最近は、通常、まずは2ビートクロール100m、平泳ぎ25mの繰り返しで1000mを一気に泳いでいるが、冷静に振り返ると、平泳ぎの25mで、かなり休憩しているような気がする。

速くても1000mを23分30秒という遅いペースで頭打ちになってきたので、なんとか、この壁を突破したい。

金・土で自分としては結構泳いだので、かなり疲れがあるが、今日も練習に出かけた。

最初の1000m。いつも同様400mぐらいまでは快調に泳げるが、徐々にしんどくなってくる。それでも、昨日ほどは疲れてはいない。

なぜなら、昨日とは姿勢の作り方が違う。

昨日の気付きである、「へそ下を持ち上げることと股関節の前面を伸ばすこと」を実行したからだ。

これにより、軸の真っ直ぐを維持できる。

ただ、感覚的には、へそ下を持ち上げるというよりも、腰の一番窪んだところを吊り上げるというイメージの方がいいかな。

難なく完泳し、次のメニューである、板なしのバタ足と6ビートの練習に移る。

ここで、今日の重要な気付きがあった。

昨日までの練習で、息を吸ったときに腹の奥に空気が入るようにしたら呼吸が楽になったが、それでは不十分だったのだ。

バタ足でスタートした時、腰を吊り上げる意識を持ちつつ腹筋を緩めると、ブワッと息を吐くことができることに気づいた。

この吐く量は、いつものバタ足の時よりも、かなり多いと思う。

ということは、今までは息を吐く量が足りなかったということだ。

なので、バタ足と6ビートの時は、腰を吊り上げる意識は維持しつつも腹筋のほとんどを緩め続けるよう意識したら、6ビートでは、昨日よりもさらに楽になった。

これに気をよくして、次のメニューである、2ビートクロール50mと平泳ぎ25mの繰り返しでの1000mでも、腹筋を緩めることにした。

6ビートではバタ足の推進力が常にあるので軽いストロークでも息継ぎ時に沈没せず腹筋を緩められるが、2ビートでは重めのストロークとなり、なかなか腹筋全体を緩められない。

試行錯誤しながら行き着いた到達点は、息継ぎ直後の入水で前腕を突っ込む時ならば、腹を一瞬緩めてブワッと吐くことができた。

一連の呼吸動作は、ハァーッと口から吸い、ブワッと口と鼻から大きく吐いて、ブクブク・・・と鼻から小さく吐く。

この方法を発見してからは、クロールでも休めるようになり、だいぶ楽になった。

これは、水泳本で書かれているような、「吸う前に一気に吐く」というのとは違ってしまっているが、とりあえず良しとしよう。

課題としては、腹筋を緩めることで、身体をピンと伸ばした状態を作りにくく、プルで水を逃がしペースが遅くなってしまうこと。これをなんとか改善したい。

息継ぎを極めるのは難しい。


【6/2追記】
  • 早速、今日の練習で昨日覚えた息継ぎの方法を実行してみたところ、700mぐらいまでは快調で、それ以降は疲れたが、息苦しさは、それほどでもなかった。
  • 平泳ぎとのミックスでの1000mで、1分ぐらいタイムが短縮した。
【6/7追記】
  • 息を吐くタイミングは、入水に合わせるよりも、プルで一番力が入るタイミングに合わせると、大量に息を吐きやすいことが分かった。
クロールの肝は、頭の軸!につづく。

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