最近、東京駅前のオアゾの丸善で、「水泳のいい本がないかなぁ」とスポーツ関係のほんのコーナーを見ていたら、「マラソンは上半身が9割」という本が目に付いた。

最近は、すっかりランニングへの関心がなくなっていたが、今までにない着眼点だったので、思わず買ってしまった。

でも、まだ3分の1ぐらいしか呼んでいないが・・・。

マラソンの実況で解説を聞いていると、よく「腕を振れ!」とか、「腕でリードしろ!」とか、腕振りの重要性が指摘される。

腕振りの重要性は知らない人はいないといって良いが、自分はマラソン歴が25年にもなるが、言葉ではわかっているものの、ずっと、そのメカニズム、真意、効果が分からず、ここまできた。

しかし、今はちょっと違う。ここ2年間のクロールの練習で、ようやく肩甲骨の重要性がわかってきたのだ。

昨日見た2ちゃんねるのクロールのスレッドでも、

「上手な人は後姿が全然違うよ。
歩いてると腕ふりに合わせて背中の中で肩甲骨がスルスルと抵抗なく左右に動いてる
スイミングの小さい子供たちも同じ
だけど凡人の大人は背中が固まっていて腕が肩から先だけでブラブラしてる。 」

と書き込まれていた。

なるほど、デマが多い2ちゃんねるだが、たまには、こういうキラリと光る書き込みがある。

そこで、今日のマラソン練習では、前々回に引き続き、肩甲骨を動かすよう心がけた。

ゆっくり走っているうちは、その効果がわからなかったが、終盤にペースアップして、何か掴みかけた気がする。

腕振りの仕方だが、腕を振るときに肘を上に持ち上がるような感じで、しかし肩はいからせず、肩甲骨を上下させる感じ。

そういうふうに腕振りをしたら、腕を後ろに振った反作用で、肩が前に出ようとする。

そうすると、重心が前掛かりになる感じがする。

ランニングの推進力はキックというより重心移動とも言われるが、重心が前掛かりになれば、体重が自然と足の指先に乗っていく。

かつては、踏む力や蹴る力で重心移動させようとしていたが、腕を振ることで重心が前掛かりになり、重心移動がサポートされるので、ペースアップやペースの維持がし易い気がする。

あくまで推測に過ぎないが、今後検証していこう。

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