい誤算。

遠くに見える草原のような山は、霧ヶ峰高原だろうか?
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峠のゼロ磁場のエリアは冬季閉鎖だった。
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分杭峠の説明板。横着して望遠で写真を撮ったが、ちゃんと読み取れた。
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峠からの下りは結構急坂で、所々路面の悪いところがあり、ギャップで弾んだときにフロントバッグの革のバンドが切れて、バッグが前に飛ばされそうになる。
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なんかいい方法がないか考えたところ、いい方法を思いつく。

ワイヤー錠を回してみたら、長さがピッタリだ。これで大丈夫。
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三峰川の美和湖まで下りてくると、道はフラットとなり向かい風気味であることもあり、だんだん疲れてくる。

さらに、眠気が差してきた。

脚と眠さが伊那市に下ることを求めているが、心の片隅では杖突峠から見る八ヶ岳の景色を求めている状態。

高遠の街に着くと、脚はもうクタクタ。それに眠いし。

眠いのは、寝不足のためか、それとも燃料切れのためだろうか?

コンビニに着くと、普通の食事がしたくなり、親子丼を買う。

多分、身体がタンパク質を求めていたのだろう。

食べ終える頃には、眠気も収まり、スッキリした気分になっていた。これで伊那市に下りたい気持ちは収まった。

高遠からも中央アルプスは見えるが、午後になると、やはり西側の景色はぼけてくる。
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高遠から杖突峠までは緩い上り。

結構メジャーな道のようで、サイクリストとは、何組かとすれ違う。

さっきまでの弱い向かい風は、弱い追い風に変わる。
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前回も終盤に追い風に助けられたが、今回もついている。

勾配が少し強くなり始めたところで、仕事の電話が入り、しばし会話する。

10分間くらいだったと思うが、これが休憩になったみたいで、疲れで凹みかけていた気持ちにスイッチが入った。

快調に上り、杖突峠に到着。
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あれっ、杖突峠って展望が効かないのぉ?

おかしいなぁ、と思って緩い坂を下っていくと、やっと展望が開ける。

展望台があったので行ってみると、陣馬形山以上に度肝を抜かれた。

八ヶ岳方面がドーン!
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視線を左に転じ、ズームアップすると、そこには諏訪湖の向こうに北アルプスの山々!!
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北アルプスの右端の山がなんという山かわからなかったが、帰宅してネットで調べ、地形図で裏を取り、ようやく同定することができた。

右端の白くのっぺりした山は、蓮華岳だった。

まさか北アルプスがこんなにハッキリと見えるとは思っていなかったので、これには本当に驚いた。しかも、こんなに晴れているとは、すごくついている。

槍ヶ岳も肉眼で確認できた。ということは、上の写真の左端は穂高連峰だ。
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いや~、最高の気分。

こんなにいい景色だと知っていたら、去年来ておいたのになぁ。

改めて、霧ヶ峰~八ヶ岳。
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ここで帰りの電車の時刻を確認し、下り始める。

下りで展望の効く場所はほとんど無く、上の方だけだった。
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この下り、道がきれいに整備されているが、日陰になっていて路面が濡れている。

濡れているだけならいいのだが、凍結しているようにも見える。

ブラックアイスではないが、雨で濡れている路面とも違うような気がする。

下までタイヤが滑るようなことは一度もなかったので、気のせいかもしれない。

安国寺の交差点に着くと、茅野駅までの道のりをルートラボで確認する。

途中の橋上からは、槍ヶ岳を確認することができた。
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茅野駅には予定した15時15分発の特急あずさの余裕で間に合う、14時45分頃に到着。
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特急あずさ、特急しなの、と乗り継ぎ、長野には暗くなり始める17時頃に到着。

3回連続快晴に恵まれたサイクリングで、今年の秋はついている。

それにしても、ナイトランは帰ってから疲れがどっと出る。今回で最後かな。


走行距離:155.54km、所要時間:14時間11分、AVE:17.3km/h、グロス:9.0km/h、獲得標高:2786m


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