今日は、昨日の気づきをさらに磨くため、また右呼吸でもできるようになるため、プールに向かった。

しかし、プールに行ってみると、臨時の水泳教室が開催されていて、一般利用が制限され、フリースペースも往復コースも人が一杯。

この状況では、ドリルを満足にできないので、意を決してドリルなしで往復コースに入ることにした。

この時、往復コースは1レーンしかなく、7~8人泳いでいる数珠繋ぎ状態。

大丈夫か?

隙を見て、数珠の中に入る。しかし、後ろの泳者がピタリとついているみたいで、ターンするたびにプレッシャーが掛かる。

ドリルなしでのスタートだったので、掻いている割に進まない状態だったが、フレッシュな状態だったので、意外と距離を稼ぐことができ、300~400mは一気に泳ぐことができた。

その頃には、コース中の泳者の人数も減ってきたので、追いつかれたらエンドで譲ったりと、だいぶ泳ぎやすくなっている。

なお、1時間もすると水泳教室は終わり、往復コースが4本という大変恵まれた状態になったので、練習もやりやすくなった。

昨日の気づきをなかなか再現できなかったが、
  • 反呼吸側だけでなく、呼吸側の肩もしっかりと落とすこと(呼吸側の肩をしっかり落とし、かつ反呼吸側の肩をしっかり前に出さないと、反呼吸側のプル・プッシュをした時に軸が曲がってしまう。)
  • 肩を落としきった時に、肩の力が抜けているようにすること
  • 肩を落としきった時に、グライドの肩が前に出ていること
に改めて気づき、ようやく昨日の状態に戻った。

これで気をよくして、平泳ぎを挟んで休みつつ、50m単位で繰り返していると、ここで新たな開眼に至った。

多分、ストロークをいろいろと試行錯誤していた時に、リカバリーからの入水で、腕を真っ直ぐ伸ばすことができ、かつ伸ばした腕の肩がリラックスしていることに気付いたのだ。

これは・・・、と思い、どのような動作をしているのか自己分析したら、肩を前後に移動させる時、昨日の気づきの方法では広背筋を使っている意識があったが、今回の気づきの方法では、肩甲骨周辺の筋肉で肩甲骨を前後させている。

言い換えると、昨日は肩に意識を置いて肩のスライド運動をしていたが、今日は肩甲骨に意識を置いて肩甲骨を前後にスライド運動をさせている動作感がある。結果として肩が前後に移動しているのだ。

肩甲骨を意識して前後のスライド運動をしたことで、プルとプッシュの手の指先は真下を向けるようになった。

ここで気をつけることは、しっかりと水を掴んだまま、真っ直ぐに引こうとすると腕や肩に負担が掛かるので、手の平と前腕の面を真っ直ぐにせず、若干手首を返し指の間も開き気味にして、水を少し逃がすようにしている。

それでも、手の平や前腕に水が当たっている感じがするので、ちゃんと進んでいる。

まとめると、
  • 肩甲骨に意識を置き肩甲骨を前後に動かすことで、結果として肩を前後させている。
  • 腕を前に伸ばした時(肩甲骨を前に出した時)は、肩がリラックスしている。
  • プッシュを終えた時、プッシュの肩の力が抜けて肩がしっかりと落ちている。
  • プッシュを終えた時、ちょうどグライドで伸びきった時に一致している。
  • プッシュは、肘と前腕に意識を置き、水の当たりを感じながら手首を少し返し気味にする。
左呼吸はだいぶ癖付けできているが、これからは右呼吸も頑張らないといけない。


にほんブログ村 その他スポーツブログ 水泳へ
にほんブログ村