日曜日にいい感じを掴んで気をよくしていたが、心配していたとおり、3日空けてみると、身体の使い方を思い出せない。

まずは、1/3呼吸で500mを泳ぐが、12分30秒と、いつもより1分近く遅い。

泳いでいるとき、自分でも分かるぐらい、身体がくねっている。身体のサイドのオン・オフと2軸を強く意識するとくねりは治まったが、水を押している割に進まない。

加えて、オン・オフをしているにもかかわらず上側の脇腹を緩められず、息継ぎが不十分になってしまい、いつもより息苦しい。

それでも、一応進歩はしているので、1/3呼吸でも、なんとか500mを通して泳ぐことはできた。

気を取り直して、1/2呼吸で手の平の向きと軌道にも注意して500mを泳いだが、1本目と同じく12分30秒。

ふー・・・。分からない・・・。

しんどくなったので、1/3呼吸で50mサイクルで繰り返し泳ぐが、しんどくて、だんだん嫌になってくる。

ところが、5~6本泳いだところで、もしやと思い、腹を持ち上げてみたら、急に進みが良くなり、脇腹も満足がいくぐらい緩めることができるようになった。

体感としては、腹の下に水を溜める感じ。腹を頂点に身体の軸が曲がっているような感じがするが、実際は真っ直ぐになっているのかもしれない。

腹を持ち上げる意識を持つことで徐々に楽に泳げるようになり気をよくしてしたところ、いいことを思い出した。

森隆弘塾の「自由形のコツ(1)」。
  

クロールは、①手を伸ばす、②ロールする、③次の手が前に出る、というのが理想だが、手が入るのとロールするのが一緒になっている人が多いとのこと。自分も、まさにその状態になっている。

そこで、「自由形のコツ(2)~顔の戻し方~」。
     

今現在、息継ぎでは顔が戻るのと手が水に入るのが同時だが、手が水に入るよりも少し早く顔を戻すのを試してみた。

息継ぎの時間が短くなってしまうので、顔を上げるタイミングを若干早め、顔を若干早めに戻す。

かなり忙しい感じだが、少しずつタイミングが分かってきて、手が顔の前を通過したら顔を上げ始め、次の手が顔の前を通るまでに顔を戻す、というか手が顔の前を通ると同時に顔が戻る感じ。

こうすると、息継ぎ直後のプルとプッシュで、水を確実に押せるようになった気がする。

さらに、もうひとつ。

プルの時、手首の親指側が乳首スレスレを通るように意識すると、真っ直ぐにストロークできるし、脇腹の脱力もし易い。

最後に、500m泳ぐときの強度で50mを1/2呼吸で泳いでみたら、1分5秒だった。500mに換算すると11分なので、だいぶん挽回できた気がする。

あと10分ぐらいあったが、いい感じで終わりたかったので、ここで上がることにした。

●まとめ
  1. 腹の下に水を溜める感じで、腹を持ち上げた姿勢を維持する。
  2. 息継ぎの時、入水よりも顔の戻しを少し早くする。
  3. プルでは、手首で乳首をこするような意識でストロークする。
今日のように、尻上がりで泳ぎが良くなると、すごく気分がいい。

次の練習が楽しみ。


【2/28追記】
昨日のまとめの1~3に気をつけて500mを1/3呼吸で泳いでみたが、今の自分では、はっきり言って無理!

まず、2をあきらめ、3もあきらめ、結局残ったのは1のみ。溺れそうな感じの泳ぎで相当苦しみ、タイムは12分10秒。

次の1/2呼吸の500mでは、途中から、肘を軽く曲げた状態で入水し、その後進行方向に注意し、腕に水流を感じながら真っ直ぐ伸ばすと進みがよいことに気付き泳ぎ終えてみると11分40秒。ほっと一息。

その後も、この泳ぎで50mサイクルで泳いでいて気が着いた。顔を早めに戻すこととちょっと似ているが、入水時にローリングを戻してからプルをする。

つまり、①手を入水して一旦待機、②ローリングを戻し上半身を左右にフラットにする、③腕を伸ばすと同時にローリングする、という動作をする。

この動作をすると、進みもいいし、息継ぎ時に脇腹の力を抜きやすく、さらに、軸もぶれない。

うまくいったときは、ひざ下に水流を感じることができる。

ローリングを戻す動作がポイントかと思い、脇でローリンを戻すようにしてみたが、かえって悪くなった。無理矢理ローリングを戻そうとするのではなく、上体がバタンとローリングが戻るのを待つ方がいいみたい。

戻った惰性を使ってローリングさせると、ローリングのピークで脇腹の力がスーッと抜け、呼吸がすごく気持ちいい。

また、進歩したのか?明日検証しよう。

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