今日も自転車の整備。

先日のサイクリングで脚力の低下を思い知ったし、自転車のイメチェンもしたかった。

そこで、手っ取り早い軽量化として、ホイールを重いキンリンからカンパのZONDAに交換することにした。

しかし、ZONDAを使用するには、乗り越えなければならない壁がある。

ちょっと大げさか。

5年前のサイクリング(釧路→苫小牧 サイクリング(H21.8.1))で大雨の中を走り、グリスが流れたんじゃないかと、ずっと気がかりだったのだ。

その後も気付かないふりをしてしばらく使用していたが、最近はチューブラーホイール主体で、ずっと放置していた。

ちょうど夏休みだし、思い切ってグリスアップすることにした。

ZONDAのグリスアップは一度経験しているが、6年前なので、取扱説明書を引っ張り出したり、自転車界では有名なkinoさんのブログを見たり、まずは予習をする。

取扱説明書は、これが難解なのだ。苦手な英文だから。

7ヵ国分あるが、なぜ日本語がないんだ?日本人はカンパのお得意さんなのに。
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結局、説明書のイラストを参考にしつつ、もっぱらkinoさんのシャマルのグリスアップのページを見ながら作業を進めることにした。

まずは、中空シャフトのロックナット?を外す。
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玉当たりを調整するナットを外す。
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次は、カラーと玉押しを外すのだが、kinoさんのブログでは引っ張れば外れるとのことだが、これが外れない。

仕方ないので、先に防水シールを外すことにする。どんな素材だったか忘れてたし、さて、どうやって外すのか?

細いマイナスドライバーで中心側からこじると難なく外れた。柔らかい素材なので、損傷することもなくホッとする。
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防水シールを外したら、カラーの部分にマイナスドライバーが引っかかったので、少しずつこじたら緩んで外れた。
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玉押しも同様に外す。
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ここまで来れば、シャフトを抜くことができる。
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分解して気付いたが、グリスアップの必要はなかった。グリスは汚れてないし、変質もしてないし、前回グリスアップしたときのまんま。

ウェスできれいに拭く。玉受けの部分は、すごく細い(中央の光が反射している部分)。
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組み付けは、フィニッシュラインのテフロングリスを一杯盛る。
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そして、防水シールをはめる。弾力性があるので、全周を押してやると溝にはまった。
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このあと、玉押しが当たる部分にも、グリスを盛ってやる。

次は、中空シャフトを通す。
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しかし、ここまで来て、シャフトを逆に通したことに気付き、シャフトを入れ直す。

防水シールをはめ、玉押しとカラーを入れる。
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あとは、玉当たりを調整するナットを入れてロックをナットを締め、玉当たりを調整して、いっちょ上がり。

前輪で要領を覚えたので、次は後輪。

フリーボディーがあること、ロックナットが2つあることを除けば、基本構造は同じ。

後輪のハブの分解は、フリーボディを外すのに緊張し、写真は省略。

フリーボディは、おそるおそる慎重に抜いたら、何事もなく外れた。

あとは前輪と同様に分解する。
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後輪はさすがに部品の点数が多い。

組み付けは、やはり、フリーボディーの装着が肝。

一発では納まらない。

ゆっくりとボディを回しながら挿入すると、無事はまった。これで一安心。

その後の作業も無事終了した。

グリスアップが終了したので、次は重量チェック。

先ず前輪。

キンリンのホイールが1200gだったのに対し、ZONDAは1080g。なんと120gも軽い。

意外だったのが後輪。

キンリンが1660gで、ZONDAが1590g。70gしか違わない。

多分、フリーボディーの違いかな。キンリンのホイールで使用しているハブはミケだが、フリーボディが軽合金。一方ZONDAはスチールと思われる。

合計で190gの軽量化と、ショボイ結果になってしまったが、重量差以上に走行感は軽く感じると思う。

今回のグリスアップでは、大雨でもグリスが流れないことが分かったので、今後は安心して使うことができる。

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