今年の夏に受けた職場の健康診断で、便の潜血検査が2回のうち1回が陽性だったので、大腸内視鏡検査送りとなった。

前回大腸ポリープを取ったのは、札幌に転勤していた7年前。

札幌近くの厚別の肛門科の病院だった。

その時は、2個取って、病院ルールで2泊も入院した。

さて、今回は、長野の赤十字病院。

ここは、基本的に日帰りとのこと。

東京の北里大学病院と同じだ。

予約を取った際に、検査前日に食べる食品一式を買わされた。
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すべてレトルトで、朝食は、鶏と卵の雑炊。昼食は、ジャガイモのそぼろあんかけと卵がゆ。夕食は、ビーフシチューとクラッカーとおろしリンゴ。

なんと、3食合計で、716カロリーしかない。

これ以外は食べるなとのこと。

こんなのは、4回目で初めてだ。

そして、昨日、いよいよ大腸内視鏡検査前日を迎えた。

各食とも、まあ美味しいと言えるが、全然足りない。食べた直後から腹が減る感じ。

こんな小食でのランニングは辛いので、昨日の練習はお休み。

夜は、腹が減るし寒いので、就寝前の22時までに飲むよう指示されていた下剤を飲んで、早々と床についた。

大げさだが、ひもじい1日だった。

さらに、夜中には当然のごとく腹を下すし、なんか病人になった感じ。

朝はいつもどおり7時に起きたが、朝食は抜きなので、ゆっくりニュースと朝ドラを見て病院に向かう。

病院では9時過ぎから、スポーツドリンク味の洗浄剤を飲んで、トイレへの往復が16回。

13時過ぎになって、ようやく順番が回ってきた。

大腸内視鏡を入れるときは、いつもながら緊張する。

これまでいつも、S字結腸を抜けて盲腸側に曲がるところがなかなか抜けられず辛い思いをするが、今回は看護師さんの補助が上手なのか、それほど苦しまず通過した。

盲腸まで行って小腸を覗いてから、大腸をじっくりと検査していく。

結果は、ポリープ、なし!

潜血反応の原因は自覚症状のない痔だそうだ。

その宣告は少しショックだったが、ポリープよりはマシ。

ポリープを取ると、スポーツ、飲酒を止められるから。

それにしても、検査において以前と大きく違ったのが、検査で使う大腸を膨らますためのガス。

この病院では炭酸ガスを使用するので、検査後の腹の膨満感や断続的な便意が皆無。

炭酸飲料を飲むと腸内で炭酸ガスが発生するが、腸がこのガスを吸収する原理を応用しているそうだ。

長野赤十字病院を選んで良かった。


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