長水路50mプールでの練習は、やはり密度が濃い。

去年も夏の間、越中島プール主体で練習したので、結構進歩があった。

今年は練習回数は減っているが、越中島プールのおかげで着々とコツを掴みつつある。

昨日のまでの練習で、姿勢の重要性を再確認し、①背中を伸ばし肩甲骨を突き出しつつ背中を水没させ、②グライドでは肩を脱力すると、腹を完全に緩めることができて、腹落ちなしに姿勢を維持できることがわかった。

また、息継ぎについては、プルの終盤で手の平を捻りフィニッシュで脇を開けるようにすると深く呼吸できることに気がついた。

さらに、帰宅後のYOUTUBEでの学習で、リカバリーから入水で、しっかりと脇を伸ばす必要を感じた。

今日は、その復習と実行。

脇をしっかり伸ばすリカバリーは確かに進むが、結構消耗する。長距離にはしんどそう。

まずは2ビートクロールのみで休み休み1000m泳いだ後、平泳ぎを挟むようになって、今日の発見があった。

昨日の練習では、背中を伸ばし肩甲骨を突き出しつつ背中を水没させると腹を脱力できることを知ったが、その発展で、平泳ぎの蹴伸びでこの姿勢をとった時、手の平が水面に対し30~45°傾いた状態になっていることに気がついた。

この姿勢と腕の使い方をクロールにも取り入れてみたら、ビンゴだった。
  • 腕がフレッシュなときは、手の平を真後ろに向けて掻くことができるが、消耗しやすい。その点、すこし傾斜をつけた状態でも、人差し指辺りに水圧を感じるようにして掻くと、スピードのロスも大したことがないようだ。
  • さらに、おまけとして、反呼吸側で伸ばした腕の手の平を傾けることで呼吸(吸い込み)もし易くなったし、一石二鳥。
その他の到達点としては、
  • 遠くでキャッチし、以前よりパワーポイント前にし、ウェスト当たりでフィニッシュする。
  • プッシュはなく、立てた前腕を肘から水面上に抜くように、手の平に水圧を感じながらフィニッシュする。
  • 反呼吸側に伸ばした腕は、外側に軽くスカーリングしてからプルをするか、もしくは肘を軽く曲げる。こうすると、息も吐きやすい。

注意すべきは、グライドで伸ばしすぎないこと。手の平を傾けた状態でしっかりグライドすると良く進むが、去年は調子に乗って伸ばしすぎたため、姿勢が崩れて泳ぎが崩壊したのだ。

その後もいい泳ぎを取り戻すことができず、ようやく今になって取り戻した気がする。

長く泳ぐときは、グライドはほどほどにしたほうが良さそうだ。


クロールの肝は、頭の軸!(追記7/21)に続く。


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