3ヶ月間の高強度インターバル(若干強度不足...)の成果を試す意味で、気合いは入っていた。

始発の新幹線に乗るために朝4時半に起きたが、ストレス無く起きれたので、体調は良いみたい。

ママチャリで長野駅まで行くと、いかにもランナーという出で立ちの人達が目につく。

高田城ロードレース大会は、ハーフの部で1000人ぐらいと小規模の大会なのに、長野から参加する人がこんなにいるのかなぁ。

と思っていたら、上越妙高駅で降りるランナーはほとんどおらず、ほかの大会の参加者だった。

帰ってから調べたら、富山県の黒部清流マラソンだった。

さて、駅の外に出ると、そこは雨...
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上の写真は会場方向を見ているが、この真後ろは、晴れ間に妙高山と思われる山が少し見えていて、この後天気が回復することを確信する。
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会場に着くと、スタートまで2時間近くあるので、スポーツセンター2階の体育館でくつろぐ。

雨が止んだらトイレに行ったり準備しようと思っていたが、一向に止まない。

スマホでレーダーを確認したら、上越市には雲がないのに、高田市上空が雲の通り道になっていて、次から次へと雨雲がやって来る。

まるで、線状降水帯の真下にいるようだ。

雨が止むのを期待するのは諦め、トイレ、着替え、ストレッチ、貴重品預け、トイレ、と順にこなし、雨の中スタート地点に向かう。

スタート15分前にもかかわらず、目標ペースがキロ4分台のプラカードには、自分一人という寂しい状況。

10分前に集まりだし、雨が止まないままスタートを迎えることとなった。

●スタート~6km地点
  • かなり前方に並んだので、号砲が鳴ってからスタートラインを越えるまで数秒と掛からなかった。
  • 目標タイムは1時間35分なので、5キロ22分ぐらいのペースを心がける。
  • 1km地点、2km地点で確認するが、目標タイムにぴったりのラップ。
  • しかし、ハーフマラソンにしては、少し息が荒いような...
  • 5km地点の看板は見逃し、6km地点でラップタイムを確認。
  • 26分36秒なので、キロ4分26秒。目標タイムどおり。
●6km地点~10km地点
  • 6km地点まで来ると疲れが結構出ていて、このペースでゴールまで行くことは、もはや無理だと気付く。せいぜい15kmかな。
  • 方向を南に転じると、風は弱い追い風となるが上り基調となる。
  • この辺りから、抜かれる一方となる。
  • なんとかキロ5分ぐらいのペースを維持したいので、脚の筋肉の使い方を色々と工夫して、淡々と走れるようになった。
  • 10km地点までの4kmのラップタイムが19分2秒。5キロ24分ぐらいのペースまで落ちている。

●10km地点~15km地点

  • 11km付近のアップダウンでかなりダメージを受け、ペースがさらに落ち始める。
  • 堪えきれず、14km地点でガクンとペースを落とす。自転車に例えると、アウターからインナーに落とした感じ。
  • 15km地点までの5kmのラップタイムが25分26秒。とうとうキロ5分台のペースまで落ちた。
●15km地点~20km地点
  • この区間の前半が一番厳しかった。
  • 16km地点を過ぎると血糖値が下がったのであろう、頭がボーッとしてきて、さらにペースを落とす。おそらくキロ6分台まで落ちたと思われる。
  • レースを完全に諦め、「何とか完走しなければ」と自分に言い聞かせる。
  • 17km地点辺りまで来ると、頭の締め付けが気になり、かぶっていたサイクリング用のツバの短いキャップを脱いでランパンに挟む。
  • 「あれっ、なんか頭がスッキリしてきたなぁ」と思っていたら、徐々にペースが回復し始め、周りのペースに合うようになってきたかも。
  • このサイクリング用のキャップ、自転車雑誌のバイシクルクラブのおまけ。昨夜衣類を整理していてたまたま見つけて持ってきたのだ。
  • 雨の時は、いつもは練習時にかぶっているアディダスのキャップをかぶることにしているが、最近洗うのをさぼっていて悪臭を放つようになっていたので、代用品にしたのだ。
  • このサイクリングキャップ、ゴムが頭を少し締め付ける感じがしていた。まるで、孫悟空の頭の輪「緊箍児(きんこじ)」のように。
  • この締め付けでこめかみが刺激され、その影響で血糖値が下がったのかもしれない。
  • 帽子を脱いで以降は、頭がスッキリして血糖値の上昇も感じるようになった。
  • ペースはだいぶ回復したが、それまでにどん底まで下がったので、20km地点までの5kmのラップタイムは26分46秒。

●20km地点~ゴール(1時間42分53秒)

  • 20kmまで来るともはや抜かれることはなく、21km地点までの1kmのラップタイムを計ったら、なんと4分34秒。5km23分のペース。
  • 最後の97.5mが26秒なので、最終的にはスタート直後の5km22分のペースまで上がったと思われる。
  • 最後は良いペースでゴールができたので爽快感はあるが、中盤の落ち込みはひどすぎる内容。
  • 「サイクリングキャップをかぶっていなければ」と悔やまれるが、仮にそうだったとしても結果が良かったとは限らない。

●今後に向けて

  • 5km地点辺りで既に大臀筋の疲労を感じていたので、やはりオーバーペースだった。
  • 坂道でのインターバルトレーニングではタイムが上がっているので持久力は少し着いてきているが、トレーニング効果を過信したのが一番の敗因。
  • 今後はトラックでの田端式高強度インターバルも取り入れるなど、練習内容も見直そう。
  • 今回のレース後、また腰痛が出てきたし、右膝に痛みがあるので、当面は水泳で疲れを抜きつつ、徐々にトレーニングを戻していこう。


15km地点辺りで雨が上がり、20km地点では晴れ間も出て、ゴール後は天気がすっかり回復した。

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スポーツセンター前の池はハスで満たされていて、花が咲くと壮観だろうなぁ。

帰路は急ぐわけでなし、乗り鉄を楽しんだ。


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