最近は、キックのドリルの効果なのか、泳ぎがだいぶ変わってきた。

多分、森隆弘塾で教えられている泳法に近いと思う。


1軸泳法なのか、2軸泳法なのか、分からないが、ローリング時にグワンと加速する感じが心地良い。

以下、備忘録。

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●姿勢

両脚の内転筋を常に寄せて揃える意識を持つ(身体真っ直ぐ、蹴り幅小さく、脚が浮きやすく、が自然とでき水の抵抗が小さくなる)。尻を引き締めた状態を維持する(結果として蹴り幅が小さくなる)。

・腰の真っ直ぐ(腰椎の反りをとること)は、腹筋を脱力し、体幹の筋肉で維持する。

・伸ばす腕、胴体、蹴り上げの脚が一直線になるよう意識する。

・両肩が作るラインは、常に真っ直ぐを維持する。とくにローリングを行っているとき(グライドとプルプッシュのタイミングを合わせることが必要)。


・頭は後頭部以外を水没させ、あごは引かず、真下を見る。

・ストロークの動作は、キャッチ、プル、リカバリーを通じて、肩の力を抜き、肩甲骨から軽く大きく回す。

・ローリングは腰の位置を常に意識し、左右バランス良く腰でローリングする。とくに、右呼吸で左プルの時、腰のローリングが戻りにくいことに注意。



●キャッチとプル

・キャッチの動作は、伸びきって一呼吸(1秒くらい)おいたところで手首を折って水を引っかける。

・プルは、
肩の力を抜き、脇に水圧を感じながら脇を閉じる力で始動する。

・脇を閉じ始めてから、肘を軽く外旋しつつ軽く曲げ、腕を回し始めたら肩の力をフッと抜く水をキャッチする

プルの手は、キャッチ後の肘を曲げた形首の下)は、リカバリーの手が入水する瞬間(ローリングを開始する時)顔の下を通過するできているようにする(ローリングの力をグライドの腕に乗せるには、このタイミングが必要。これにより両肩のラインを真っ直ぐに維持できる。)

・プルの時の手先の方向は自然体とし、手首を返さず手の平に水が当っている状態を維持することに注力する。

・プルの腕の回しは、肩の力を抜き肩甲骨周辺の筋肉で軽く大きく回す。決して力んで掻こうとしない。


・プルの手が肩の下を通るときに、脇腹を水面に持ち上げる感じでグイッと腰をローリングさせる。

・ローリングとグライドによりプルの肩と腕が引っ張られ、自動的にアンカーが掛かりプッシュしている。

・アンカーが掛かると同時に、肩甲骨と脇を前に出す感じで前に乗り込んでいく。

・ローリングするときは、全身が真っ直ぐになるよう、足先の位置に注意する。

・ローリングの動作を終えたとき、なで肩となってり、プルの手が腰にタッチしている。


●リカバリー

・手が水面上に出たら、肘をクイッと外旋して親指を前向け、手を直線的に入水ポイントまで持っていく。

・肩甲骨から大きく回し、入水の瞬間まで脇が水面上に出ているようにする。

・リカバリーの入水地点・方向は首と肩の間の延長線上とする(肩の延長線上とすると肩の力を抜けない。)。


・リカバリーの手は後頭部の直上を通過して水に差し込む(前に体重を乗せやすい。上手く乗るとスーッと進む。手の衝突も避けられる。)。


●グライド

・肩甲骨と脇を前に出し、肘を脱力したまま腕を伸ばようにする(肩甲骨を前に出すと、広背筋が引っ張られ、尻が持ち上がる感じがする。)。

・腕を伸ばす方向は、水平を意識するが、背中が反らないよう若干下向きとする。

・リカバリーの手が中心軸に向かわないよう若干外向きに腕を伸ばし、同じ側の脚を腰から軽く反らせる(結果として身体が真っ直ぐとなる。なお、腕が中心軸に入ると蛇行する。)。


●息継ぎ

・頭頂部に軸が通っている意識を持ち、軸を持ち上げず、顔を横向ける。

呼気排気は水中から水面にかけて行い、吸気は腹筋を脱力して行う。

・プルの手が顔の下を通過してから、顔を横向け始める。


・息継ぎをするときは、側頭部を伸ばした腕にもたせかける感じにすると、上体が立たない。


●キック

・入水とキックのタイミングを合わせる。

・足首を脱力し、ヒザを振って足先に力を伝える。

・蹴り下げ時に足首をスナップさせる。右脚のキックでヒザを必要以上に曲げてしまうので注意。

・蹴り上げは、太腿の裏を持ち上げ後ろに引っ張り伸ばす感じ。


●ドリル

・板なしキックでは、背中の脱力と前後にフラットな姿勢を身体にしみ込ませる効果があると思う。

・片手クロールでは、脇を閉じる動作で始動し、手がの下を通るときに腰をローリングさせると同時に、肩甲骨と脇を前に出す。また、頭の軸を動かさないで息継ぎをする。

・サイドキックは、ローリング時の身体真っ直ぐを習慣づけるために行い、脇を開いて腕を真っ直ぐ前に伸ばし、逆腕の肩をなで肩にすること、両足とも足首より先でうちわを扇ぐようにしっかりとキックすることがポイント(腕をしっかり伸ばさないと顔が水没して息継ぎができない。)。



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