16日(火)
●メニュー

  • 2ビートクロール500m×1本(11分30秒)、面かぶりキック25m×2本、サイドキック 25m×10本(通常:2、10キック:4、6キック:4)、2ビートクロール200m×2本(4分30秒)、2ビートクロール100m×1本(1分58秒)、2ビートクロール25m×10本ぐらいほか

●メモ

  • 昨日の発見(グライドで胸を前に乗り出す、肘を高くしたプッシュ、頭頂部を突っ込む意識の息継ぎ)を復習してみたところ、水面上を滑るような感覚までは再現できなかったが、足が浮きやすいことは分かった。おかげで、500mのタイムは少し短縮した。
  • グライドで肩甲骨を前に出す意識だと、肩に力が入りがちだが、脇を全開にして胸を前に出す意識だと、肩甲骨は前に出るし肩も脱力できる。むしろ、「グライド側の胸に体重を乗せる意識」の方が合っているかな。
  • 息継ぎで顔を上げるきっかけとタイミングは、プッシュでの加速(荷重)をきっかけにして顔を上げるのがいいみたい。プッシュの後に顔を上げると息を吐きやすい。
  • プッシュでは、手の平が内向き気味なので、親指と人差し指に意識を集中し、きちんと面を作ることが課題。
  • 今日の発見は、肘を高く維持することに加え、プッシュでは前腕をきちんと立てて押し、肘が脇腹に着いたところで押し切ること。手の平で押すと肩を落とし切れずに残ってしまいがちだが、前腕で押すと肩を脱力したままスッキリと落ちると思う。


17日(水)
●メニュー

  • 2ビートクロール500m×1本(11分30秒)、2ビートクロール100m×5本(2分6~8秒)、2ビートクロール25m×多数、2ビートクロール50m×1本(1分2秒)

●メモ

  • 1時間しかなかったので、ドリルはパス。
  • 500mと100mを泳いだ後は、足を極限まで浮かせる方法を探るべく、①みぞおちを引っ込めること、②腰椎を丸めること、③お尻にえくぼを作ること(「すいすいスイマーズ」さんが推奨)、を消去法で試すことにした。さらに、④脇を全開にして胸を前に出すこと、⑤水中で息をしっかり吐きプッシュの加速点を過ぎてから息継ぎをすることにも気をつけた。
  • まず、①③④⑤を試したところ、腰を含め下半身がフラットにしっかりと浮いたが、腹筋に力が入るので呼吸しづらくなった。1~2ヶ月前までは息を吸えなかったり吐けなかったり苦労していたが、まさにその状態の再現で、口を開けているのに換気できない。と、いう訳で、この方法はアウト。
  • 次に、②③④⑤を試したところ、この方法では腰がしっかりと浮いたが、逆に脚が少し落ちていたようだ。腰が曲がっていたことが原因のようで、ローリングのたびに脚が左右に横ブレしてしまったので、この方法もアウト。
  • 最後は、③④⑤だが、直接腰を上げる動作をしなくても、胸をしっかり前に出し、肩関節をリラックスさせ、胸鎖関節から腕を回せていれば、腰は落ちないし、お尻にえくぼを作ることで脚が引き上げられるみたいだ。脚の横ブレもない。
  • そのほかのNGとしては、極力身体を傾けず、キャッチとプルで前腕を垂直に立て、できるだけ身体の下を通したこと。この方法は、100mを2本泳いだだけで上腕三頭筋がかなり張ったので、アウト。
  • 結局、今日の結論は、①脇を全開にして胸を前に出す、②グライド時に肩関節をリラックスさせる、③前腕を進行方向に対し立て、肘の軌道を高くして肘で引いて押す、④手の平の面を常に真後ろに向ける、⑤お尻にえくぼを作る、⑥プッシュの加速点を過ぎてから息継ぎをする、⑦息継ぎ時は真横を見る(斜め後ろを見ると体軸が曲がってしまう)、ことを定着させること。


18日(木)
●メニュー

  • 2ビートクロール500m×1本(11分58秒)、2ビートクロール100m×5本(2分30秒→2分40秒)、2ビートクロール50m×11本(MAX:1分2秒)

●メモ

  • 不調。胸を前に乗り出す動作が負担になるし、グライド時に肩のリラックスをキープできない。水面上にある片腕により不安定になるのか、バランスを取るため肩に力が入り消耗する。
  • 100mを相当ゆっくり泳いでみたりしたが改善できない。
  • プルの腕を観察したら前腕が進行方向に対し90度でなく70度ぐらいになっていたので、90度に修正してみたら水が重すぎで肩や腕の力では負けてしまう。
  • あきらめて、コンティニュアスにしてみたり、アンカーからジャンプするように伸び上がったり、ローリングを深くして伸びる泳ぎにしてみたりしたが、どれもダメ。余裕を残せなかったり、タイムが遅かったり。
  • 最後の3本で何気なく気付いたのが、肩のローリングを原動力にしたプルとプッシュ。①腕は、肘を90度にして水を抱え込むイメージとする。②腕の回しは、胸鎖関節を起点にして、両肩をカヤックのオールにする要領で肩を大きくローリングさせる。③これにより、自動的にたくさんの水を後ろに送ることができる。ドリルのウィングチキン(肩回し)のイメージ。やったことはないが・・・。
  • この泳ぎは、下半身のローリングは浅く、肩のローリングが深い。呼吸の有無にかかわらず脇を水面から出すことができるし、左右のストロークの違いが小さくリズミカルに泳ぐことができる。また、息継ぎ時に息を吐きやすい効果もある。
  • トレーニング記録を確認したら、7/5と7/13に同様の気付きをしている。2度の気付きがあったのに、定着することができなかった泳ぎ。三度目の正直で何とかモノにしたい。


19日(金)
●メニュー

  • 2ビートクロール500m×1本(11分40秒)、2ビートクロール100m×5本(2分4秒~2分10秒)、2ビートクロール50m×5~6本(MAX:58秒)

●メモ

  • 肩のローリングで回すストロークをモノにするため、500mで早速試す。コンティニュアス的な泳ぎなので500m保つかどうか心配だったが、前半は至って快調でスイスイ泳げた。しかし、300mを超えた辺りから疲れてきてペースダウンする。でも、昨日よりもタイムは速いので良しとしよう。
  • やはり、息継ぎがしやすい。この泳ぎの動作では、肩のローリングが深いためか、気道を圧迫しないみたいで、吸う直前の吐きがしやすい。
  • 課題は、疲れるとグライドの腕が内向きとなり、脚が横ブレしてしまう。真っ直ぐ伸ばすことを心がけよう。
  • 今日の発見は、胸を閉じること。胸を閉じると腰が反りにくくて脚が沈みにくい。上半身が細くなるので抵抗も小さくなるし良いことづくめのようだが、肩のローリングを活かしたストロークがやりにくく、腕力で掻いてしまいがちとなる。
  • 左呼吸の時の右プル・プッシュがイマイチなので、左呼吸で片手クロール的に特訓する。原因は、右の肩の前への出しと後ろへの引きが足りず、全体的にストロークが小さかったこと。意識して前に出し、掻くときにしっかり引くと改善したが、左にはかなわない。陸上で肩を回してみたら右肩の柔軟性が良くないので、これが根本的な原因だろう。

21日(日)
●メニュー
  • 2ビートクロール1000m×1本(25分)、2ビートクロール50m(左呼吸)×10本、2ビートクロール50m(右呼吸)×10本、2ビートクロール50mと平泳ぎ50mを10本

●メモ

  • ペースを上げないようにゆったり泳ぐ。肩のローリングを原動力とした掻きも、息継ぎも、問題なくできている。反呼吸側の掻きの軌道が中華鍋の軌跡になっていたので、フライパンの軌跡になるように泳いだら反呼吸側の掻きの進みが良くなった。
  • 呼吸側の掻きは、水をキャッチできないまま押していたみたいなので、50m単位の練習では、肩のローリングと肩の前後の移動をしっかりとするが腰のローリングはほどほどにしたら、水のキャッチも改善されたが、両腕の上腕三頭筋への負荷が大きく、掻き方に問題がある。
  • 後半は、手の平で水を押さえる意識よりも、前腕と上腕で作るL字の全面で水を押さえる意識を優先し、手が身体の中心軸の正面を通すようにしたら、上腕三頭筋への負荷もマシになった。この掻きを当面の理想としよう。
  • 今日の重要な発見は、息継ぎ。左呼吸でペースを上げたときとか、気道が締まって呼吸しにくいことがあったが、原因は、フィニッシュとリカバリーで肩に力が入り、首の呼吸側の側面の筋肉が緊張していた。フィニッシュで肩を落として脱力し首の呼吸側の側面を軽く伸ばすようにしたら、呼吸には支障がなくなった。
  • もう一つの発見は、入水とグライド。入水は今までよりも近めの箇所に中指から差し込むように入水し、水平方向ではなく、肩をローリングさせながら進行方向の斜め下に伸ばす。この時、指先に体重を乗せようとする意識を持つ(体重は乗らなくても良い)と、身体のフラットを維持しやすく、脚の浮きをキープしやすい。自分は肩が硬いので、身体のフラットをキープするには、グライド方向は斜め下がベストなのだろう。

22日(月)
●メニュー
  • 2ビートクロール400m×2本、2ビートクロール200m×1本、2ビートクロール100m×2本、2ビートクロール50m×12本ぐらい、ほか

●メモ

  • 今日のNGは、①グライドで水平方向(体感で)に腕を伸ばすと、腰が若干落ちて身体が軽いエビ反りになり、ローリング時に脚が横ブレしてしまうこと、②呼吸側のストロークは、昨日同様、水を十分キャッチできていなかったこと。
  • ①については、斜め下方向に伸ばすと、すぐに修正ができ、②については、原因の1つが肩を落とし切れてなかったことなので、フィニッシュで肩を落とし切ると少しは改善されたが、全然不十分。
  • その後の発見で、息継ぎで胸を開き始める(顔を上げ始める)動作を利用して、プールサイドに上がるときのように手の平に体重を乗せると、キャッチの大きな手応えがあった。そのまま真っ直ぐ、股に向かって押し込むと、肩も落とせるし、進みが良くなった気がする。その証拠に、体重を乗せているときに、人差し指と薬指が水圧でブルブルしている。
  • なお、この泳ぎは、手の平重視のキャッチなので、昨日取り組んだ腕全体でのキャッチはちょっと無理みたい。
  • その他ポイントしては、グライド方向は水平近く、プッシュからフィニッシュの時の指先の向きは45度ぐらい外向き、になっていると思う。
  • また、いつもながらだが、胸鎖関節を起点にして肩を大きく回すことが大変重要だと思う。
  • この泳ぎでは、肩の三角筋に大きな負荷が掛かったが、それは力の入れ方を刷り込むために速めのペースで泳いでいたからだと思う。最後のクールダウンで、力をあまり込めないで同じ動作をしたら、それほど負荷は掛かっていなかった。
  • とりあえず、明日から当面は、この泳ぎを追求していこう。

23日(火)
●メニュー
  • 2ビートクロール400m×2本、2ビートクロール200m×1本、2ビートクロール50m×20本、ほか

●メモ

  • 今日の発見は、大きい。
  • ストローク全体を通じて、胸鎖乳骨筋を脱力させると、息継ぎが楽にできるようになった。
  • 「ワニが陸上で前進するような姿勢で、からだを前にせり出す。」ための動作が頭で理解できた。ポイントは、キャッチからプルで前腕を素早く立ててアンカーにし、逆サイドを前に押し出す。
  • リカバリーでは、手の甲を先行させて前に投げ出すように運び、指先から差し込むように入水すると、上腕の下の面の筋肉が良く伸びて進みがよい。
  • 自転車を漕ぐように、両肩をしっかりと回す。肩の両輪運動
  • いい泳ぎができたので、キックも良い感じにできた。足先がヒラヒラする感じ。
  • クロールは肩の両輪運動

24日(水)
●メニュー
  • 2ビートクロール400m×2本、2ビートクロール200m×1本、2ビートクロール100m×4本、2ビートクロール50m×12本、ほか

●メモ

  • 50mプールでの練習が今日で4日連続だし、技術の向上により泳ぐペースが速くなってきたこともあり、結構疲労してきた。
  • 昨日発見した肩の両輪駆動は、くねりの原因になるのではないかと、ちょっと心配だったが、手の甲を前に投げ出すリカバリーをするとともに、左右にフラットな体勢で入水をすれば大丈夫だった。しかし、肩の先端の軌跡を円軌道にするとパワーを使って疲れるので、横長の楕円軌道が良いみたいだ。
  • 練習の終わりの方は、かなり疲れたことが功を奏し、泳ぎが自然と省力化され、口に水が入る状態で息継ぎができた。また、ピッチを落としても、この泳ぎが通用しそうな手応えがあった。
  • 今後、気をつけようと思っていることは、次のとおり。
  1. リカバリーは、昨日発見した手の甲を前向けて真っ直ぐ投げ出して指先から入水し、手の平に少しだけ加重し水平に滑らせる。手の甲を投げ出すことにより、反呼吸側の肩も水面上に出るので、左右均等なストロークをしやすい。
  2. 入水は、上体を左右に傾けずフラットな状態で行い、プル・プッシュの腕をアンカーにして、前に重心をかけるイメージでグライドする。フラットな状態で入水すると、脚が浮くし進みがよい。
  3. 水平方向にグライドし、上腕の下の面と脇を十分伸ばす。(斜め下にグライドすると、プルとプッシュがしにくく、アンカーをかけにくい。)
  4. プルからプッシュは、初めのうちは熊手のように掻いていたが、こうするとアンカーをかけるために手を加速する必要があり腕が疲れやすい。対策として、肘を90度にして上腕と前腕の全体で水を捉え脇を閉じる力でプル(L字のプル)をすると、手を加速させなくてもアンカーがかかる。手は中心軸の正面を通す。
  5. プッシュはあくまで軽く、フィニッシュは、肘が伸びきらないうちに、手首を返した状態で、腰骨のちょっと下から離水する。
  6. 今日よりもゆっくり泳ぐこと。

25日(木)
●メニュー

  • 2ビートクロール1000m×1本(25分)、2ビートクロール400m×1本、2ビートクロール200m×1本、2ビートクロール100m×2本(2分14秒)、2ビートクロール50m×4本、ほか200m

●メモ

  • 今日は身体が軽い気がする。昨日の反省で軽めのペースで泳ぎ、1000mまで伸ばすことができた。
  • 手の甲を前に投げ出すリカバリー、フラットな姿勢での入水、L字のプルに特に気をつけて泳いだが、左手のリカバリーがストレートアームになってしまうし、疲れてくると上体を傾けた状態で入水してしまう。
  • また、L字のプルもうまくいかず、くの字になってしまうし、グライドの原動力となる肩の引きが時々できなかったりする。
  • 腹の落ち、脚の沈みもあったが、これは、立っているときと同じように腰を自然な状態に固定する意識を持つこと、尻を引き締めてえくぼを作る意識で解決できたし、何よりも正真正銘のフラット姿勢を手に入れることができたので嬉しい。正真正銘、フラット姿勢を手に入れたー!
  • 反呼吸側のリカバリーで肩が上がりにくかったが、呼吸側のグライドで肩を深めに入れると、反作用で肩が上がるようになった。
  • 明日からは、フラット姿勢を身体に刷り込まねば。

26日(金)
●メニュー

  • 2ビートクロール1000m×1本(25分)、2ビートクロール200m×1本、2ビートクロール100m×4本、2ビートクロール50m×8本(2分14秒)、ほか400m

●メモ

  • 昨日気付いた方法で腰と尻に意識を置くと、脚はちゃんと浮いた。しかし、50mも行くと、意識はストロークに持って行かれた。前のめり感が足りなかったので、腰が少し落ちていたのかもしれない。タイムも昨日と変わらず25分で、ちょっと凹んだ。しかし、いくつか欠点が見つかったので収穫はあった。
  • 上級者の女性など静かに泳いでいる人の泳ぎを観察して気付いたが、自分の泳ぎは、息継ぎで顔を上げるタイミングが早過ぎる。また、脚が横ブレするので、息継ぎの時に身体の軸が曲がっていると思う。そこで、視線をできるだけ前方下方に固定して、入水した手を見てから頭の中心軸で頭を回転させるように注意して息継ぎをしたら、進みが良くなった実感はないが、身体の軸が固定された感じで、動作がスムーズになったと思う。過去にも顔を上げるタイミングを遅らせようとしたが定着にいたっておらず先が思いやられる。
  • もう一つの欠点は、L字にもっていくことを意識したプルのせいだと思うが、キャッチすべきポイントで水を撫でていて、パワーポイントでキャッチとアンカーを同時にしている状態になっているし、パワーポイントが前気味になって引く動作でアンカーをかけている。掻き出しのタイミングを早くしてキャッチし、プルの手が胸の前辺りでグライドと同期させ、伸びきるときに肘から先で払ってフィニッシュする。この方法が好感触だったので、明日はこれを試すことにしよう。
  • 泳ぎを変えたため左呼吸で首筋に力が入り呼吸がしにくくなったが、原因は左の肩をきちんと引けていなかったことなので、すぐに解決した。
  • 手の甲を前に投げ出すリカバリーをし、上腕の下の面と脇を良く伸ばす動作がフラットな姿勢に役立っていると思うので、これは定着させねば。
  • クロールなのに、なぜか、右脚の股関節を痛めてしまった。明日までに治っていればいいが・・・。


27日(土)
●メニュー

  • 2ビートクロール1000m×1本(24分30秒)、2ビートクロール100m×4本、2ビートクロール50m×12本、ほか500m

●メモ

  • 昨日の練習は営業終了時間まで。今日は営業開始時間からなので、12時間しか経っておらず、疲れが残っている。
  • 昨日反省したとおり、視線を前方下に固定し入水の手を見てから息継ぎの動作をすること、掻き出しで手首を軽く折りキャッチすることに気をつけて泳いだ。キャッチしてからプルをするので、1掻きでの進みが良くなり、ストロークのピッチを落とすことができたし、タイムも若干30秒であるが短縮できた。
  • 効率的なプル・プッシュを追求しているが、今日の到達点は、手首を軽く折ってキャッチし、前腕を立て(70度ぐらい?)、前腕を立てたまま、肘を脇腹にストレートに持ってくること。肘を脇腹に持ってくることで肩を引くことができるし、腕で掻く意識もあまりない。その割に上腕三頭筋が一番疲れる。肘を曲げた状態を維持するために力が入るのだろう。
  • ストロークを変更すると、いつも左呼吸の呼吸に支障が生じてしまう。以前発見して定着しなかった方法ではあるが、側頭部を水に委ね寝かせる感じにすると首に力が入らず、呼吸も楽になった。
  • ストロークのピッチをゆっくりにしたことで、手の甲を前に投げ出すリカバリーができなくなったので、指先から真っ正面に差し込むように入水し前に体重を乗せる。また、足腰にも意識が行くようになったので、尻を引き締めていれば、尻に時々水面の感触がある。
  • プッシュをするときに、グライドの方向を若干下気味にして、その方向に身体を進めるようにプッシュする意識を持つと、前のめり姿勢を維持できるみたいだが、体勢がちょっと苦しい。

28日(日)
●メニュー

  • 2ビートクロール1000m×1本(22分40秒)、2ビートクロール100m×10本、ほか100m

●メモ

  • 疲れがピークだったが、懸垂に似た肩のストレッチで、肩の筋肉が覚醒した。
  • グライドで肩を前に出した状態で、遠くで手首を軽く折ってキャッチし、まずは肩の力を使って水を掴み、プルでは重い水を逃がさないように急がず引き寄せ、引き寄せ始めたら脇の力、プッシュに移ると上腕三頭筋の力を使うイメージ。最後に払う動作はしていない。
  • ストロークのピッチが落ちる一方で、ヒト掻き当たりの進む長さが長くなった。
  • 掻いているときの手は、親指、人差し指、中指の3本指と親指の付け根で作る三角形で水を掴み離さない。
  • 右呼吸では、少し下目にグライドすると、しっかりと脚が浮いているが、左呼吸では、同じ動作をしても脚が極限まで浮かない。ただ、左腕の方が右腕よりも上手に掻けるので、左呼吸と右呼吸では、進む速さに違いはない。
  • 反呼吸側で急いで掻いてしまう癖が出たが、水を逃がさないよう、じっくりと押していけば修正できた。
  • 今後は、泳ぎ込みをして肩と腕の持久力をつけること、キックをきっちりと打つことが課題。

29日(月)
●メニュー

  • 2ビートクロール500m×2本、2ビートクロール100m×8本、2ビートクロール50m×4本、ほか600m

●メモ

  • 今日は1000m泳ぐのが心配だった。昨日の泳ぎの要領で、キャッチをしっかりとしてテンポを上げないように泳ぐが、どうもおかしい。300m辺りから辛くなり、500mで心が折れて立ち止まった。
  • 次の500mも調子が悪く、ペースが上がらない。ペースクロックは見にくい場所に置かれていたのでタイムを計らなかったが、多分、12~13分のペースだろう。
  • 次の100mも、100mと思えないぐらい辛い。ここまで来てようやく原因が分かった。キャッチを十分にしようとして、掻き出しが遅れてグライドとプッシュが同期せず、キャッチアップ的な泳ぎになっていた。プッシュとグライドを同期させると、途端に辛さがマシになった。
  • グライドとプッシュを同時に行うと、伸びる力をプッシュに活用できるし入力時間が短いので、効率的だと思う。一方、グライドとプッシュを同時に行わないと、両肩をカヤックのオールのように使えず、グライドで伸びてからプッシュするので入力が間延びして非効率だと思う。
  • 今まではプッシュの時は自然と息を止めて水面上に顔を上げてから息を吐いていたが、結構辛い泳ぎになったからか、プッシュの時も水中から水面上にかけて息を吐くことができるようになっていた。その時は、換気量が増えて苦しさが軽くなった感じがした。
  • 2000mを泳ぎ終えた後は、クロールと平泳ぎを25mごとに交互に泳いだところ、ようやく納得のいく泳ぎを取り戻すことができ、久々に滑るような感じで、薄く平たい泳ぎができた。
  • 薄く平たい泳ぎの主なポイントとしては、①手の指は少し開いたまま手首を軽く折ってキャッチ、②プルは前腕で水を引き寄せる意識、③プルの手が胸の前に来て肘が90度になると同時にグライドとプッシュを短時間で行い身体を進める、④プッシュ後に肩がきちんと引けている、⑤視線は真下でなく斜め下45度ぐらいで、背筋が伸びている、⑥軸がきちんと真っ直ぐ通っている、などかな。

30日(火)
●メニュー

  • 2ビートクロール100m×10~12本、2ビートクロール25mと平泳ぎ25mを交互で1000m、ほか100m

●メモ

  • キャッチをしっかりしてプッシュまで持っていくと腕の消耗が激しいので、最近のプッシュ重視の泳ぎをリセットすることにした。
  • プッシュの負担を軽くするため、プルを強めにしてプッシュはL字の腕全体で瞬間的にすることにしたが、この泳ぎは、中央大学の高橋監督が推奨するフラットスイムじゃないかな。
  • NHKの番組では長距離でもいけるようなことを言われていたので、しばらく、この泳ぎを追求してみよう。
  • 動作方法としては、①肩を入れてバレーボールを掴むようにキャッチし、②肘を高く維持し、③手の平はパーに近い形にして前腕でグイッと水を引きよせ、④肩と脇の力を使ってL字の腕全体で瞬間的にプッシュし、⑤腰の手前でフィニッシュする、といった感じ。
  • 課題としては、①肩を引く力を使って瞬間的に腕全体でプッシュするため、つられて身体の軸が曲がり、くねるような感じがすること、②水を引き寄せる動作のためか、上体が立ち気味となり、掻き続けないと脚が沈みそうになること、③左呼吸では、テンポを落としてもリラックスできず、楽に泳げないこと。
  • 今日の発見は、プルの時のハイエルボー。今までは、肘が落ちることが多く、これが原因で気道が圧迫されていた。ハイエルボーに気をつけたら、首の筋肉が弛緩し、息を吸う直前まで吐けるようになった。

31日(水)
●メニュー

  • 2ビートクロール200m×5本、(2ビートクロール50mと平泳ぎ25mを交互で300m)×2本、2ビートクロール25mと平泳ぎ25mを交互で800m)

●メモ

  • 昨日はクロールの立て直しの必要性に迫られ、ちょっとショックを受けたが、立て直しは、それほど苦労しなかった。
  • 昨日は、右のプッシュをした時に上体が立ってしまうので不思議に思っていたが、原因が分かった。プルとプッシュでできるだけ力まないように、指先の方向は自然体とし内向けていたが、これが悪かった。
  • 日中、机に手を乗せて力をかけてみて気付いたが、指先をプールの底に向けていれば、上体を沈める方向にプッシュすることはできるが、指先が内向いていると上体を立たせる方向にしかプッシュできないのだ。
  • そこで、キャッチからフィニッシュまで指先を下向けてストロークを行うと、上体が立つことはなかった。また一つ重要な発見をしたことになる。
  • 今日の泳ぎの感じは、①バレーボールを掴むようにキャッチし、②キャッチと同時に肘を外向けて外側に出し、③肘を高くキープして手を徐々に加速し、④みぞおちの前を通過した辺りで脱力し惰性で流す。⑤プッシュの時に肩を引き、ウェストの辺りでフィニッシュする時には肩が脱力している。⑥伸びるときは、胸と腕が一直線になるようにし、伸びる側の胸を水に乗せるイメージ。
  • プルからプッシュまで脇を大きく開けているので、プッシュの時は、L字にした腕全体で水を押せていると思う。また、両腕のストロークがうまく同期し、肩の両輪運動がテンポ良くできたが、軸が若干ぶれているような気もする。
  • 課題としては、入水時の左右にフラットな姿勢ができていない場合があること、前のめり姿勢が不十分なこと、左呼吸の泳ぎで力みが入ること、軸にブレがあること。


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