いや~、今日のサイクリングは疲れたぁ~、先週の富士山よりも疲れた。
鶴峠、風張峠(121km)

富士山は先週で満足したので、今回は割と近場にした。

出発は8時半。外に出た瞬間、モア~とした空気。近くの山も、もやっている。

「今日は暑そうだなぁ~」

まずは、大垂水峠に向かう。カップルが自分よりちょっと速いペースで上っていて、峠まで着いていったので、ちょっと脚を使ってしまった。

峠からの風景は、意外と空気が澄んでいる。
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予想に反して、富士山の頂上付近をうっすらと見ることができた。
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今日のサイクリングは楽しくなりそうだなぁ、と思った瞬間だ。

上野原までは、交通量も多いし、道が狭い区間もあるので、我慢の走り。

藤野を過ぎると道幅が広くなり、いい風景が目に飛び込んできた。

山、湖、青い空、そして、鉄道。こういう組み合わせは好きだな。
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上野原のコンビニで昼食のパンを調達し、鶴川方面に向かう。

交通量は激減するし、澄んだ青い空の下で、どこを見てもきれいな風景。

棡原集落の入口
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甲武トンネルに向かう道と分かれると、次の集落まで、そこそこ急な上り坂が続くが、この辺りでは、まだ調子はよい。

その上り坂を過ぎると、落ち着いた道が続く。
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さいはらの集落に入り、一旦鶴川から離れ田和峠に向かう道の入口に和菓子屋さんがあった。
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酒まんじゅうと、あんドーナツ、みたらし団子をそれぞれ1つずつ買い、みたらし団子だけ食べていく。
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冷めてはいるが、焦げの芳ばしい香りがして美味しかった。

ここから田和峠の上りが始まる。

鶴峠は、この田和峠の急坂があるので、ずっと避けてきたのだ。

なので、鶴峠は、いつも小菅村側から越えるようにしている。

上り出すと、こんなもんかな、と思ったが、やはり甘かった。

11%の標識の手前は12~13%はあるだろう。

急坂は、風張林道や牧馬峠で慣れているが、牧馬峠よりもきつく感じた。

なんとか、田和峠に到着。
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ここを下ると、結構まとまった集落がある。

一宮神社の手前にある、631mの切り立った山からの小さな滝があったので、手に取ってみたら結構冷たい。
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飲み物も切れかけていたので、ここで水をがぶ飲みするとともに、2本のボトルとも補給していく。

この後も、田和峠ほどではないが急坂があり、なんとか越える。

しばらく穏やかな道が続いた後、最後の集落を過ぎると、鶴峠の急坂が始まった。

「結構きついなぁ。」

いつも下りで通っていて距離が短い印象だったので、すぐ終わると思っていたが、なかなか終わらない。

で、ようやく峠に到着。
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昼食に買ったチーズバーガーと、さっき買ったあんドーナツを食べる。
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下のまんじゅうは酒まんじゅうだが、食欲が無く、家まで持ち帰った。

峠でボトル2本とも空になったので、またどこかで補給していかないといけない。

白沢川沿いに下って行くと、原始村の入口を過ぎたところに、いつもお世話になっている水場を見つけたので、また、2本とも満杯にしていく。
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奥多摩湖に出ると、そこには異様な光景が待っていた。

湖水が異様な緑色になっている。プランクトンの大発生かな?
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こんな水だが、湖の畔にはビーチパラソルを立てて日陰を作って釣りをしている人がいた。

湖畔を淡々と走り、三頭橋まで来た。

当初の予定では風張峠を越える予定だが、脚がかなり疲労していて、弱気になっている。

「多摩川沿いに下って行こうかなぁ・・・」

「だけど、多摩川沿いは退屈だからなぁ・・・」

結局、意を決して、風張峠を越えていくことにする。

この道はガードレール沿いに距離表示がある。

「たしか12kmぐらいだったかな?長いなぁ・・・」

ペースは上げずにゆっくりと上っていくが、大した斜度でもないのに、時折立ち漕ぎが入ってしまう。

とにかく立ち止まらないことを目標に淡々と走る。

月夜見駐車場まで来て、ようやくホッとした。

「ここまで来れば、休憩なしでいけそうだ。」

13kmあまり走り続けて峠に到着した。
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午前中は空気がすごく澄んでいたが、昼頃には湿気が多くなってきたみたいで、遠くの山には靄がかかっている。

気温は25度なので、それなりに涼しい。

ここで、2回目の昼食をとったが疲れが全然回復しないので、風張林道入口のスペースで少し横になっていく。

尻も痛いし、本当に疲れた。前回の富士山よりも、かなり堪えた。

日陰で横になっていると、ようやく気力が復活したので、身支度をする。

またもやボトルが空になったので、久し振りに都民の森に寄っていくことにした。

都民の森に着いて売店の方に聞いたら、売店の裏に三頭山から引いた水道があるのを教えてくれた。

行ってみると、手洗い所と表示されていたが、水は結構冷たいし、多分大丈夫だろう。ここでもボトルを満杯にした。

下りは初めは漕がないでも下って行けるのでいいが、傾斜が落ちると漕がないといけない。

漕ぐときは下ハンドルを持つようにすると、それなりに走れるようになるが、思ったようにペースが上がらない。

五日市からは、交通量と上りが少ないルートを選択したが、家の遠いこと。

なんとか8時間弱で帰ってくることができた。

意外と天気に恵まれた、いいサイクリングになって良かった。

しかし、鶴峠は、しばらく行かなくてもいいかな。


走行距離:124.13km、所要時間:7時間52分、AVE:19.0km/h、グロス:15.8km/h、獲得標高:2317m


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