久し振りのメンテネタ。

チェーンホイールをサンツアーのスプリントからカンパのケンタウルに交換した頃から、フロントディレイラー(サンツアー・スプリント)が不調で、アウターに変速するとき指の力が結構必要だった。

それでも、原因追及が面倒で、我慢して使っていた。

ディレイラーの羽根の向きに原因があるのではないかと思い、4月に入ってから、羽根の先を少し外側に振ってみたら、若干改善した。

しかし、5月2日に風張峠に行ったとき、アウターに無理矢理シフトアップしようとすると、チェーンがアウターに乗らないで、なぜかチェンがインナーの内側に落っこちてしまう症状が何度も続けて出た。

しかし、アジャスターはちゃんと調整しているので、オーバーシフトではない。

なのに、チェーンウォッチャーにチェンが乗っかってしまって変速不能になってしまう。

何度か手でチェンを乗せ換えて切り抜けたが、これではさすがにサイクリングが楽しめない。

それで翌日、少しいじってみた。

ディレイラーの状態
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少し末広がりだが、問題はこれではない。

無理矢理シフトしようとすると、チェンが外れ、チェーンウォッチャーに乗っかってしまう。
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何回もやっているうちに、ワイヤークランプでワイヤーが滑ったのか、シフトが上限の8クリックまで行ってしまい、これ以上ワイヤーを引けなくなってしまった。

この日は、茅ヶ崎に車で出かけるので作業を中断し、帰宅してから夕食後、作業を再開した。

ふとハンドルに目をやると、シフターのブラケット部分に、何か盛り上がりがある。

カバーをめくってみたら、このとおり。
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ワイヤーのアウターがはがれていいるではないか。

クローズアップした写真
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はは~ん、これが原因か。

いくら力を込めてシフトしてもチェンが上がらないと思ったら、ここでパワーが吸収されていたのか。

ワイヤーを外してみた。
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こんなこともあるもんだ。

シフト用のアウターを使用しているが、劣化すると、こうなるんだな。

一番安いアウターを使用しているので、自業自得とも言える。

さらに、インナーもアジャスターの部分で軽く折れ曲がっていた。

原因が分かったので、早速インナーとアウターを新品のものに交換してみたら、動作は軽いし、変速機も嘘のようにキビキビと作動する。

今日のトレーニングで大垂水峠に行ったときも、何度変速してもキビキビ動作するし、チェンが落ちる気配も全くなかった。

これで、安心してサイクリングに行ける。


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