今までやってきたプルは、まさに水を引き寄せる動作だと思う。
ブログや教本を読んで、この動作はちょっと違うとは思っていたが、こうするほかなかったから、こうしていた。
理想としては、伸ばした腕でアンカーを打って、身体を前に引き寄せる動作。
その動作がようやく分かってきたような気がする。
今までは、水をキャッチしているつもりだったが、水を逃がして空掻きしていた。
今日掴んだポイントは、言葉にすると難しい。
- 肩を前に出して伸ばした手を手刀のようにして、水をキャッチする。
- このとき、伸ばした側の肩は水没し、肘は軽く曲がっている。
- 水をキャッチしたら、肩を落とし(後ろに引き)ながら上腕を回し始め、それと同時に手の平の水の重みを支点にして、両肩のライン(上体)の傾き(20~30°?)を逆側にクイッと反転させ、傾いた状態を維持する。
- この一連の動作をすることで、結果として、水を引き寄せ後ろに流している。
- 手が胸の真下辺りまで来ると、肩の力を抜き、手の平はそのまま流し離水する。
- ここで肩の力を抜かないと、腕に引っ張られて身体の軸がぶれる(背骨が横に曲がる)ような気がする。
- リカバリーは肩と肘を脱力したまま、上腕で入水まで持っていく。
- プルの動作感としては、上腕を回し始めるときだけ肩周りに力が入り、肩をローリングする(上体をひねる)力で腕を回している感じ。
以前も、このような状態ができたことが1~2度あったが、キャッチが疎かになって身体のひねりだけで回そうとして、結局上手くいかなかったのだと思う。
今日気づいたこの方法が正しければ、今よりも楽に速く泳げるようになると思う。
問題は、明日この動作を再現できるかどうか・・・。
【1月31日追記】
プルの動作は再現できたが、タイムを計ったら100mが2分20秒で、遅い!
息継ぎの時に頭が持ち上がっておらず、上体は立っていないので、動作は間違っていないと思う。
押しが必要なのか、それとも前腕が寝ているのか、明日体調が良ければ、もう少し追求しよう。
【2月1日追記】
遅かった原因の一つが分かった。ずばり、腹落ち。ターンの時、腹を持ち上げるようにしたら、蹴伸びの距離も伸びたし、脚から先に浮上するようになった。
プルの時に手指全体に負荷が掛かるようにするとともに、早めに肘を曲げて腕をL字にして腕全体で水を掴み、腰でローリングをするようにしたら、進みが良くなった。
腰のローリングのタイミングを上手く調整すれば、プッシュの肩がすとんと落ちて、ローリングがプッシュの駆動力に変換されることがわかった。
腰を捻る動作は腹落ちを防ぐことにもなるので一石二鳥。
【2月2日追記】
腰を脱力してみたら、目からウロコ、息継ぎが楽になったし、プルもし易くなった。腹落ちの防止と息継ぎの改善
【2月6日追記】
このプルの動作は、ローリングの力でプルをするので、どうやら1軸泳法のプルのような気がする。
腰を脱力したフラットの姿勢の泳ぎは、2軸泳法に近いような気がする。