今日は、良いサイクリングだった。それに尽きる。
天気も良かったし、季候も良かったし、1人でサイクリングに出かけて知らない人とこんなに会話したのは初めてだし。
今日のコースも、風張林道。このルート、気に入った。
最近は自転車ブームなので、奥多摩周遊道路からの風張峠はサイクリストが多くて尻込みしてしまう。
しかし、風張林道は、人も車も少ないし、景色もいいし、ギリギリ上れるぐらいの強度だし、いいことばかり。

出発は、午前6時15分。甲州街道、新奥多摩街道、睦橋通りとつないで、いつものミニストップで休憩する。
菓子パン2つとコーヒー牛乳で、約1,000キロカロリーを補給する。
五日市で3人グループに抜かれたが、一番後ろがセーラームーンみたいな長い髪の女性だったので、少し空けてついていくことにした。
戸倉の7-11の先の短い急坂で、脚が余っていたので3人グループを追い抜かしたが、これが失敗だった。
その後、すぐ後ろに付かれたみたいで、先頭を引くことになる。
檜原村役場まで引っ張ったが、しんどいので、秋川の写真を撮ることにして、無言で先行してもらった。
北秋川に入ってすぐ、有名な豆腐屋さんに寄っていくことにする。

到着は午前10時。卯の花ドーナツを注文すると、10時半から揚げ始めるとのことなので、仕方なく、揚げたての薄揚げを頂くことにする。

塩を少し振って食べたら、香ばしくて美味しい。薄揚げは脇役なので、単品で食べることはそうそうないが、こういう食べ方もあるんだな。
今日は、本当にサイクリング日和。

風張林道に備えて、いつもの水場で、湧き水を補給していく。

北秋川は、結構石垣が多い。ここの石垣は、苔なのか、シダなのか、緑で覆われていて、なかなか感じがいい。

そして、藤倉の分岐に到着。

いつもは、風張林道の起点をTTのスタート地点にしていたが、少しハードルを上げて、今回からは、ここをスタート地点にすることにした。
標高は約500mなので、ここから650mぐらい上ることになる。
風張林道に入ってから1つめと2つめの大カーブの間で、MTBの3人グループに会ったので、通り過ぎる短時間で、挨拶がてら少し会話した。「すごいきついね~」、みたいな。
その後も順調に標高を稼ぎ、きのこセンターの手前の急坂もクリアしたところで、放し飼いの老犬に吠えられる。なかなか微笑ましい。
途中で腰が痙攣しそうになったけど、なんとか足つき無しで、風張峠駐車場にゴール。

タイムは、藤倉分岐から52分56秒、風張林道起点から39分45秒。前回よりもタイムがいいので、すごく満足。
ここで、ボーッとしていたら、若者に声を掛けられた。「ここが、一番高いどころですかね~」と。
自分はいつも仏頂面で話しかけられることは少ないので、ちょっと嬉しくなって、一番高いと書かれた標識を教えてあげたら、友達と記念撮影をしていた。ちょっとは人のためになったかな。
ここからは、下り。南秋川方面に向かう。
都民の森駐車場の前で、お気に入りの風景。

旧料金所の先の水場で水を補給して、走り出したら、すごい藤の木を発見。すごい見事。

数馬温泉のちょっと先の分岐で左折する。

ここからは、林道入間白岩線。脚力はだいぶ消耗していたが、上りはそれほど長くないので大丈夫だろう。
ここも風張林道と同様、静かで景色がいいのでお気に入りだ。
見晴らしポイントで昼食をすることにする。

昼ご飯は、おにぎり。外で食べるご飯は、やはり格別だ。

すごい急斜面に作られた畑。自家用だろうけど、こんな畑だと作業は大変だなぁ。

またまた、ビューポイント。三頭山かな。

ここから大して上ることなく、峠に到着。

峠からしばらくは、舗装路。景色もいいしルンルン気分。
と、そこに、正面に風張林道が現れた。おお~っ、あそこを上ったんだ。自己満足に浸る。つくづく、いいルート設定だなぁと、1人悦に入る。


やがて、舗装路は途切れ、ダートが現れた。

出だしは大して荒れていないが、途中から、結構荒れた道に変わる。
尖った石を踏まないよう祈る気持ちで慎重に下ったが、ダメだった。
いきなり、プシューといって、タイヤがぺったんこになった。
スペアタイヤをダメにするといけないので、舗装路のところまで歩いていく。数100mなので、大したことはない。
舗装路に出たところでタイヤ交換。パンクの原因は、サイドカットだった。

おろし立てのタイヤなのに、残念!
スペアタイヤは、前回のサイクリングの準備中にバルブの先っぽを折ってしまったタイヤ。

教えてもらったとおり、先がなくても大丈夫だ。
でも、あくまで応急用なので、当初八王子まで走る予定だったが、ここで、目的地を武蔵五日市に変更する。
タイヤ交換をしていると、大きなカメラをもった2人組の方に話しかけられ、ここでも少し会話する。チューブラーのタイヤ交換が物珍しくて声を掛けられたのかな。
今回活躍したのが、この手袋。ホームセンターコーナンで買った、薄手のビニールが張られた手袋。今回から携行することにしたが、リムセメントを塗ったりタイヤをはめたりするのに、すごく都合がいい。

手袋は、今までは伸びる軍手を携行していたが、これだとリムセメントを指先で延ばせない。その点、この手袋は手にフィットするし、手にセメントが付かなくて都合がいい。
猛虎参號さんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
舗装路に出て間もなく、風張林道起点に到着。

これで安心。もうパンクすることはないだろう。
ここからは、来た道と同じ。来るときに立ち止まった水場で補給するため立ち止まると先客が居た。
こちらはボトル1本なので、こころよく順番を譲っていただけた。
ここでも、話しかけられる。「この道はどこまで行けますか?」と。
「奥多摩周遊道路に出ることができますよ。自転車だけですが。」と、誇らしげに答えてしまった。
少し話してみたら、江東区同士ということで、少し打ち解けることができたと思う。
さて、五日市に向け淡々と走っていると、ふと、いいアイデアが思い浮かんだ。
あの豆腐屋さんの前を通るので、今度こそ、卯の花ドーナツを食べようと。
先客がいたが、みなさん、卯の花ドーナツをどっさり買っている。少し心配になったが、無事ゲット!
今回は、卯の花ドーナツ90円と濃厚豆乳100円。

もちろん、美味しかった。今度来るときは、お皿を用意して、お豆腐を食べていくかな。
檜原街道は、いつも上りだが、たまに下りで通ると新鮮。渓谷美に癒される。

武蔵五日市の駅に無事到着し、電車の人となる。
風張林道、気に入った。これからも通うことになるだろう。
走行距離:122.28km、タイム:8時間21分、AVE:20.0km/h、グロス:14.6km/h、獲得標高:1562m

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天気も良かったし、季候も良かったし、1人でサイクリングに出かけて知らない人とこんなに会話したのは初めてだし。
今日のコースも、風張林道。このルート、気に入った。
最近は自転車ブームなので、奥多摩周遊道路からの風張峠はサイクリストが多くて尻込みしてしまう。
しかし、風張林道は、人も車も少ないし、景色もいいし、ギリギリ上れるぐらいの強度だし、いいことばかり。
ということで、今回のコース。

出発は、午前6時15分。甲州街道、新奥多摩街道、睦橋通りとつないで、いつものミニストップで休憩する。
菓子パン2つとコーヒー牛乳で、約1,000キロカロリーを補給する。
五日市で3人グループに抜かれたが、一番後ろがセーラームーンみたいな長い髪の女性だったので、少し空けてついていくことにした。
戸倉の7-11の先の短い急坂で、脚が余っていたので3人グループを追い抜かしたが、これが失敗だった。
その後、すぐ後ろに付かれたみたいで、先頭を引くことになる。
檜原村役場まで引っ張ったが、しんどいので、秋川の写真を撮ることにして、無言で先行してもらった。
北秋川に入ってすぐ、有名な豆腐屋さんに寄っていくことにする。

到着は午前10時。卯の花ドーナツを注文すると、10時半から揚げ始めるとのことなので、仕方なく、揚げたての薄揚げを頂くことにする。

塩を少し振って食べたら、香ばしくて美味しい。薄揚げは脇役なので、単品で食べることはそうそうないが、こういう食べ方もあるんだな。
今日は、本当にサイクリング日和。

風張林道に備えて、いつもの水場で、湧き水を補給していく。

北秋川は、結構石垣が多い。ここの石垣は、苔なのか、シダなのか、緑で覆われていて、なかなか感じがいい。

そして、藤倉の分岐に到着。

いつもは、風張林道の起点をTTのスタート地点にしていたが、少しハードルを上げて、今回からは、ここをスタート地点にすることにした。
標高は約500mなので、ここから650mぐらい上ることになる。
風張林道に入ってから1つめと2つめの大カーブの間で、MTBの3人グループに会ったので、通り過ぎる短時間で、挨拶がてら少し会話した。「すごいきついね~」、みたいな。
その後も順調に標高を稼ぎ、きのこセンターの手前の急坂もクリアしたところで、放し飼いの老犬に吠えられる。なかなか微笑ましい。
途中で腰が痙攣しそうになったけど、なんとか足つき無しで、風張峠駐車場にゴール。

タイムは、藤倉分岐から52分56秒、風張林道起点から39分45秒。前回よりもタイムがいいので、すごく満足。
ここで、ボーッとしていたら、若者に声を掛けられた。「ここが、一番高いどころですかね~」と。
自分はいつも仏頂面で話しかけられることは少ないので、ちょっと嬉しくなって、一番高いと書かれた標識を教えてあげたら、友達と記念撮影をしていた。ちょっとは人のためになったかな。
ここからは、下り。南秋川方面に向かう。
都民の森駐車場の前で、お気に入りの風景。

旧料金所の先の水場で水を補給して、走り出したら、すごい藤の木を発見。すごい見事。

数馬温泉のちょっと先の分岐で左折する。

ここからは、林道入間白岩線。脚力はだいぶ消耗していたが、上りはそれほど長くないので大丈夫だろう。
ここも風張林道と同様、静かで景色がいいのでお気に入りだ。
見晴らしポイントで昼食をすることにする。

昼ご飯は、おにぎり。外で食べるご飯は、やはり格別だ。

すごい急斜面に作られた畑。自家用だろうけど、こんな畑だと作業は大変だなぁ。

またまた、ビューポイント。三頭山かな。

ここから大して上ることなく、峠に到着。

峠からしばらくは、舗装路。景色もいいしルンルン気分。
と、そこに、正面に風張林道が現れた。おお~っ、あそこを上ったんだ。自己満足に浸る。つくづく、いいルート設定だなぁと、1人悦に入る。


やがて、舗装路は途切れ、ダートが現れた。

出だしは大して荒れていないが、途中から、結構荒れた道に変わる。
尖った石を踏まないよう祈る気持ちで慎重に下ったが、ダメだった。
いきなり、プシューといって、タイヤがぺったんこになった。
スペアタイヤをダメにするといけないので、舗装路のところまで歩いていく。数100mなので、大したことはない。
舗装路に出たところでタイヤ交換。パンクの原因は、サイドカットだった。

おろし立てのタイヤなのに、残念!
スペアタイヤは、前回のサイクリングの準備中にバルブの先っぽを折ってしまったタイヤ。

教えてもらったとおり、先がなくても大丈夫だ。
でも、あくまで応急用なので、当初八王子まで走る予定だったが、ここで、目的地を武蔵五日市に変更する。
タイヤ交換をしていると、大きなカメラをもった2人組の方に話しかけられ、ここでも少し会話する。チューブラーのタイヤ交換が物珍しくて声を掛けられたのかな。
今回活躍したのが、この手袋。ホームセンターコーナンで買った、薄手のビニールが張られた手袋。今回から携行することにしたが、リムセメントを塗ったりタイヤをはめたりするのに、すごく都合がいい。

手袋は、今までは伸びる軍手を携行していたが、これだとリムセメントを指先で延ばせない。その点、この手袋は手にフィットするし、手にセメントが付かなくて都合がいい。
猛虎参號さんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
舗装路に出て間もなく、風張林道起点に到着。

これで安心。もうパンクすることはないだろう。
ここからは、来た道と同じ。来るときに立ち止まった水場で補給するため立ち止まると先客が居た。
こちらはボトル1本なので、こころよく順番を譲っていただけた。
ここでも、話しかけられる。「この道はどこまで行けますか?」と。
「奥多摩周遊道路に出ることができますよ。自転車だけですが。」と、誇らしげに答えてしまった。
少し話してみたら、江東区同士ということで、少し打ち解けることができたと思う。
さて、五日市に向け淡々と走っていると、ふと、いいアイデアが思い浮かんだ。
あの豆腐屋さんの前を通るので、今度こそ、卯の花ドーナツを食べようと。
先客がいたが、みなさん、卯の花ドーナツをどっさり買っている。少し心配になったが、無事ゲット!
今回は、卯の花ドーナツ90円と濃厚豆乳100円。

もちろん、美味しかった。今度来るときは、お皿を用意して、お豆腐を食べていくかな。
檜原街道は、いつも上りだが、たまに下りで通ると新鮮。渓谷美に癒される。

武蔵五日市の駅に無事到着し、電車の人となる。
風張林道、気に入った。これからも通うことになるだろう。
走行距離:122.28km、タイム:8時間21分、AVE:20.0km/h、グロス:14.6km/h、獲得標高:1562m

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大満足のサイクリングだったようですね。
大都会から、自転車でもこんな素晴らしいところに行けるんですねえ。
色んな人との出会いも単独走行の面白いところです。
仲間とつるんで走ってたら中々そんな経験できないですよね。
私にはちょっときつそうな坂で単独だったら、ちょっと休んで行こうかな…
なんて弱気の虫も出そうな感じです。
そんな自由度も単独の楽しみ(^-^)