三連休の2日目。
当初は、土日で伊豆半島1周に出かけたいと思っていたが、あまりの暑さに行く気が起こらず、昨日は越中島プールに行った。

ひとつ目の目的地である鋸山林道までは、アプローチは長い。
奥多摩方面に行くときは、いつも甲州街道だが、飽きてきたので、新ルートとして青梅街道と五日市街道を試すことにする。
新宿から青梅街道に入るが、路面も良いし路肩も広いので走りやすい。
井草八幡宮の先の信号で止まったところ、この先からケヤキ並木が始まっていた。

また、この交差点には、ニューサイクリング誌で紹介されたことのあるフレンド商会の善福寺店が面している。7~8年前に、ドロヨケのスモールパーツを買いに来たことがあるので、少し懐かしい。
東伏見で五日市街道に入るつもりだったが、青梅街道が走りやすいもんだから、急に気が変わって新青梅街道経由にすることにした。
しかし、これが失敗。初めのうちは走りやすかったが、車線と路肩が狭くなり、自転車にとっては、すごく肩身が狭い。
しかも、追い打ちを掛けるように、西武新宿線を越える跨線橋では自転車は通らせてもらえず、仕方なく側道から誘導された道は、新青梅街道からどんどん離れていく。
ちょっと焦った。何とかうまくリカバリーできて新青梅街道に戻ることができた。
約45km地点でドリンクが尽きたところ、信号で止まったところが丁度ファミマだったので、補給することにする。
くそ暑く、全然面白くない道を2時間以上走ってきたので、ここでポカリスエットとスイカバーを補給。

アイスを食べたが、暑さのためか疲労が回復せず、25~27km/hぐらいでしか走れない。
東青梅の手前で、ようやく新青梅街道から離脱し、青梅駅の手前から青梅街道に合流する。
この辺りから、ようやく交通量が少なくなってきて、ようやく、サイクリングを楽しめるような状態になってきた。
とそこに、名物へそまんじゅうの店があり、お腹も空きかけていたので、ここで腹ごしらえしていく。

蒸し立ての、へそまん。

ホコホコで美味しかった。
この糖分が効いたのか、それとも、気温が少し下がったからか、ようやく調子が上がってきた。
どの辺りか良く憶えてないが、JRのアーチ橋に差し掛かったところで、後ろから電車が近づく音が聞こえてきたので、慌ててカメラを取り出す。
なんとか、間に合った。

時折、林の中を通る区間では、天然のクーラーだし、雰囲気もいい。

新青梅街道を走っていたときは、真夏のサイクリングは失敗だと後悔していたが、ここに来て、来て良かったと思えるようになっている。
奇跡的に、人工物が一切写らない多摩川の清流を写真に収めることができた。

白丸ダムにちょっと立ち寄っていく。湖面に山が映っていて、なかなかいける。

奥多摩駅を過ぎ、ようやく目的地に到着。

ここからは、静かな林道。この林道は、こちら側から上るのは、初めて。
風張林道の上半部のような坂(10%ぐらい?)が淡々と続く。
しばらく上ると、だんだん景色も開けてくる。

結構上り応えのある林道で、そろそろ水を補給したいなぁと思っていたら、ようやく格好の水場があった。

ほぼ湧き水という感じで、ためらいなく水を補給する。沢の規模からして、この辺だと思う。(中心マークの箇所)

肌が出ているところを沢水で流す。いや~、冷たくて気持ちいい!やっぱり、山はいいなぁ~。
水も、1リットル補給。今回のベストショット!!

対岸には、さっき上ってきた道。傾斜が立っているので、高さを稼ぐのも速い。

終わりの方は傾斜も落ちてきて、大ダワに到着。

標高が994m。6m足りない・・・。
さすがに、千メートル近くまで上ると、空気もヒンヤリしていて気持ちいい。
今日の昼ご飯は、さっき汲んだ沢水とおにぎり3個。

水がまだ冷えていて、美味しい!おにぎりも!!
檜原村に向けて下って行くが、曇っているので、やはり景色はイマイチ。

ここから少し下ると、森林の中に入り、ヒグラシの合唱。
カナカナカナというのがヒグラシの鳴き声だが、キュキュキュキュキュ、と聞こえる。
神戸岩(かのといわ)の裏側。

この辺は、まだ涼しいので、バーベキューしたり、川遊びをしたりする人が多く、楽しそう。
真っ暗なトンネルを越えると、路面もきれいになって、パンクの心配もなくなる。
さらに下ると、オートキャンプ場がいくつかあるが、三連休だけあって、満杯だ。この辺は、まだ涼しいので、夜は天然のクーラーで気持ちいいだろうな。
しかし、北秋川の本流まで来ると、モアッとした空気。現実に戻った気分。
ダウンヒルなので、汗を掻くことはないが、やっぱり暑いのは、しんどい。
セミも、ヒグラシから、ニイニイゼミの合唱に変わった。
戸倉の7-11は通過し、盆堀林道に向かう。
林道起点に到着。

確か7~8年前に来たときは、この辺りが未舗装だったが、全舗装されていた。
この川も川遊びの家族連れが多い。至る所に、乗用車が止められている。
淡々と上り、途中、沢を跨ぐところがたくさんあり、水場には困らないが、そろそろ傾斜が立ち始めたところで、休憩する。
今回の水場は小さい。棒きれで、蜘蛛の巣を取っ払って、水場に突入する。

が、低い位置の蜘蛛の巣しか取らなかったので、顔に蜘蛛の巣がまつわりついてしまった。
ここでも、肌の出ているところを水で流し、水をがぶ飲みする。
冷た~い!美味い!!
傾斜が立ってからは、10分ぐらい走っただろうか、そして、2つめの目的地、入山峠に到着。

食べるものもないので、ボトル一杯のポカリスエットを一気飲みし、八王子側に下って行く。
展望が開けたが、八王子方面は、さすがに霞んでいる。

伐採跡地。植林されていないが、これなら、そのうち森林に戻るだろう。

次の伐採跡地は、ちょっとヤバイかも・・・。表土が薄いのか、地肌が出ているところや崩れているところもある。

あとは、陣馬街道をひた走り、川原宿で高尾街道に右折し、高尾駅に向かう。
短いが急坂が何箇所かあり、2つ峠を越えた後は、結構堪える。
JR高尾駅の前のファミマで、ブラックコーヒーとジャスミンティーと三色団子を買い、京王高尾駅に向かうが、入口がわからず、行ったり来たり。
おかげで、アベレージが19.9km/hになってしまった。
ようやく駅に到着。

都営線の菊川まで輪行したが、外に出たら、夕立。
自転車が傷む・・・。
できるだけゆっくり走って、無事帰宅。
新青梅街道を走っている頃は後悔一杯だったが、サイクリングに出かけて良かった。
やっぱり、静かな林道はいいなぁ。
ただ、真夏のサイクリングは、往復輪行した方が良さそうだ。
走行距離:130.70km、タイム:8時間31分、AVE:19.9km/h、グロス:15.4km/h、獲得標高:1594m

にほんブログ村
当初は、土日で伊豆半島1周に出かけたいと思っていたが、あまりの暑さに行く気が起こらず、昨日は越中島プールに行った。
そこで、日帰りサイクリングで、ほどほどのコースに行くことにした。

ひとつ目の目的地である鋸山林道までは、アプローチは長い。
奥多摩方面に行くときは、いつも甲州街道だが、飽きてきたので、新ルートとして青梅街道と五日市街道を試すことにする。
新宿から青梅街道に入るが、路面も良いし路肩も広いので走りやすい。
井草八幡宮の先の信号で止まったところ、この先からケヤキ並木が始まっていた。

また、この交差点には、ニューサイクリング誌で紹介されたことのあるフレンド商会の善福寺店が面している。7~8年前に、ドロヨケのスモールパーツを買いに来たことがあるので、少し懐かしい。
東伏見で五日市街道に入るつもりだったが、青梅街道が走りやすいもんだから、急に気が変わって新青梅街道経由にすることにした。
しかし、これが失敗。初めのうちは走りやすかったが、車線と路肩が狭くなり、自転車にとっては、すごく肩身が狭い。
しかも、追い打ちを掛けるように、西武新宿線を越える跨線橋では自転車は通らせてもらえず、仕方なく側道から誘導された道は、新青梅街道からどんどん離れていく。
ちょっと焦った。何とかうまくリカバリーできて新青梅街道に戻ることができた。
約45km地点でドリンクが尽きたところ、信号で止まったところが丁度ファミマだったので、補給することにする。
くそ暑く、全然面白くない道を2時間以上走ってきたので、ここでポカリスエットとスイカバーを補給。

アイスを食べたが、暑さのためか疲労が回復せず、25~27km/hぐらいでしか走れない。
東青梅の手前で、ようやく新青梅街道から離脱し、青梅駅の手前から青梅街道に合流する。
この辺りから、ようやく交通量が少なくなってきて、ようやく、サイクリングを楽しめるような状態になってきた。
とそこに、名物へそまんじゅうの店があり、お腹も空きかけていたので、ここで腹ごしらえしていく。

蒸し立ての、へそまん。

ホコホコで美味しかった。
この糖分が効いたのか、それとも、気温が少し下がったからか、ようやく調子が上がってきた。
どの辺りか良く憶えてないが、JRのアーチ橋に差し掛かったところで、後ろから電車が近づく音が聞こえてきたので、慌ててカメラを取り出す。
なんとか、間に合った。

時折、林の中を通る区間では、天然のクーラーだし、雰囲気もいい。

新青梅街道を走っていたときは、真夏のサイクリングは失敗だと後悔していたが、ここに来て、来て良かったと思えるようになっている。
奇跡的に、人工物が一切写らない多摩川の清流を写真に収めることができた。

白丸ダムにちょっと立ち寄っていく。湖面に山が映っていて、なかなかいける。

奥多摩駅を過ぎ、ようやく目的地に到着。

ここからは、静かな林道。この林道は、こちら側から上るのは、初めて。
風張林道の上半部のような坂(10%ぐらい?)が淡々と続く。
しばらく上ると、だんだん景色も開けてくる。

結構上り応えのある林道で、そろそろ水を補給したいなぁと思っていたら、ようやく格好の水場があった。

ほぼ湧き水という感じで、ためらいなく水を補給する。沢の規模からして、この辺だと思う。(中心マークの箇所)

肌が出ているところを沢水で流す。いや~、冷たくて気持ちいい!やっぱり、山はいいなぁ~。
水も、1リットル補給。今回のベストショット!!

対岸には、さっき上ってきた道。傾斜が立っているので、高さを稼ぐのも速い。

終わりの方は傾斜も落ちてきて、大ダワに到着。

標高が994m。6m足りない・・・。
さすがに、千メートル近くまで上ると、空気もヒンヤリしていて気持ちいい。
今日の昼ご飯は、さっき汲んだ沢水とおにぎり3個。

水がまだ冷えていて、美味しい!おにぎりも!!
檜原村に向けて下って行くが、曇っているので、やはり景色はイマイチ。

ここから少し下ると、森林の中に入り、ヒグラシの合唱。
カナカナカナというのがヒグラシの鳴き声だが、キュキュキュキュキュ、と聞こえる。
神戸岩(かのといわ)の裏側。

この辺は、まだ涼しいので、バーベキューしたり、川遊びをしたりする人が多く、楽しそう。
真っ暗なトンネルを越えると、路面もきれいになって、パンクの心配もなくなる。
さらに下ると、オートキャンプ場がいくつかあるが、三連休だけあって、満杯だ。この辺は、まだ涼しいので、夜は天然のクーラーで気持ちいいだろうな。
しかし、北秋川の本流まで来ると、モアッとした空気。現実に戻った気分。
ダウンヒルなので、汗を掻くことはないが、やっぱり暑いのは、しんどい。
セミも、ヒグラシから、ニイニイゼミの合唱に変わった。
戸倉の7-11は通過し、盆堀林道に向かう。
林道起点に到着。

確か7~8年前に来たときは、この辺りが未舗装だったが、全舗装されていた。
この川も川遊びの家族連れが多い。至る所に、乗用車が止められている。
淡々と上り、途中、沢を跨ぐところがたくさんあり、水場には困らないが、そろそろ傾斜が立ち始めたところで、休憩する。
今回の水場は小さい。棒きれで、蜘蛛の巣を取っ払って、水場に突入する。

が、低い位置の蜘蛛の巣しか取らなかったので、顔に蜘蛛の巣がまつわりついてしまった。
ここでも、肌の出ているところを水で流し、水をがぶ飲みする。
冷た~い!美味い!!
傾斜が立ってからは、10分ぐらい走っただろうか、そして、2つめの目的地、入山峠に到着。

食べるものもないので、ボトル一杯のポカリスエットを一気飲みし、八王子側に下って行く。
展望が開けたが、八王子方面は、さすがに霞んでいる。

伐採跡地。植林されていないが、これなら、そのうち森林に戻るだろう。

次の伐採跡地は、ちょっとヤバイかも・・・。表土が薄いのか、地肌が出ているところや崩れているところもある。

あとは、陣馬街道をひた走り、川原宿で高尾街道に右折し、高尾駅に向かう。
短いが急坂が何箇所かあり、2つ峠を越えた後は、結構堪える。
JR高尾駅の前のファミマで、ブラックコーヒーとジャスミンティーと三色団子を買い、京王高尾駅に向かうが、入口がわからず、行ったり来たり。
おかげで、アベレージが19.9km/hになってしまった。
ようやく駅に到着。

都営線の菊川まで輪行したが、外に出たら、夕立。
自転車が傷む・・・。
できるだけゆっくり走って、無事帰宅。
新青梅街道を走っている頃は後悔一杯だったが、サイクリングに出かけて良かった。
やっぱり、静かな林道はいいなぁ。
ただ、真夏のサイクリングは、往復輪行した方が良さそうだ。
走行距離:130.70km、タイム:8時間31分、AVE:19.9km/h、グロス:15.4km/h、獲得標高:1594m

にほんブログ村
盆堀林道、初めて知りました。
そんな道があったんですね。
ぜひ今度走ってみたいと思います!