一昨日行ったばかりなのに、今日も東京体育館。

前回の練習では良いところがなかったが、その後よく考えたら、次の結論となった。
  • 杭のように使うプルで肩周りの消耗が早かったのは、単に掻くのが速すぎたこと。
  • キャッチで肘が落ちるのは、ローリングの返しをしないまま、キャッチ、プルをしたこと。

この分析を確認するために、今日は水泳練習にした。

水の圧を感じながら、手が必要以上に加速しないよう気をつけて掻く。

途中、脇を締めるようにしてプッシュすると、軸の入れ換えがし易いことに気付いたが、息継ぎの時に軸が斜めになる悪い癖が出てしまう。

そんな試行錯誤をしているうちに、1000mぐらいまできた。

その後も試行錯誤をしていて良いことに気がついた。

息継ぎの時に頭が持ち上がる悪い癖があったので、息継ぎの時のグライドでは肩が深めになるように気をつけていたが、息継ぎでないときも肩を深くした方が安定する。

動作感としては、手、肘、肩の順に入水した後、肩が肩を10~20cm水没させ、そこから前に伸びる。

さらに、グライドしているとき、身体が逆サイドに開くが、この時身体と顔の向きが一致するにし、グライド側の目で横目で下を見るようにする。そうすると、息を吐きやすい。

これは、前に発見していたが、ずっと忘れていた。

さらにもうひとつ。特に息継ぎの時のプル、プッシュの時、肩を前肩気味にし、脇を少し開き、手が身体の中心線の真下を通るようにしたら、ローリングがスムーズになり、息継ぎの時にも軸が斜め向かないことに気がついた。

これらのことに気付いたおかげで、1500mまで来ても余裕があったので、そのまま2000mまで泳ぎ続けることができた。

整理すると、

  • リカバリーで肩甲骨を寄せたまま入水し、肩がある程度水没したところでそこから前に伸びる。
  • グライドして身体が少し横を向くのに合わせて顔も同じ向きにし、息を吐きやすくする。
  • プルからプッシュの時は、肩を前肩気味にし、脇を少し開いて、手は身体の中心軸の真下を通す。

この3点セットを守と、軸が安定したリラックスした泳ぎになる。

今日気づいた悪い点も2つ「ある。

1つ目は、1/3呼吸の時、息継ぎの回の次の次のプルからプッシュで速く掻いてしまうこと。原因は、この時は軸に乗り切れておらず、速く掻いて姿勢のバランスを取ろうとしているのだと思う。

姿勢のバランスを取るよう我慢すると、速く掻く悪い癖はある程度修正できた。

2つ目は、グライドしている時に手首が返り、前に水を押さえてしまうこと。この原因もおそらく姿勢のバランスを取るための動作だと思う。

これは、手首が返らないように気をつけるだけで修正はできた。

今日は、中身が濃い練習だったし、2000m完泳というオマケもついたので、たいへん気分が良い。



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