先週は、富士山5合目サイクリングと鶴峠サイクリングの疲れが抜けず、サイクリングに行く意欲が全く湧かず、天気が悪かったのは幸いだった。

その疲れも昨日辺りでようやく抜けて、昨日の水泳練習は快調だった。

しかし、今日はあまり無理をしたくないので、近場のサイクリングで楽しむことにした。
牧馬峠、大垂水峠2(54km)

出発は、朝をゆっくり過ごしてからの9時15分。

まずは、串川方面を目指す。

相模川。水の濁りは解消していた。
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小倉橋の下に張られている電線には、トンビが留まっていた。
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相模川には、釣り師が大勢いた。解禁日なんだろうか?何が釣れるのかな?
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今日は、走り始めて早速、思いつきでペダリングの試行錯誤をしている。

今までは、踏み下ろしと引き上げで駆動力を得ていたが、踏み下ろす意識を変えてみた。

ここ最近は、ハムストリングスを使うことを重視していたが、その改良と言えるだろうか。

鈴木清和さんのマラソン本で紹介されていることだが、推進力は、股関節の伸展により最も大きな力が得られるとされている。

自分の走りはどちらかというと、ふくらはぎに頼った走り。だからふくらはぎやアキレス腱に故障が多い。

そこで、最近は普段の歩き方から姿勢や使う筋肉を変えるよう注意していて、とにかく、骨盤を起こす意識と股関節の前面を伸展させることを重視している。

今回、その動作をペダリングにも取り入れてみたのだ。

やってみると、どうもサドルが低いのか、股関節前面を伸展させにくい。無理にすると、下死点でかかとが落ちてしまう。

串川から離れるT字路で、サドルの位置を調整することにし、思い切って、サドルを前に1cm出し、上に1cm上げてみた。

これによって、ランニングの時の股関節の角度と近いのか、股関節を伸展させ易くなった。

道志川流域に抜ける小さな峠
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今回、道志みち沿いの野菜直売所は通過し、牧馬峠を目指す。

牧馬峠を上ってみて、サドルの位置変更の効果を知るため、一気に上ってみた。

視線が上がった違和感はあるが、ペダリングは急坂でも問題なく、むしろ漕ぎやすくなった気がする。

牧馬峠
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牧馬峠からは、藤野方面に向かう。

急坂をしばらく上った後の小さな峠
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ここで、サドルを上げたことで、自転車の見た目がどう変わったのか確認してみた。

思った通り、サドルの出具合がちょうど良く、バランスが良くなった。
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サドルは元々後ろ気味だったので、標準的になったと言える。

この峠を越えると、時々展望が効くようになる。
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この後は、日連の集落の野菜直売所をチェックする。

なすびが安かったので、1袋(4コ)100円を買っていく。
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日連集落からの景色もお気に入り。
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相模川の支流に架かる橋からは、釣りをしている人が見えた。ブラックバスかな?
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高速の橋と甲州街道の橋のツーショット
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相模湖を渡ると、後は大垂水峠を上るだけ。

相模湖駅前の交差点を過ぎると、対向車線の渋滞がひどい。

延々と続いているではないか。

小原の郷まできたが、まだ渋滞している。

ここで、トイレ休憩。
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千木良の交差点でもまだ渋滞していた。
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結局、ここから1kmあまり走って、ようやく渋滞が解消された。

連休でもないのに、これほど渋滞するとは、ドライバーは気の毒だな。

大垂水峠の上りに差し掛かっても、脚に余裕があるので、アウター縛りで行ってみた。

いつもはインナーロー(34T×23T)だが、今日はアウターロー(50T×23T)。

股関節を伸ばす意識は、疲れにくさという意味でも正解だろう。

走行速度はいつもより2km/hぐらい速い15~16km/h。速い人には抜かれるが、自分としては驚異的。

大して腰を上げることもなく、大垂水峠に到着。
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あとは、ビューンと下って、無事帰宅。

走行データを確認したら、平均速度も所要時間も向上していた。

漕ぐ意識の持ち方とサドルの位置を変えて良かった。収穫の多いサイクリングだった。


走行距離:54.80km、所要時間:3時間16分、AVE:20.1km/h、グロス:16.8km/h、獲得標高:1064m

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